カテゴリー別アーカイブ: 手芸

バッグの作り方イラストも、一冊一冊ていねいに

私事ではありますが、去年の春に実家から独り立ちしてそろそろ一年が経ちます。
引っ越し先近くのスーパーが二軒ともレジ袋有料店なので、財布の中身と地球環境のため、男一人暮らしながら最近は常にマイバックを持ち歩いております。

このバッグ、引っ越しの際に入手したイケアの買い物袋なのですが、丈夫・大容量かつちょっとおしゃれなデザインでなかなか気に入っております。
(やっぱり家具用の袋ですので、会社帰りに納豆一つだけ買った時とか無駄にかさばります…。)

さてさて、バッグというと結構個性の出るおしゃれアイテムですが、そこで意外と重要なのが持ち手ではないでしょうか。
革製やエナメル製、様々な持ち手がありますが、その“持ち手”に着目したユニークな本が出ました。
日本ヴォーグ社様から発刊の『持ち手を楽しむバッグ』です。

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作例ごとにそれぞれ素材も形も違う持ち手のバッグの作り方が紹介されていて、どれも個性的なデザイン。
バッグの作り方を紹介した手芸本は数ありますが、この本を見れば他とちょっと差のついたバッグを作れるかも知れませんね!

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ウエイドでは作り方イラストのトレース・作図を担当いたしました。
今回は作例のバッグ一つ一つが個性的な持ち手のものばかりなので、構造がわかりやすい簡潔な図という作り方図の製作原則を守りつつ、ちゃんと持ち手の特徴が出るよう気をつけました。

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作り方のイラストにおいて、「分かりやすい」は絶対的な正義ですが、それぞれの手芸本には個性があります。
一口に「分かりやすい」と言っても、その本ごとに違った「分かりやすさ」や「見やすさ」があるのではないでしょうか。

そんな手芸本ごとの個性に毎回丁寧に向き合っていきたいと、我々ウエイド手芸制作部は思っている次第でございます。

TIGQFトゥーサウザントセブンティーン!

どーも!どーもどーも!ウエイドスタッフ、イラストレーター関和之です。

早いもので2017年の1月が終わろうとしていますね!
あと11カ月で今年も終わりですね。
みなさんは2017年をどうお過ごしでしょうか?

僕?僕ですか?
僕は正月に蓄えた脂肪がお腹周りにポッコリきてるので、生活に腹筋ローラーを取り入れました。
そういえばウエイドのスタッフMくんはデスクワークなのに腹筋が8つに割れております。いつかこのブログ、もしくは茶柱ブログで披露する日がくるかもしれませんね。

披露といえば、全国津々浦々の手芸作家さんや手芸メーカーさんが一堂に集い、各々の作品やら商品やらを披露する年に1度のビッグイベント
第16回東京国際キルトフェスティバル』!

この催し物に先ほどの腹筋マッスルMくんと行ってきました。
その模様を今回はお届けってことで!
会場はビッグエッグこと東京ドーム

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英語だと『TOKYO International Great Quilt Festival 2017』っていうのね。
(Greatってところがミソね。)

ここ3年くらい毎年訪れてますが、今年の来場者数は例年より多い気がするーっ!!
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4日目にしてこの人だかり!!!!!
実際ブースのあるグラウンド部分に降り立つとなんだか息が苦しい…
酸素が薄い気がする…(錯覚)

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ライトスタンド上段のチョーさんも見守る…
セコムしてますか?と。

色々権利上の問題とかありましょうから、写真ではお見せできませんが
各ブースともマダム達で賑わっておりました。
弊社が携わった書籍もあちらこちらでみかけましたよーっ!

去年は企画展示は斉藤謠子先生の「ピーターラビットの世界」でしたが、
今年は鷲沢玲子先生の「オズの魔法使い」!

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他にも絵本きると「レオ・レオニの世界」だったり、前述の斉藤謠子先生の
「斉藤謠子の全仕事〜北欧に魅せられて〜」だったりと企画展示も盛りだくさん!
極めつけは第一回から行われている「日本キルト大賞」の展示ですね!
今回の大賞は柳澤時子(島根県)さんの「牡丹」でした。
白色をベースに圧倒的な描写力!キルトってここまで表現できるんだ!

…と、まぁ外は北風吹きすさぶ冬空でしたが、会場の熱気はボルケーノ!
さすがのMくんもあまりの雰囲気に目を回しておりました。
(腹筋が8つに割れてるのに!)

端から見ても大盛況とわかる今回のキルトフェスティバル!
来年もきっと開催するでしょうから、そのときは腹筋を17個くらいに割ったMくんを連れて行きたいと思います。

ひと目ひと目、丁寧に。『下田直子の手芸術』をお手伝いしました

刺繍や手芸を趣味だったりお仕事にされている方なら、
手芸作家の下田直子先生のお名前をご存じの方も多いのではないでしょうか?

長年、手芸作家として活躍し続けている下田直子先生。
2014年、京都を皮切りに初の回顧展『下田直子 ハンドクラフト展』が開催され、大盛況の波を受け、2016年には三越本店や博多阪急でも同展が開催されました。
下田先生が創作してきた中から厳選された展示は非常に多種多様で、どれも美しく愛らしく、広く深い知識と創造性が両立した作品の質と量に圧倒されるものでした。

そんな下田先生が、培われてきた技法や道具などを、思い出とともに語った一冊が発行されました。
こちらは本としての集大成と言えるのではないでしょうか。

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下田直子の手芸術』(筑摩書房
手芸術というタイトルですが、単に編み方や技法が載っているわけではありません。
下田先生が作業時に気をつけている点や、ちょっとしたコツやヒントが先生自身の文章とともに綴られています。
日々の生活の中でみたもの、感じたことを作品に活かしているそうです。

紹介している作品の作り方はポイントのみ押さえた書き方になっているので、難易度は中・上級者向けです。まるで先生のアトリエやニットカフェで、手を動かしたりお茶をいただきながら、お話を聞いているような気分になれる本です。

中には手芸用品ではない意外な道具を使った方法も載っており、「そんな使い方や工夫があったのか!」と気づかされます。

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載っている作品をそのまま作るための本というより、作品や言葉に凝縮されたエッセンスを読み取って、自分の作品にその考え方や技法を応用するためのアイデアやヒントが詰まっているように思います。

ウエイドでは、編み図・刺しゅう図案のトレースや作り方図の作成をお手伝いさせていただきました。
バリエーションに富んだ様々な技法があるため、それぞれにあった表現方法を編集の方と相談しながら、作図を進めました。

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刺しゅう図案の中には、あえて手描きのタッチを活かし、あえてそのまま掲載しているものもあります。
やさしくあたたかみのある図案は、実際につくらずとも眺めているだけでとてもほっこりしますよ。

昨年秋にはアトリエの風景や、テキスタイル素材などの写真をまとめた写真集も発行されています。

作品だけでなく、きっと先生ご自身の考えや生き方が人を惹きつけているんですね。
好きだから仕事として続けてこれた、という下田先生のお言葉には胸を打たれました。

「見える範囲に材料や使うものを置いておきたい」というのもすごくわかります。

私の場合は気づくと周りが物だらけになってしまっていますが…。

手芸書大手日本ヴォーグ社5冊紹介!ヒットの影にWADEあり!?

気づけばもう年の瀬ですね。
そう、もうすぐ新年です。

そんな時期にこじつける訳ではないですが、今回の業務実績紹介は豪華詰め合わせ福袋。
日本ヴォーグ社さん特集と題しまして、『手作り手帖』、『ホームソーイング部門テキスト』、『基礎からはじめる ペーパークイリング』(多香山みれ 著)、『毎日持ちたいパッチワークバッグ 楽しく作ってね。』(秋田景子 著)、『モールの動物達』(国本雅之 著)の5冊を、どーんとまとめてご紹介!

まずは各本について軽くご説明を、(本当は一つ一つ丁寧にご紹介したかったのですが…。)

☆『手作り手帖は暮らしを豊かに美しく彩る‟手仕事”を毎号特集していて、上質な手芸作品がぎっしり詰った雑誌です。少し上級者向けかもしれません。

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☆『ホームソーイング部門テキスト』ヴォーグ学園で資格を取得して手芸の先生を目指す方のためのテキストです。
この本でしっかり勉強して将来有名になったあかつきには、ぜひウエイドに手芸本制作のご依頼を…!

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☆『基礎からはじめる ペーパークイリングはカラフルなテープをくるくる巻いてパーツを作り模様を描く、ペーパークイリングの作り方本。
立体のオブジェの他に、バースデーやクリスマスに送るカードも作れます。
初心者でも楽しめる魅力的な一冊です。

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☆『毎日持ちたいパッチワークバッグ 楽しく作ってね。
この本で紹介しているバッグは、本体やまちをパーツごとに作り巻きかがって仕立てるので、仕立て方がかんたんです。
キレイに仕上げるコツや、バッグ作りを得意とする著者さんの魅力がたっぷり詰っていて内容的にも盛りだくさんです。

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☆『モールの動物達は、ふわふわのモールを曲げたりねじったりして、3~5cmほどの小さな動物が作れます。でき上がった動物たちは、ちょこんと飾るととってもキュート。
猫に柴犬、ペンギンやパンダなどなど、作品は細かいですが作り方を丁寧に解説しているので安心です。

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担当した作業はそれぞれで多岐に渡りますが、主に作り方イラストのトレースやレイアウトデザイン、DTPなどです。

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日本ヴォーグ社さんとは長いおつきあいをさせて頂いているので、イラストや型紙のトレースをする際には、担当の編集者さんからの「前回はこうだったので、今回はもっとこうしたい。」のような細かいフォーマットの修正に対応しますし、ときには新しいフォーマットのご提案などもいたします。

また、今回のようにいくつかのお仕事を同時に頂く事もしばしば。
実を申せば、今回ブログでご紹介したい本が重なったのも、別に紹介するのをもったいぶっていた訳ではなく、たまたま発行時期が近かったので、それならまとめてご紹介してしまおうというわけです。

ウエイド手芸制作部はますます層が厚くなって、手芸関係のお仕事をいくつも同時にお受けする事が可能になっているという事なんですね。

という訳で、みなさまも今後ともどうか遠慮などなさらずに。
どしどしお仕事のご依頼お待ちしております。

冬の例大祭「コミックマーケット」に向かって!?『COSPLAY MODE』でコスプレ準備!

年末は、クリスマスや忘年会、大晦日と何かとイベントごとが続きますが、オタクな趣味の方々にとっては恒例のビッグイベント、「コミックマーケット」の季節でもあります。
今年も12月29日(木)~31日(土)に 東京ビッグサイトで開催です。

国内最大(=世界最大)規模のこのイベントは、その集客数から近年はニュースでも会場の様子が流れ、認知度も高くなってますよね。
同人誌即売会を中心とするイベントですから、「うすい本(同人誌)」を目当てに参加する方が多いかと思いますが、最近ではコスプレが目的という方も増えているようです。

そんな「レイヤーさん(コスプレをする人)」達のバイブル 『COSPLAY MODE(コスプレイモード)』(シムサムメディア)のいくつかの記事のレイアウトデザインを、毎号ウエイドが担当しています。

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『COSPLAY MODE』はマンガやアニメに登場する 各キャラクターに合わせたメイクの仕方や、衣装・小道具の作り方を中心に コスプレに関する様々な情報が掲載されています。
これからコスプレを始めたい人にもコスプレの楽しさが伝わるように、毎号、版元さんの意向を踏まえつつ、読者により楽しさの伝えるにはどうしたらいいのかを考え、見ているだけでもワクワクするような紙面作りを心がけています。

デザインがメインですが、図版制作などを行っているページもあります。

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コスプレに興味がある方や、コスプレに関する情報をお探しの方は、是非一読してみてください。
今では既製品の衣装も増えて気軽に始められる趣味となったコスプレですが、この雑誌を読めば、服作り・小物作り・メイク・ポージング・写真撮影技術などなど、とても奥深い総合芸術でもあることが判るはず。

「みる」だけではない皆さんの「なりたい」願望がきっと叶うのではないでしょうか。

親子で作って欲しい!ポンポンの作り方イラストシェア業界1位のウエイドです。

ポンポン作ってますか?
今回の業務実績紹介は、大人気のポンポン本。
『ポンポンで作る かわいいアニマル歳時記』(発行:アップルミンツ、発売:朝日新聞出版)のご紹介。

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クマにペンギン、イヌ、ネコ、パンダなどかわいい動物を中心にした、ポンポンマスコットの作品集です。動物たちをお正月やひな祭り、ハロウィンにクリスマスのような1年の行事にからめて紹介しています。
季節ごとに作って飾り付けていったら、次はどんなポンポンかな?と見る人も楽しみにしてくれそうです。
そのまま飾るのもよし、ヘアゴムしにたりブローチにしたりと、作ってたのしく飾ってかわゆい。そんな本になっております。

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手作りのポンポン手芸は、2月に発売されたtrikotriさんの『動物ぽんぽん』のヒットで大ブームとなっています。
(詳しくは→もふもふ手触り「動物ぽんぽん」
一つの大ヒットが刺激となって、複数の本が発行されてと、一つのジャンルとして定着していきそうな気配です。
今後もますますもり上がって欲しいですよね。

ウエイドでは、今回も巻き絵と作り方イラストを担当させていただきましたが、前回の本でポンポンの作り方に理解が深まっていたおかげで、編集の方の説明の労力や修正指示が少ないスムーズな進行ができたと考えております。

ポンポンの作り方はいろいろありますが、狙った模様に的確に仕上げるには、この本のようにスーパーポンポンメーカーという器具を使います。
図を参考に器具に巻き付けて、切って結んで取り出すと、アラ不思議!模様入りのポンポンが簡単に仕上がります。
やってみると簡単なのですが、分かりやすいイラストを描くには、この作業をしっかりイメージすることが重要なのです。
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まさにポンポン本の本格派、ポンパドゥール婦人も真っ青です。
★マメ知識:ポンパドゥール婦人が愛用した事がポンポンの語源だとか。(諸説あり)

ちなみにウエイドスタッフの一人は、最近同窓会で友達と話していたら「あの本やったんだ!妻が親子で動物ぽんぽんを作って楽しんでるよ」と聞いて感激したとか。
作業は簡単で短時間で一つ仕上がりますし、巻いた毛糸がふわっとポンポンになる不思議さ・面白さは、子供と楽しく作るのにぴったりです。

なんだか今回はポンポンボンボンばかり言っていますが、
これからもいっそう盛り上がりを見せるであろうポンポン市場。
ポンポン本の巻き方図・作り方イラスト制作の際は、ポンポン本イラストシェア1位(2016年)のウエイドにぜひご依頼を!

手芸型紙のトレース・レイアウトはウエイドにお任せください!

今回の業務実績紹介は番外編で『型紙』です。
最近流行のポンポンやら羊毛やらではなく型紙オンリーです。
なんだか硬派です。

型紙だけでブログが一本書けてしまう所が、手芸本で多くの実績のある弊社ならではと言ったところですねぇ。

手芸本の裏表紙のほんのりとした膨らみ、
巻末付録の型紙はしばしばここにはさまれています。
小さなスキマですが、ここには型紙制作のこだわりや奥深さがギッチリつまっています。

今日はそこのトコロを知って頂きたいのです。
あんな洋服もそんな小物も、型紙無くして作れませんから!

 

◉長年のノウハウで様々なニーズの型紙に対応!
このウエイドブログでも多くの手芸本を紹介してきましたが、そのほとんどで型紙もいっしょに担当しております。

ウエイドによる型紙実積

例えばNHK出版さんの『すてきにハンドメイド』も、型紙のお仕事ではかれこれ10年以上のお付き合いです。
号によって毎回アイテムの分量は変わりますが、その都度線同士の重なり具合や、インクの掛け合わせ、紙の折り方に合わせたレイアウトなどもご提案しています。

また、洋服の型紙となると原稿も大きいので、小分けにスキャンする必要があり、湿気や折り目などでどうしてもゆがみが発生します。
ウエイドでは分割枚数を減らしたり、スキャニング後にゆがみを補正して、大判原稿を高精度でトレースするノウハウもあります。
大型作品のニーズにもバッチリお応えできます☆

ウエイドの型紙実績例A
ウエイドの型紙実績例B
型紙は縫い代をつけないのが一般的ですが、縫い代の追加も要相談で承っております。
(一緒にご予算の相談もさせていただきます♪  *⌒―⌒*)

 

◉型紙界にもデジタル化の波が!
そして忘れてはいけないのが“電子型紙”です。
これは型紙のデータをプリンタで印刷して使うもので、紙の型紙よりも何度も使いまわす事に向いていて、収録数も多くできます。

ウエイドの電子型紙実績例
この本では収録数 23作品・463パーツと膨大…。たくさん入っていてお得ですね。

今まで紙媒体で培ってきた型紙のノウハウをデジタルに応用して、型紙の仕様についてクライアントさんに細かい所まで色々ご提案させて頂きました。細やかなギミックが満載なのですよ。
(詳しくはこちら→叶えます★変身願望『COS衣装メイキング ブック』/日本ヴォーグ社

 

◉まだ語りたりませんが、とにかくご相談を…
事ほど左様に一口に型紙といっても、毎回媒体に合わせて臨機応変に挑まねばなりません。
よく「型にハマった生き方なんて…」と言ったりしますが、型には型でそれぞれ色々あって、一つのカタチにキレイにハマるというのはそれなりに技術がいることなのです。

まだまだお話したい事はございますが、続きはご依頼の際に…。
型紙がご入用の際はぜひウエイドまで!