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実績紹介『花飾りで毎日を彩る つまみ細工の小物づくり』(藤川しおり著、大泉書店)

 先日ウエイドに素敵な贈り物が届きました。
 ジャーン!こちらです。
つまみ細工のハットピン(作:藤川しおり)
 この可愛らしいハットピンを送ってくださったのは、つまみ細工作家の藤川しおり様。パリで開催されたジャパンエキスポへの出展経験もあり、銀座で教室も開いておられる、現在大活躍中のアーティストの方です。

 さてさて、どうしてそんな方がウエイドに作品を送ってくださったのかというと、実は藤川様の初となる書籍の制作に、ウエイドが携わらせていただいたからです。
 それがこの本、大泉書店様より刊行の『花飾りで毎日を彩る つまみ細工の小物づくり』です。
『花飾りで毎日を彩る つまみ細工の小物づくり』(藤川しおり著、大泉書店)表紙『花飾りで毎日を彩る つまみ細工の小物づくり』(藤川しおり著、大泉書店)作品

 つまみ細工とは、江戸時代に生まれた装飾品を作る技法で、小さな絹布を折りたたんで形を作っていくものです。本書はそのつまみ細工の作り方を解説した本となっております。今回ウエイドでは、つまみ細工の完成図の制作とDTPを行いました。
『花飾りで毎日を彩る つまみ細工の小物づくり』(藤川しおり著、大泉書店)作り方1『花飾りで毎日を彩る つまみ細工の小物づくり』(藤川しおり著、大泉書店)作り方1
 完成図は実物写真からトレースしたのですが、もちろんただ単に写真をなぞったわけではありません。今回特に気をつけたのは次の点です。

  • つまみ細工は単純な形の繰り返しでできているので、各パーツが均等、対称になるよう整理しつつ描く
  • 花の形や技法、素材の違いをわかりやすく描き分ける
  •  おかげで写真よりもずっと具体的に完成時の形がイメージできるようになったと思います。

     さて、私は今回初めてつまみ細工という伝統技法があることを知ったのですが、手のひらサイズの花飾りから、豪華絢爛なかんざしまであって、意外な奥深さに驚きました。本書で紹介されている作品は、桜や椿、水仙などなど、様々な種類の花がモチーフとなっており、一年を通して楽しめる本となっております。皆様もこの本でつまみ細工の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

     『花飾りで毎日を彩る つまみ細工の小物づくり』は全国の書店にて好評発売中。そして藤川様のつまみ細工教室も、4月スタートクラスが現在募集中です!

    自然からのおいしい贈り物。『実りを楽しむ 果樹講座(基礎編)』(創芸グループ)

    やっと本格的に冬らしくなってまいりました。
    そうかと思えば、ついこの間まで暖かかったせいで、あわてん坊なスギの木がアレルギーの元をまき散らしています。
    花粉症を患う身の上には早くも春が感じられて、寒さ以上にこたえます。
    今年こそは2年かかるという免疫療法を試そうと思っている今日この頃ですが、もちろん植物の実りとはそんな煩わしい事ばかりではないのです。

    というわけで、今回ご紹介する業務実績はこちら、創芸グループ様が発行している通信講座用テキスト。
    実りを楽しむ 果樹講座(基礎編)』についてです。
    『実りを楽しむ 果樹講座(基礎編)』(創芸グループ)表紙

    本書は日本園芸協会の通信教育用教材で、家庭菜園をより楽しむために必要な知識を学習できます。
    植え付けから栽培の管理、害虫対策や繁殖まで取り扱っていて、
    最後の章ではフルーツコーディネーターの先生による、収穫した作物をおいしく召し上がるためのお料理講座まで掲載されています。
    ジュルリ…
    『実りを楽しむ 果樹講座(基礎編)』(創芸グループ)内容1

    もちろん“基礎編”ですから、イラストがたくさん入っていて入門者の方が分かりやすく学習できる仕様になってます。
    今回ウエイドではこのイラストの部分を担当しております。
    『実りを楽しむ 果樹講座(基礎編)』(創芸グループ)内容2

    専門的な情報を扱うイラストですから、果樹栽培について調べながら作業を進めていきました。
    例えばレモンを描くときに、実の方はよく知っていますが、その葉っぱの形や花の成長については意外と知らないことがあったりするんです。
    おかげで自分たちの勉強にもなり、楽しく作業する事ができました。“実”になるお仕事です。

    また、イラストの点数も多いので分担作業になりましたが、効率よくかつ見栄えするように気を遣いながら、統一感を損なわないように努力しました。
    樹全体に気を配りつつ果実一つ一つも大切に育てる、みたいな感じでしょうか。

    …ともあれ、そんな努力が一つの成果として実るのはどんなことでも嬉しいかぎりですね。

    僕の花粉症治療の効果も実るといいなぁ…。

    実績紹介:『プレゼント‐復刻版‐』(イースト・プレス)

    プレゼントを贈るとき、どんなものを贈ったらいいんだろう、
    どんなものが喜んでもらえるかな、といろんなことを考えたりしますよね。

    今回ご紹介するのは、そんなときに是非読んで欲しい一冊、
    イースト・プレス様発行『プレゼント‐復刻版‐』です。
    『プレゼント』(横尾香央留著、イーストプレス)表紙
    著者は手芸家の横尾香央留さん。
    ジャケットのほつれやセーターの虫くい穴を、
    刺繍やかぎ針編みなどでかわいく、時に遊び心をこめた
    お直しをされることで有名です。
    ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)での連載(「お直しとか」)も好評でした。

    初版は惜しくも絶版となってしまいましたが、
    このたび、8点の新作を加え7年ぶりに復刊されることとなり、
    初版本の編み図を担当したご縁で、追加された作品の編み図のお手伝いを致しました。

    以前つくった編み図は7年も前…ですが、同じテイストになるように、
    気をつけて制作致しました。
    『プレゼント‐復刻版‐』新作編み図

    復刊記念にあたり開催された展示会にも、
    制作担当者が足を運ばせていただきました。
    横尾香央留のプレゼント展
    7年前に編み図を制作した作品の実物を目にして感激しつつ、当時のことを色々と思い出したようです。

    著者の横尾さんとお話をさせていただいた際、
    展示物として飾ってあった、本にも掲載の名刺入れから、
    ヒョイっと名刺を取り出して下さったのが印象的だったとか。

    横尾香央留さんの名刺入れ
    横尾香央留さんの名刺入れ:掲載写真
    横尾香央留さんの名刺入れ:実物・名刺入り
    横尾香央留さんの名刺入れ:本物、名刺入り!

    実用的なプレゼントって、使っているときに贈ってくれた相手のことを思い出すので
    もらうと嬉しいですよね。
    そんな名刺入れのつくりかたももちろん掲載されています。

    誰かにプレゼントをしたいとき、プレゼントに迷ったとき、
    読んでみてはいかがでしょうか?

    実績紹介:『真田幸村のすべて 大阪城決戦!「真田丸」への道』

     みなさんこんにちは!ウエイドの新刊案内のコーナーです。今日ご紹介するのはこちら、毎日新聞出版様から発行の『真田幸村のすべて 大阪城決戦!「真田丸」への道』です。
    『真田幸村のすべて 大阪城決戦!「真田丸」への道』(毎日新聞出版)表紙
     今回こちらの本では装丁からページデザイン、地図制作など幅広く手掛けさせていただきました。

     真田幸村といえば今年のNHK大河ドラマ『真田丸』の主人公に抜擢され、今最も注目される戦国武将といえるでしょう(ちなみにドラマでは「幸村」ではなくより史実に正確な「信繁」の名前が使われるそうです)。
     この本も大河ドラマとのタイアップ企画となっていて、巻頭には『真田丸』出演陣の特集が組まれております。
    『真田幸村のすべて 大阪城決戦!「真田丸」への道』(毎日新聞出版)大河ドラマ

     ウエイドは毎年大河ドラマに関連した歴史本を手がけていますが、近年の戦国ブームの中でトップクラスの人気を誇る真田幸村だからか、今年ほど関連本が多く出る年も無かったように感じられます。その中でいかに独自性を出すかが重要でした。
     真田幸村といえば、六文銭もしくは角の生えた真っ赤な甲冑をイメージする方が多いかと思いますが、今回はあえて外して、今まであまり使われていない浮世絵を表紙に採用しました。また編集の方からターゲットについて、比較的年配層と聞いていたので、落ち着いた地に足のついたデザインを心がけました。
    『真田幸村のすべて 大阪城決戦!「真田丸」への道』(毎日新聞出版)本文1
    『真田幸村のすべて 大阪城決戦!「真田丸」への道』(毎日新聞出版)本文2
     似たような本が多くある中、ちょっと枠を外して他と差を出しつつ、かつターゲット層に合わせたイメージにするというのは当然いつも心がけていることなのですが、今回の「真田幸村本ラッシュ」においては我々の引き出しがどれだけあるのか…。ある意味新たな挑戦だったようにも思えます。

     ところで大河ドラマ『真田丸』も、いよいよ放送が始まりました。脚本はあの『新選組!』の三谷幸喜ですから、あっと驚く展開で視聴者を驚かせてくれるでしょう。
     『真田幸村のすべて 大阪城決戦!「真田丸」への道』は全国書店にて好評発売中、大河ドラマ『真田丸』はNHK総合で毎週日曜20:00から放送中(再放送は翌土曜日13:05〜)です。みなさまどちらともよろしくお願いいたします。

     そしてそして、2017年の大河ドラマは柴咲コウさん主演の『おんな城主 直虎』。実在した女性大名井伊直虎を主人公にしたお話だそうで、また関連本を制作する際にはぜひウエイドに声をお掛けくださいませ!

    お父さんの隠し湯? 『日帰り温泉&スーパー銭湯2016 首都圏版』(ぴあ)

    暖冬ですね。
    地球温暖化にエルニーニョ現象だと、日々お天気キャスターが騒いでいる今日この頃ではありますが。
    冬の本番はこれから。日増しに寒さは厳しくなっていくはずです。

    そんなときに行きたくなるレジャースポットといえば、ズバリ「温泉」ですね。

    というわけで、今回の実績紹介はそんな貴方にうってつけのお話です。
    こちら、ぴあ様より発売中、『日帰り温泉&スーパー銭湯 2016 首都圏版』のご紹介。
    各特集ごとに、ニューオープンの温泉から昔ながらの銭湯までオススメの温泉が、なんと359湯も掲載されてます。

    『日帰り温泉&スーパー銭湯2016 首都圏版』(ぴあ)表紙

    ウエイドでは巻頭の特集ページと、全体のフォーマット作りを担当しました。
    今回は359湯の温泉を紹介するということで、編集部の方が取材して読者の方にお届けしたい情報量が湯水のように涌き上がっておりますが、その大量の情報を見せ場と引く所を作ることによってメリハリをつけ、細々させずに見やすく整理してレイアウトするようにつとめました。
    データの構造も後でDTP作業の方の負担が軽減できるように設計しています。

    『日帰り温泉&スーパー銭湯2016 首都圏版』(ぴあ)本文

    また、全体の雰囲気としては落ちつきながらも楽しく、「ファミリー層〜“お父さん”向け」のデザインになっております。
    普通、温泉旅行というと女性同士や家族連れ、カップルなどに人気なイメージがありますが、この“日帰り温泉”というものは、非日常感を味わえながら日帰りもOKという気軽さから、世のお父様方の間で静かなブームとなっているのだそうです。
    家族で出かけた帰りに立ち寄るだけでなく、日常の疲れを癒すべく、一人お忍びでサッと行ってサッと帰ってくるといったスタイルが流行だとか。
    日々のお仕事や家族サービスを忘れて味わう束の間の逃避行ですね。「おつかれさまです。」

    本書には付録として、読者限定クーポンやプレゼントがビッッッシリ付いているので懐にもお優しいですよ。
    (ホントにすごい量…)

    『日帰り温泉&スーパー銭湯2016 首都圏版』(ぴあ)付録クーポン

    さても世間は大掃除に正月支度。暮れても明けてもお父さんには休日なんぞ無いかもしれませんが。
    そんな時こそ、“こっそり”休むことも必要かと…。

    それでは皆様、よいお年を!

    ファイルを開く度に、特定のレイヤーが展開されてしまう問題

    年末なので(?)たまにはブログ管理担当も記事を書いてみます。

    Adobe Illustratorはものすごい高機能なアプリケーションですが、ごくたまに「アレッ?」と思うような不具合があります。
    大抵はネットで検索すれば解決するのですが、しばらく解決しなかった問題がこれ。

    とりたてて何もしていないのに、あるファイルを開くたびにレイヤーが展開されてしまう現象です。
    ネットで調べると、レイヤーパネルオプションの設定をしなさいとのお答えがほとんどなのですが、そのような設定は変更していないのです。

    実害はないし、調べるのに時間もかかるので、しばらく放置していたのですが、ある時気がつきました。
    レイヤーが展開されるファイルには、シンボルを登録した後で、元のオブジェクトを削除した時にできたらしき、空のシンボルが残っているのです。
    空のシンボル
    これを削除すると、謎のレイヤー展開現象は起こらなくなりました。

    この現象に遭遇したら、思い出してみてください。