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パッチワーク界の人気No.1アイドル! その素顔とは?

今回ご紹介するのは、ブティック社さま発行の『パッチワーク教室』。
手芸書大手の出版社から発行されている、人気のパッチワーク雑誌です。

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ウエイドでは、2018年冬号にて作り方ページのトレース・DTPをお手伝いしました。

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これまで様々なジャンルの手芸書を手がけてきたウエイド手芸制作部は、図を描くにあたってどのような点に着目しているのでしょうか?
ここではその作り方の作り方を少しだけご紹介します。

今回は「パッチワークの作品をバッグや小物などに仕立てる」という複雑な工程のページもあるため、特に立体物の作り方については、実際に縫っているときはどのような形なのか? というのを頭の中で常に意識しながら図を作成しています。

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その一方で、あえて「正確さ」より「分かりやすさ」を優先することも。

例えば、画像の「落としキルティング」は、縫い目のきわにキルティングを入れてモチーフを立体的に見せる手法ですが、図の位置は実際に縫い目を入れる場所から少しずらして視認性を上げました。

このように、手に取った方に「作ってみたい!」と思っていただける誌面を目指して、手芸制作部は様々な工夫を凝らしているのです。

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巻頭特集は「私の好きなサンボンネット・スー」。
この日除け帽(サンボンネット)をかぶった顔の見えない女の子・スーは、世界でもっとも人気のある図案とも言われ、1910年代のアメリカで誕生してから現代に至るまで、様々な姿のスーが生み出されています。
こちらの記事に詳しい説明があります)

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今回の特集でも様々な服装やシチュエーションのスーが登場しますが、中には振袖で日本のお正月を楽しむ姿も!

さすがパッチワーク界のアイドルだけあって、仕事の選ばなさがハンパじゃありません…この時代や文化の違いをものともしない順応性が、100年以上も世界中で愛されている理由かもしれませんね。

そして、来月1月25日からは東京ドームで「第17回国際キルトフェスティバル」が開催されます!
さらにキルトへの興味を深めたい方はこちらもチェック!
(昨年のウエイドスタッフ参加時の様子はこちら

TIGQFトゥーサウザントセブンティーン!

どーも!どーもどーも!ウエイドスタッフ、イラストレーター関和之です。

早いもので2017年の1月が終わろうとしていますね!
あと11カ月で今年も終わりですね。
みなさんは2017年をどうお過ごしでしょうか?

僕?僕ですか?
僕は正月に蓄えた脂肪がお腹周りにポッコリきてるので、生活に腹筋ローラーを取り入れました。
そういえばウエイドのスタッフMくんはデスクワークなのに腹筋が8つに割れております。いつかこのブログ、もしくは茶柱ブログで披露する日がくるかもしれませんね。

披露といえば、全国津々浦々の手芸作家さんや手芸メーカーさんが一堂に集い、各々の作品やら商品やらを披露する年に1度のビッグイベント
第16回東京国際キルトフェスティバル』!

この催し物に先ほどの腹筋マッスルMくんと行ってきました。
その模様を今回はお届けってことで!
会場はビッグエッグこと東京ドーム

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英語だと『TOKYO International Great Quilt Festival 2017』っていうのね。
(Greatってところがミソね。)

ここ3年くらい毎年訪れてますが、今年の来場者数は例年より多い気がするーっ!!
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4日目にしてこの人だかり!!!!!
実際ブースのあるグラウンド部分に降り立つとなんだか息が苦しい…
酸素が薄い気がする…(錯覚)

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ライトスタンド上段のチョーさんも見守る…
セコムしてますか?と。

色々権利上の問題とかありましょうから、写真ではお見せできませんが
各ブースともマダム達で賑わっておりました。
弊社が携わった書籍もあちらこちらでみかけましたよーっ!

去年は企画展示は斉藤謠子先生の「ピーターラビットの世界」でしたが、
今年は鷲沢玲子先生の「オズの魔法使い」!

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他にも絵本きると「レオ・レオニの世界」だったり、前述の斉藤謠子先生の
「斉藤謠子の全仕事〜北欧に魅せられて〜」だったりと企画展示も盛りだくさん!
極めつけは第一回から行われている「日本キルト大賞」の展示ですね!
今回の大賞は柳澤時子(島根県)さんの「牡丹」でした。
白色をベースに圧倒的な描写力!キルトってここまで表現できるんだ!

…と、まぁ外は北風吹きすさぶ冬空でしたが、会場の熱気はボルケーノ!
さすがのMくんもあまりの雰囲気に目を回しておりました。
(腹筋が8つに割れてるのに!)

端から見ても大盛況とわかる今回のキルトフェスティバル!
来年もきっと開催するでしょうから、そのときは腹筋を17個くらいに割ったMくんを連れて行きたいと思います。