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冬の例大祭「コミックマーケット」に向かって!?『COSPLAY MODE』でコスプレ準備!

年末は、クリスマスや忘年会、大晦日と何かとイベントごとが続きますが、オタクな趣味の方々にとっては恒例のビッグイベント、「コミックマーケット」の季節でもあります。
今年も12月29日(木)~31日(土)に 東京ビッグサイトで開催です。

国内最大(=世界最大)規模のこのイベントは、その集客数から近年はニュースでも会場の様子が流れ、認知度も高くなってますよね。
同人誌即売会を中心とするイベントですから、「うすい本(同人誌)」を目当てに参加する方が多いかと思いますが、最近ではコスプレが目的という方も増えているようです。

そんな「レイヤーさん(コスプレをする人)」達のバイブル 『COSPLAY MODE(コスプレイモード)』(シムサムメディア)のいくつかの記事のレイアウトデザインを、毎号ウエイドが担当しています。

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『COSPLAY MODE』はマンガやアニメに登場する 各キャラクターに合わせたメイクの仕方や、衣装・小道具の作り方を中心に コスプレに関する様々な情報が掲載されています。
これからコスプレを始めたい人にもコスプレの楽しさが伝わるように、毎号、版元さんの意向を踏まえつつ、読者により楽しさの伝えるにはどうしたらいいのかを考え、見ているだけでもワクワクするような紙面作りを心がけています。

デザインがメインですが、図版制作などを行っているページもあります。

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コスプレに興味がある方や、コスプレに関する情報をお探しの方は、是非一読してみてください。
今では既製品の衣装も増えて気軽に始められる趣味となったコスプレですが、この雑誌を読めば、服作り・小物作り・メイク・ポージング・写真撮影技術などなど、とても奥深い総合芸術でもあることが判るはず。

「みる」だけではない皆さんの「なりたい」願望がきっと叶うのではないでしょうか。

本たちの戦国時代に地図・デザインで参戦!

いわゆる「戦国ブーム」というものは昔からありましたが、
ここ10数年はその盛り上がりが顕著なのではないでしょうか?
今年は大河の影響もあり、またジワジワと盛り上がってますね!
関連書籍も多種多様に刊行され、戦国関連本の戦国時代か!と思うほど、たくさんの書籍たちが本屋でせめぎ合ってるように感じます。
戦国武将ならぬ、戦国武書!そんな戦国武書の2冊にウエイドも加勢させていただきました!
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まずは洋泉社さま発行の『歴史REAL 戦国時代大図鑑』です。
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ウエイドでは巻頭の三折地図と巻頭特集と本文図版を担当しました。
地図を製作するにあたっては、「何を一番伝えたい地図なのか?」という点を意識して、さまざまな見せ方をご提案させていただいております。
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今回の折込地図では、各地の合戦場を紹介するとともに、平野戦と攻城戦がひと目でわかるような合戦地図になっています。
地形がわかる地図を製作し、当時の国境が山脈などによってわかれていた様子もわかりやすいかと思います。
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巻頭特集の“最強戦国大名10人詳細データファイル”は、データファイルということで、文章だけでは伝わりにくい様々な情報をビジュアル的にみせています。
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相続時〜統治時代〜死没までの石高のグラフなどは、相続時少なかった石高を一代でどれだけ増やしたか、一目瞭然です。
また旗印・馬印をイラストでかき起こしているので、詳細な部分まで確認することができます。
本文の図版は各武将が所有していた金山銀山の配置をあらわしたものを作成しました。

もう一冊は歴史関連のお仕事をいつもご一緒させていただいております
かみゆさま編の『戦国の名城』(かみゆ歴史編集部 編・スタンダーズ株式会社様発行)。
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“お城”と言っても実際にどんなものなの?と、思う人も少なくないと思います。
建てられた目的や時代によって様々な城が存在していました。
かみゆ歴史編集部が選ぶ10人の名将たちと、その名将が所有していた名城を、復元CG・イラスト・写真・地図などを駆使して紹介しています。

築城の名手、加藤清正の熊本城や藤堂高虎の今治城など、今もその姿を残す城からは当時の築城の息吹を感じるのではないでしょうか?

名城を紹介するとともに、10の攻城戦も紹介されております。
大坂城などは、いかに堅牢で豪奢な城だったかと伝えられながらも、後に攻め落とされてしまうという…まさに激動の時代だったなのだな、と感じますね。
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ウエイドでは本文の地図を担当致しました。
当時もしこのような地図があったら、他国や他所領を攻めるのに便利だったかもしれませんね。

個人的に、お!と思ったのは「山城の歩き方」というトピックです。
これ本当に大事です…ハイキングぐらいの気持ちで行った方がいいです。
間違ってもブーツでなんて行ってはいけません…(体験談)
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お城自体を眺めたりするのもモチロンおもしろいですが、そこに城があったという痕跡がのこる石垣や掘などもとてもロマンを感じます。
石垣の石の積み方や反りなどにも注目してみると楽しいですよ!

ようやく秋めいてきたかと思えば冬もすぐやってきそうなこの時期こそ、史跡巡りに良い季節だと思います。
是非この2冊を持って戦国史跡巡りに行きましょう!

お茶が主役の地図で巡る、京都の旅

最近ツイッターで面白い話が出回っていました。
日本の一般家庭なら大抵一つはある急須、その先っちょについているゴムの短いチューブ。子供の頃あれは垂れ防止用でとっちゃダメと母から聞かされた覚えがあります。しかし大手急須メーカーのアカウントがつぶやいたところによりますと、あれは輸送時の破損防止のためのもので、本来外して使うのだそうです。むしろつけたままだと雑菌が繁殖する恐れがあり、この話題が朝のニュースで取り上げられた際には全国に少なからぬ衝撃が走りました。

とはいえ急須で淹れたお茶を飲んだのなんてもう何年も昔の話。
一人暮らしの私の部屋には急須自体ありません。お茶はペットボトルで買うかティーバッグで淹れるものとなり、日本のお茶文化は危機に瀕しているといえなくもないのかも。
しかし、今もお茶文化が深く根付いた地域があります。
それはもちろん京都!茶の湯文化発祥の地ですからそれも当然ですね。

今手元にある暮らす旅舎様編/青幻舎様発行の『京都はお茶でできている』をパラパラとめくってみます。
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お茶といえば伝統と格式といった感じの世界ですが、やはり時代に合わせて変化しているようで、けっこうカジュアルにアレンジされたものもあるようです。
まるでピクニックのように露天でお茶を点てる茶人の方や、チベット僧に弟子入りしたカナダ人茶人の方まで、千差万別のスタイルが登場して非常に面白い!
出てくる茶器も優美でオシャレなものばかりですので、お茶の知識がなくても見ていて楽しい本ですよ。
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ちなみにこの本を出版された暮らす旅舎様は、ウエイド創設メンバーが昔からお世話になっている方々で、すでに『京のろおじ』他4冊など、色々な切り口で京都を紹介する本を出版されており、毎回ウエイドで地図を制作しています。
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今回も京都の地図を制作しているのですが、いつもと違うところは紹介するスポットのみクライアントから指定され、描く範囲はこちらで提案するという形をとった事です。
編集さんの負担も大分軽減できたと思います。

そろそろ秋も深くなり、紅葉の季節となってきましたが、この本を参考に寺社仏閣だけでない京都の別の一面を覗いてみてはいかかでしょうか?

ドイツ語でクリスマスは“ヴァイナハテン”です。『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅/久保田 由希(著)』(マイナビ出版)

今回はクリスマスのお話です。
へ? 気が早い?
ハロウィーンすらまだじゃあないかですって?
何を眠たい事を仰せであるか!?

もう!今の内に飛行機の予約しないと。
レストランは?ケーキは?
いや、その前に自分の予定は?

そうです。昨今はなんでも予約がアタリマエの前のめり社会です。
クリスマスの予定も大急ぎで立てなくては!

はい、そんなあなたに今回ご紹介したい本はこちら…。
きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(久保田由希著、マイナビ出版)です。
『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(久保田由希著、マイナビ出版)表紙

ドイツ・クリスマスマーケットの楽しみ方マニュアルでございます。
マップや簡単なドイツ語、マーケットの歴史を収録。
さらにドイツ家庭のクリスマスの過ごし方もたっぷりご紹介。
見て楽しく、読んで役立つ、そんな一冊です。
『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(久保田由希著、マイナビ出版)本文

ウエイドではマップ作成とDTPを担当しております。
マップはとにかく「旅行する人が見て使いやすいように」配慮しております。
大通りにせよ脇道にせよ、それぞれの取捨選択がキモになります。
こういう部分では、マップの制作を多く手がけているウエイドのノウハウが活かせたと自負しております。
『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(久保田由希著、マイナビ出版)地図

現地の地名もドイツ語で入っていますよ。
それはそうと、ドイツ語の響きってなんだかカッコよいですねぇ。

DTPの方は細かい修正と、複数のファイルに分かれていたインデザインのデータをまとめて、入校用に整える作業をしています。

お正月に追い立てられる日本の慌ただしいクリスマスはチョットお休みして、今年は本場のクリスマスを満喫するのもオススメです。
『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(久保田由希著、マイナビ出版)本文

えっ、ウチへのお土産!?
お気持ちだけで結構ですから〜。

「最近ちょっと気になります…」『ボケない人になるドリル 思い出せますか?篇』(河出書房新社)

「最近ちょっとボケてますから、社長どうぞ」といって渡された本があります。
ボケない人になるドリル 思い出せますか?篇』(児玉光雄著、河出書房新社)です。
『ボケない人になるドリル 思い出せますか?篇』(児玉光雄著、河出書房新社)表紙

…なんて失敬な!と思いかけましたが、近頃、記憶が怪しいなと感じるのは確か…。

人の名前が出てこなかったり、行動を起こしてもふと何をしようとしていたのか分からなくなる
なんてことありませんか? そしてそんな時は「年のせいかな~」と諦めていませんか?
この本によると、それは大きな勘違い。脳は使わなければ使わないだけボケていくもので、必ずしも年のせいではないそうです。
常に適度に脳の運動を行うことで、脳の機能回復をはかったり、ボケを予防することができるのです。

今回ご紹介する本は、そんな脳の運動を毎日少しずつ行うのにピッタリの本です。
1日10分、見開き2ページ分のドリルを解いていくだけです。
『ボケない人になるドリル 思い出せますか?篇』(児玉光雄著、河出書房新社)イラスト

ドリルの内容は漢字・数学・歴史・理科・地理など、昔学校で教わったことから昔の時事ネタ、テレビネタ、スポーツネタまで幅広く、皆さん何かしら見たり聞いたりしたことがありそうなものばかりです。

若干、昭和初期のネタがあり、若い方には「そもそも知らないよ~」という問題もあるのですが、それはそれで新たな知識として脳に記憶されることで、脳の活性化が測れるそうです。
とにかく「何だっけ??????」と考え込み、記憶の中から引きずり出そうとする事が大事なのだそうです。
1日10分だけ、すぐ○ィキペディア~と思うところを我慢し、うんうん唸ってみてください。

著者の児玉光雄先生は、「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの工学部出身のスポーツ心理学者。
一流選手の心理分析や、メンタルトレーニングなど多くの書籍を著されている方です。

WADEではDTPとイラスト・図版類の一部を制作しました。
イラストの中では下の写真のイラスト(の模様)が担当イラストレータ的には秀逸なのだそう。
『ボケない人になるドリル 思い出せますか?篇』(児玉光雄著、河出書房新社)イラスト

うちのイラストレータのことです。おそらく秘技を駆使して描いたのでしょう。
「どうやってこの竹の皮描いたの?」と聞いた所…「企業秘密」だそうです。

まんがで世界の歴史も情勢も! 身につく「世界史講義」

みなさん漫画ってお好きですか?
私は幼い頃から漫画を読むのが大好きです。
絵本もですが、漫画はさらに細かい描写のおかげで、難しい漢字や表現があっても話は理解できる…
そんな状況描写が細かいところが漫画の良さだと感じています。

さて今回はそんな漫画で世界の歴史、主に政治経済について学べる一冊をご紹介したいと思います。
マンガでわかる 今を読み解く世界史講義』(浅野典夫監修、新星出版社
『マンガでわかる 今を読み解く世界史講義』(浅野典夫監修、新星出版社)表紙

世界史?歴史の本なの?講義って勉強の本?いいえ、それだけじゃありません。
もちろん、国のなりたちから近代の世界情勢についても学ぶことができますが、
この本はその知識を活かしてビジネスの場でも役立てよう、という本なのです。

紙面のフォーマットから、DTP、図版、装丁周りまで、まるごとウエイドで担当させていただきました。
偶然にも、今回ブログ担当のKが担当させていただいております!

7つのエピソードで構成されており、各エピソードのプロローグ漫画、さらに4~5話ずつの漫画が入ります。
漫画でテーマとなる歴史や出来事の全体を把握し、本文で細かに補足、というつくりになっています。
なので、まずは漫画の部分だけでも読んでいただければ内容はひととおり理解できるのです。

漫画ページのタイトル部分にはこまかなこだわりが…
『マンガでわかる 今を読み解く世界史講義』(浅野典夫監修、新星出版社)タイトルデザイン
タイトル横の地球のイラストですが、どのあたりの地域での出来事なのか、わかりやすくするためにひとつひとつすべて回転させてるんです。くるくる地球を回していると、地球を手玉にとった気分でした…

歴史上の人物もうまくデフォルメされており、とても愛着のわくキャラクターになっています。
イギリスのエリザベス女王とスペインのフェリペ2世の海戦のあたりは、セリフ入れの作業をしながらも思わずフフッと笑ってしまいました。
『マンガでわかる 今を読み解く世界史講義』(浅野典夫監修、新星出版社)マンガページ
人物だけでなく、国の性格をうまくあらわした、国自体のキャラクターなども出てきます。
個人的にアメリカくんがすごくラフな雰囲気がアメリカっぽくて、とても愛着のわくキャラクターだと思います。

もちろん、ウエイドが得意とする地図や図版も満載です!
世界大戦前後は領地や国境が時代によって変化が多く、細かな地域わけが必要な部分も、色の濃淡でわかりやすく作図しました。

世界史をサラッと学びたい人にも、じっくり理解したい人にも読んでもらいたい一冊です。
ぜひ、お手にとってご覧ください。

美容と科学

先日なんの気もなしにテレビを見ていたところ、女性のメイクが特集されていました。
曰く、「まずファンデーションで下地を整え色のノリを良くする」とか「色の違うチークを塗り分けて、頰を立体的に見せる」などのテクニックが紹介されていて、私はそれを見て「わあ、プラモデルの塗装にそっくり」と不思議な感心が沸き起こりました。
ファンデーションはプラモデルでいう所の下地材、サーフェイサーにあたり、色の濃淡で立体感を表現するテクニックは、まさしく戦車の車体や砲塔に使われるのと同様のものではありませんか!
きっと化粧のうまい女性はプラモデルを作るのもうまいに違いありません。一見全く違う世界に見えても理論は同じ。そう、化粧はサイエンスなのです。

…さて本題に入りましょう。
化粧の話、肌細胞の話です。
そこで登場するのがこの雑誌。文藝春秋様から発刊の女性誌『CREA 2016年10月号』です。
『CREA 2016年10月号』(文藝春秋)表紙
この度ウエイドではこちらの雑誌に掲載されている肌細胞の活性化作用についての解説イラストを制作いたしました。
こうした美容・健康・科学のイラストはウエイドの得意とするところ。
資料と編集さんからの指示をもとに作図にあたりました。
『CREA 2016年10月号』(文藝春秋)図解1『CREA 2016年10月号』(文藝春秋)図解2
ここでのポイントは、本来細胞内部の働きというものは実際には目に見えないということ。
細胞やDNAなど、一つ一つを正確な比率では描いても、判りやすい物にはなりません。
おおよその大小関係は意識しつつ、どの部分を強調すればいいかを考えながら描きました。

さらにさらに、この『CREA』は高級ブランド化粧品がひしめくリッチな雑誌。
イラストも貧相にならないよう、誌面の高級感を意識して描きました。

さてさて、今や美容や健康と科学の関係は、もはや切っても切れない時代。
肌を美しく保つためには、このように肌細胞の働きも研究せねばならないのです。

もしデートの際に彼女の化粧がいつまでたっても終わらずイライラしている理系男子の方は、彼女の肌細胞のなかで行われる「外的刺激を受けたNrf2タンパク質が遺伝子を活性化させて、抗酸化酵素が生成される様子」を思い浮かべるとストレスが軽減されるかもしれません。