実績紹介:『図解雑学 失敗学』(畑村洋太郎著、ナツメ社)

みなさんこんにちは!ウエイドの新刊案内のコーナーです。
今日ご紹介するのはこちら。ナツメ社様から刊行の『最新図解 失敗学』です。
『最新図解 失敗学』(畑村洋太郎著、ナツメ社)表紙
本書は2006年に出版された『図解雑学 失敗学』に、福島第一原発事故の章を新たに追加した増補改訂版となります。今回ウエイドは、表紙イラストと、追加された章の図版トレースを担当させて頂きました。

さて、「失敗学」とは何かと言いますと、著者である畑村洋太郎教授が、『失敗学のすすめ』などで提唱された学問で、過去の失敗について研究し、原因の究明と教訓の継承を目的としています。
「○○学」なんて言うと、一般人には難しくて理解できないのでは?とお思いの方もいるかもしれません。しかし、本書はより多くの方に失敗の歴史を共有してもらうことがテーマで、内容もなるべくわかりやすく書かれています。
「良い失敗、悪い失敗」といった失敗学の基礎知識や、実際に起きた過去の失敗例など、2ページごとに細かくテーマが区切られ、それぞれ平易な解説と写真・イラストによる図解が付いてきます。失敗学とは何か、失敗から学び活かす方法などが、視覚的にすんなりと理解できる構成となっています。

とくに今回追加された福島の原発事故に関する章は、複雑な事故の過程を一つ一つ追い、その中で起きた数々の失敗について簡潔かつ具体的に解説されています。現在福島原発事故については、多くの意見が飛び交い、その情報量に混乱してしまう人も多いかと思います。そんな方はぜひこの本で福島原発事故の基礎知識を身につけてみてはいかがでしょうか。

さて、図版の制作で心がけたことというと、やはりテイストの統一感にあります。ウエイドが担当したのは後半の増補部分のみ、もし元々にあったイラストと感じが違うと、ちぐはぐした印象になってしまいます。イラストのわかりやすさはもちろん、過去のイラストとの整合性にも気をつけながら制作しました。
『最新図解 失敗学』(畑村洋太郎著、ナツメ社)既存ページ
『最新図解 失敗学』(畑村洋太郎著、ナツメ社)増補ページ
新しい本をイチから作るというお仕事だけでなく、ウエイドは他のデザイン事務所さんが作られたものに合わせて新しいページを追加したり、アレンジしたりすることも得意としています。
もし、かつて出した本を、最新情報に合わせて改訂したいという方がいらっしゃいましたら、ぜひウエイドにお声かけください。
最新図解 失敗学』は全国書店にて好評発売中です!

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