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筋肉ってアート

教科書とかで一度は見たことあるアート作品の数々…

よくよく見れば、彼・彼女らは筋骨隆々だったり、
ムチムチプリンな愛されボディだったりと魅力的ですよね?

そんなわがままボディを手に入れたいアナタにオススメしたいのが
さくら舎さまから発刊されている「アート筋トレでスリム美体に!」って本です。

ウエイドさんは本文デザイン・DTPを担当させていただきました。
(装丁のご依頼も随時お待ちしております。)

sakura_artkin

美容と科学

先日なんの気もなしにテレビを見ていたところ、女性のメイクが特集されていました。
曰く、「まずファンデーションで下地を整え色のノリを良くする」とか「色の違うチークを塗り分けて、頰を立体的に見せる」などのテクニックが紹介されていて、私はそれを見て「わあ、プラモデルの塗装にそっくり」と不思議な感心が沸き起こりました。
ファンデーションはプラモデルでいう所の下地材、サーフェイサーにあたり、色の濃淡で立体感を表現するテクニックは、まさしく戦車の車体や砲塔に使われるのと同様のものではありませんか!
きっと化粧のうまい女性はプラモデルを作るのもうまいに違いありません。一見全く違う世界に見えても理論は同じ。そう、化粧はサイエンスなのです。

…さて本題に入りましょう。
化粧の話、肌細胞の話です。
そこで登場するのがこの雑誌。文藝春秋様から発刊の女性誌『CREA 2016年10月号』です。
『CREA 2016年10月号』(文藝春秋)表紙
この度ウエイドではこちらの雑誌に掲載されている肌細胞の活性化作用についての解説イラストを制作いたしました。
こうした美容・健康・科学のイラストはウエイドの得意とするところ。
資料と編集さんからの指示をもとに作図にあたりました。
『CREA 2016年10月号』(文藝春秋)図解1『CREA 2016年10月号』(文藝春秋)図解2
ここでのポイントは、本来細胞内部の働きというものは実際には目に見えないということ。
細胞やDNAなど、一つ一つを正確な比率では描いても、判りやすい物にはなりません。
おおよその大小関係は意識しつつ、どの部分を強調すればいいかを考えながら描きました。

さらにさらに、この『CREA』は高級ブランド化粧品がひしめくリッチな雑誌。
イラストも貧相にならないよう、誌面の高級感を意識して描きました。

さてさて、今や美容や健康と科学の関係は、もはや切っても切れない時代。
肌を美しく保つためには、このように肌細胞の働きも研究せねばならないのです。

もしデートの際に彼女の化粧がいつまでたっても終わらずイライラしている理系男子の方は、彼女の肌細胞のなかで行われる「外的刺激を受けたNrf2タンパク質が遺伝子を活性化させて、抗酸化酵素が生成される様子」を思い浮かべるとストレスが軽減されるかもしれません。