実績紹介:『御仕事“恵呼化”見本帖』(千代田区)

みなさんは環境への取り組みを何かしているでしょうか?
エコバッグを使ってみたり、エアコンの温度を適切な設定にしたりと、
近頃ではエコ活動がだいぶ世間に浸透してきているように感じます。

そんなECOに関係しているお仕事にウエイドが携わることができました。
それがこちら!
『御仕事“恵呼化”見本帖』(千代田区)表紙

千代田区環境まちづくり部環境政策課が発行している「御仕事“恵呼化”見本帖」です!

「恵呼化ってなに?」と思われた方もいるのではないでしょうか?
この言葉は今回この冊子の編集をしている明治大学政治経済学部1年生の学生さんや教務助手補の皆さんが大森正之教授と共に作った造語なんです。

この「恵呼化」には、「エコロジーはエコノミーであり、自然環境を節約しながら大切に使えば、皆が“恵を呼び込む”ことになる」という意味が込められているそうです。

千代田区は平成23年度から「千代田区温暖化配慮行動計画書制度」なる制度を導入しており、簡潔にいえば「エコに力をいれている起業を表彰しよう!」という制度です。

実は、千代田区のCO2排出量の76%はオフィスを中心とする業務部門が占めているのだとか。確かに千代田区にはたくさんのオフィスビルが立ち並んでいますよね!

事業所からのCO2排出量が削減できれば、「2020年までに区内のCO2排出量を1990年比で25パーセント削減する」という千代田区の目標を達成できるのでは?という考えからこの制度ができたそうです。

「御仕事“恵呼化”見本帖」には、そんなエコに対する姿勢がすばらしい事業所を、たくさん紹介しています。
屋上庭園を作ったり、消灯時間上限を設けたり、ボランティアによる町の清掃活動や使い捨てコンタクトレンズの空ケースリサイクル運動まで、事業所ごとに個性あふれた取り組みがずらりと掲載されています。
見ているいるだけでも「こんな取り組みがあるのか!」と楽しくなってくる、そんな冊子に仕上がっています。
『御仕事“恵呼化”見本帖』(千代田区)表彰企業ページ

また、今回この冊子の編集をしている若い学生の皆さんだから引き出せた取材内容が、紙面に原稿という形であふれています。

例えば、「この取り組みがすごい!」という学生のみなさんが企業にインタビューに行く企画では、事業所の担当者に「どういった環境への取り組みをしているか」という質問を投げかけ、そこで伺った話をインタビュアーの中で消化し、自分はどう感じたのか、どう思ったのかについても掲載されています。

いいお手本を見て、いい所を自分に取り入れ学ぶ。
とてもすばらしいことだと思います。
わたしも見習わなければ…。

そして今回ウエイドがどのような形でこの「御仕事“恵呼化”見本帖」に関わったのかというと、表紙、紙面のデザインを担当させて頂きました。

江戸の中枢である江戸城があった千代田区ということで、
表紙を和テイストでまとめています。
イラストは千代田図書館の情報誌でもご活躍の小川哲さん。
冊子全体を通しても、心透き通るような取り組みをされている事業所の方々や、学生のみなさんのさわやかな記事に負けないような、柔らかく温かいデザインに仕上がったのではないかと思います。
『御仕事“恵呼化”見本帖』(千代田区)CSR48
千代田区の公共施設にて配布されているほか、平成27年度 事業所の取り組み公表のページでPDF版を閲覧することもできます。

今回このようなお仕事に関わることができ、環境への取り組みをもう一度見直してみようという気になりました。
ウエイドでも何かエコな取り組みを始めて表彰を狙ってみようかなと思った矢先、幡ヶ谷が渋谷区であることを思い出し、ショックを受ける筆者でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です