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いざ、山城攻め! 「城歩き」虎の巻。

城びとより

「あっ…お城…城に登りたい…!」
そんな時に便利な、様々なお城情報やクチコミなどがのっているサイトを御存知でしょうか?
それがコチラのサイト「城びと」です。

お城に関する読み物や、お城に関するイベントの情報・レポートなどが掲載されていますので、お城好きの方はもちろん、「お城に少し興味がある…。」という方にもオススメです。

自分が行ったお城の情報を投稿することができるので、自身の備忘録としても使えます。
また、他の方の投稿をみて実際のお城の様子などを知ることができ、お城巡りで大活躍します!

こちらのサイト内の連載「ナワバリスト西股さんと行く!ビギナー女子の山城歩き」に、ご縁ありまして、弊社デザイナー木下が参加させていただくことになりました!
取材当日はサポートとして、私、菅野もお供しました。

タイトルの通り、大人気大河ドラマ「真田丸」の軍事時代考証もされていた、ナワバリストこと城郭研究家の西股総生さんと山城へ行き、遺構などを巡る企画となっております。

私も個人的に山城へ行ったりするのですが、実際現地に行っても「このあたりにお城があったのか〜…」とぼんやり思う程度なので、しっかりと詳しい方に解説していただきながら、実際に山城を散策するのは本当に貴重な体験でした。

“山城”ときくと、「すごく山奥なの?」と思われるかもしれませんが、実は駅から徒歩圏内の近場のお城もあるんです!
現在サイトにて公開されている「茅ヶ崎城」は横浜からブルーラインで一本、「センター南駅」より徒歩5分の山城です。
こちらの山城は城址公園として道も整備されており、山歩きというより公園を散策するような感じで、気軽に山城体験ができますよ!
公園内には遺構の説明や歴史、由来などの看板も立っているので初心者の方にもオススメの山城です。

「ビギナー女子はどんなところが気になるかな?」「どうしたら山城に行きたくなるか?」
取材当日は様々な意見交換が交わされ、お城に対する熱意のこもった現場となりました。
また、「なぜ、ここにこんな凹みがあるのか?」「このすごく深い竪堀は…?」などなど、実際に歩いてみて見えてくる疑問を、西股さんに丁寧に解説していただきながら山城を散策することにより、一層縄張に対する理解を深めることができました。

城びと」のサイトで掲載されている記事をみながら山城を巡っていただくと、よりわかりやすいかと思います。
詳しい内容は、是非サイトをご覧になってみてくださいね!

1月には『完全山城ガイド』(学研様)のお仕事にも携わらせていただき(詳しくはコチラの記事)、お城ブームはまだまだ続くなあ〜と感じております。
是非こちらの山城ガイドを片手に山城へ行ってみてください!

ちなみに「城下町」ではないですが、お城の周りにはオススメのお店もチラホラあるので、是非そんなガイドブックが出たら…、いえ!つくれたら嬉しいなぁ〜と思います!切実に!!

遊びながら歴史を学べる「戦国武将人生ゲーム」

小学校の図書館の定番である「歴史学習マンガ」
学校で堂々と読める貴重なマンガとして、印象に残っている方もいるのではないでしょうか。

近ごろ歴史学習マンガ界で注目を集めているのが、KADOKAWA様の『角川まんが学習シリーズ』。
(ウエイドでも『まんが人物伝』にてデザインのお手伝いをさせていただきました)

その中でも『日本の歴史』は、充実の学習内容や人気漫画家によるカバーイラストなどが話題を呼び、2015年の刊行より累計350万部を突破するヒットシリーズとなっています。

その『日本の歴史』全巻セットに、2018年の限定バージョンが登場しました!
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 2018特典つき全15巻+別巻1冊セット

今回ウエイドが担当したのは、特典の「戦国すごろく」のデザインです。

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プレイヤーは織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・上杉謙信・武田信玄の中から1人を選び、付属のサイコロえんぴつを転がしてコマを進めます。
すごろくのマスは『日本の歴史』7〜9巻の内容をもとに構成されているため、家族や友達とワイワイ遊びながら、自然と歴史の流れが身につく仕組みになっているわけです。

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対象が児童のため、歴史物らしさもありつつ元気なデザインとなっています。
戦国時代らしく、マスの形状は城壁をイメージした八角形に。

本編のマンガのコマをカラー化して散りばめているので、本編の読後に内容をおさらいしながらプレイすれば、より一層理解が深まることでしょう。

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このすごろくのポイントは、重大なイベントでルートが分岐すること。
関ヶ原でどちらの軍につくか? など、まさに現実の戦国時代よろしく一瞬の判断が運命を左右することも。
それぞれのルートごとに色分けするなど、アイデアを出し合いながら見やすくなるように工夫しました。

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川中島の戦いでは、敵に塩を送られたり

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千利休とお茶するなど、合戦以外のイベントも。

このように、ウエイドでは書籍以外の歴史コンテンツも手がけております。
書籍+αの企画もワンストップで対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください!

3DCGとペイントアプリを駆使して南北朝時代の山城を描く

大河ドラマ、観てますかー?
毎年必ず見るわけではない僕も、今年は毎週楽しみに視聴しております。
歴史って面白いですね。

今回は幕末志士達とは直接関係ないのですが、
歴史REAL 足利将軍15代』(洋泉社)でお仕事をさせて頂きましたので、そのご紹介をしたいと思います。

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足利氏といえば、尊氏さんや義昭さんは教科書にも太字で登場するので覚えてますね。
あと義満さん、義政さんも金閣・銀閣で有名だと思います。

「でも、他の将軍様は正直ちょっと…。」
という人はぜひ本書をご覧になって頂きたいですね。
最近ブームになった応仁の乱も室町時代の話です。
この辺りの話をちゃんと説明できるとカッコいいかもしれませんよ。

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義材さん、さて何をした人でしょう?
疎遠な知り合いに会ったときのような後ろめたさがありますね…。

ウエイドでは『歴史REAL』の本文デザインや図版などをよく担当させて頂きますが、今回はいつもと少し違うイラストのお仕事をご紹介します。

当ブログでも時々ご紹介している、ミリタリー通でおなじみウエイドイラストレーター渡辺信吾が担当しました。

以前、彼の著書『西洋甲冑&武具 作画資料』と共に中世騎士に関する造詣の深さについて紹介しましたが、今回の題材は日本の戦国の城。
彼の守備範囲は戦国の建築にまで及ぶのです。よくばりですねぇ。

今回のイラストは「○○城」という特定のお城ではなく、南北朝時代の平城・山城の様式を解説したものになります。

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本イラストはデジタル環境で仕上げた作品ですが、特筆すべき点は3DCGアプリケーションを使って構図の検討をしている所です。

3DCGアプリで、あらかじめ大まかな立体データを用意しました。
これにより山城を含んだ地形を正確なパースで描く事が出来るほか、あらゆる角度から眺められるので、詳細に構図を検討できます。

今回はまず編集部の担当者に3DCGで作成したラフを提出してOKが出てから本書きに進みました。
発注者も完成のイメージをつかみやすくなり、制作側も構図がしっかり決まってから描き始めることができるので、大きな書き直しのリスクがありません。

いい事尽くめですね。

よもや当時の武将も自分たちの拠点が3DCGで再現されて、色々な角度から凝視されるなんて思わなかったでしょう。

兎にも角にも、今回の『歴史REAL 足利15代』を是非お手にとって頂いて、「こういうイラストをウチでも使いたい」という方はご一報頂ければと思います。

ワタナベ本人も描きたくてウズウズしているくらいなので、お声掛け大歓迎でございます!

今年は「山城歩きデビュー」してみませんか?

今回は久々に、ウエイド得意の歴史本のご紹介です!

大きな縄張図で歩く! 楽しむ! 完全詳解 山城ガイド』。
城関連の書籍を数多く手がけている学研さまの発行です。

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ここ数年、歴史好きの間では「山城ブーム」が続いていますが、本書では山城の基本構造から縄張図(山城の構造を描いた図)の読み方などとともに、合計34城のルートガイドを紹介。

山城に興味はあるけど、現地に行くのはまだまだハードルが高い…という方にも、入門書兼ガイドブックとして最適な一冊となっています。

学研さまの折込ページ付き歴史本をウエイドが手掛けるのは、昨年発行の『超ワイド&パノラマ 鳥瞰イラストでよみがえる歴史の舞台』(写真右)に続いて二冊目。
ベストセラーとなっている『鳥瞰イラスト』に引き続き、今回も装丁と本文のデザインに、一部地図やイラスト作成も担当させていただきました。

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初心者でも構造が見やすい、編集部おすすめの5つの山城は、復元図と縄張図を折込みページでどーんと掲載。

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こちらは、その5つの山城の中でも特に人気が高い「日本のマチュピチュ」こと竹田城の復元イラスト。
サイズが大きいと迫力が違います!

巻頭には、春風亭昇太師匠による山城歩きガイドも!
昇太師匠といえば、最近ではBSの山城トレッキング番組で案内役を務めるほどの山城好きとして有名ですね。

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デザインは「ぜひ本書を手に取って、山城を実際に歩いてみてほしい」という思いから、一般的な歴史本と比べて明るく活動的なイメージの誌面となっています。

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各城のタイトル背景に入るデフォルメイラストは、ウエイドスタッフ原田くんの力作です。
各章で紹介するお城の特徴をシンプルに表現するよう工夫しています。

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天守閣のある平城と違い、自然の要塞である山城は建造物こそ少ないものの、わずかな遺構を頼りに当時の戦国武将たちが何を考え、行動していたのかを想像するという楽しみがあります。
最近は現地でスマホをかざすとVRで復元図が見られるなど、鑑賞方法も充実しているようですね。

かくいう私も山城初心者なので、春になったら登山も兼ねて山城デビューしてみたいと密かに思っています。
(ちなみに山城歩きのベストシーズンは晩秋から春先、冬は積雪のある地域は避けた方がよいとのことです。)

ウエイド、岩波新書に地形図デビュー!

町の本屋さんに必ずコーナーがあって、字が小さくて頭の良さそうな本が並んでいる…それが私の岩波新書のイメージです。
夏目漱石の『こゝろ』を最初に刊行した出版社としても有名です。

今までなかなかご縁のなかった岩波書店に、ついにお仕事で関わることができました。うれしい!
その本がこちら!
一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末』(高橋敏著、岩波書店
『一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末』(高橋敏 著、岩波新書)
帯のキャッチコピーが強烈です。

タイトルどおり、小林一茶の遺産相続争いを中心とする豊富な史料を読み解いて、知られざる素顔に迫っています。
驚くほど多彩な史料にあたりつつ、一茶と一茶に関わる人々の心理を深く洞察した内容で、ついつい先に読み進んでしまいます。

現代の相続争いにも通じる、大俳人一茶の知られざる相続争い、興味を持った方はぜひ店頭でご覧ください。

さて、ウエイドが担当したのは、巻頭の地図です。
『一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末』(高橋敏 著、岩波新書)地図
一茶の故郷である柏原村の立地を説明した地図で、同村の立地条件を見ながら本文を読むと、より理解が深まります。

地形図作成にはカシミール3Dを使用し、モノクロ印刷用に設定を追い込んであります。
3D地形図はこういった歴史に関する本との相性がとても良いです。
その地域の特色が、直感的に伝わります。
地形図を使いたい、と思ったら、ぜひウエイドにお声かけください!

3D地形図サンプル:愛知県岡崎市・岡崎城

ウエイドで引き続き力を入れている、3D地形図のサンプルを作成してみました。
前回は担当者の地元、愛知県豊橋市の吉田城趾でした。
東三河の代表的なお城の次は、西三河の中心をというわけで、今回は岡崎城です。
徳川家康の出生地でもあり、日本100名城にも選ばれていたり、国内最長の連続する石垣が確認されたりと、話題豊富なお城です。

愛知県岡崎市・岡崎城趾の3D地形図
カシミール3Dにて作成、Adobe Illustratorにて調整

東海道(≒国道1号)と矢作川が交差する要衝の、台地の突端に位置しています。
北東部には山脈も見えているように、吉田城よりは起伏のある地域です。

岡崎城の西側を流れる伊賀川は、台地の端の高い方を流れていて不自然な感じがしませんか。
調べてみると、伊賀川で度々起こる氾濫に対処するために、1912年(明治45年)に改修工事を行って、岡崎城の外堀を通って乙川(菅生川)に合流するようにしたのだとか。
大雨の時に乙川からの逆流を防ぐには、より高い位置から流入するのが効果的との判断でしょう。

利根川が有名ですが、水害対策などのために、流路を変更された川って結構あるのですね。

今度岡崎に行く時には、この地図を思い出して地形を眺めてみたいと思います。

おっと、楽しく作成しただけで終わってはいけませんっ。…コホン!
ウエイドでは美しい色分けの3D地形図を現在売出し中です。
複数のアプリを駆使した、美しく見やすい地形図で、紙面を彩ってみませんか。

ぜひお気軽にお問い合わせください!

地味でおなじみの【応仁の乱】を華やかにデザイン!

日本史業界では、今【応仁の乱】ブームが来ているのはご存知ですか?
中公新書の『応仁の乱』が8月現在40万部突破の異例のヒットを記録していて、著者の呉座勇一さんはNHK「英雄たちの選択スペシャル」に登場するなど大活躍中。
これをきっかけに応仁の乱に関する書籍やムックが続々と発売されています。

この波は、歴史書籍のデザインや図版作成を多く手がけているウエイドにも当然やってきました。

それがこちら『応仁の乱 下剋上への道英和ムック)』でございます。
かみゆ歴史編集部様よりご依頼頂きました。

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そもそも【応仁の乱】とは?
「教科書で名前は習ったけれど中身はよくわからない…。」という感想がほとんどだと思います。
「戦国時代前夜」という位置づけですが、特に有名武将が登場する訳でもなくダラダラと約11年も続いた内乱なので、印象が薄いのも仕方ないかもしれませんね。

この度のブームもこの「スター不在」「だらだら続く」という印象の薄さを、逆手にとって火がついた経緯があるようです。弱点を、逆転の発想で魅力に変える、広告の力って偉大ですね。

しかし、この「印象の薄さ」は紙面制作の面では厄介です。群雄割拠の戦国時代に比べて、肖像画が残っている武将は少なく、主要な史跡もほとんど残っていないので、ページを演出するデザイン要素としての絵や写真が足りず、普通に作ると乱と同じく地味〜になってしまうのです。

この点を補うべく、ウエイドのデザインチームも知恵を絞りました。紙面のデザインでは各章ごとに変化をつけたり、背景の素材や装飾に工夫を凝らす等して、バラエティー豊かな仕上がりになっております。

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また登場するマイナー武将達の裏切りに次ぐ裏切り、あまつさえ家族親戚の間柄でも争う始末なので、相関図や勢力分布図も非常に複雑です。
どうやっても混み合ってしまう図版を、いかに見やすく美しくまとめるか。それが図版チームの腕の見せ所でした。

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歴史物を多く手がけるウエイドでも【応仁の乱】を扱う機会は少なく、各自勉強しながらの作業でしたが、ページによっては原稿や資料をしっかり読み込んで、既存の類書には無かった工夫を加えた分かりやすい図を提案できたと自負しています。
装丁から本文デザイン、DTPに図版、平面・3D地図制作まで、一冊まるっと制作しておりますので、ぜひ実際に書籍を手にとって見て頂ければと思います。