3D地形図サンプル:愛知県豊橋市街・吉田城趾

現在ウエイドで力を入れている、3D地形図のサンプルを作成してみました。
担当者の地元、愛知県豊橋市街の高低差を色分け強調してあります。

愛知県豊橋市街・吉田城趾の3D地形図
カシミール3Dにて作成、Adobe Illustratorにて調整

低→中→高
緑→黄→赤
となっていますが、範囲内に山らしい山はない非常に平坦な地形です。
色分けしてみると、東海道(≒国道1号)が豊川と交差する交通の要衝に位置する吉田城が、平地ながらも少しでも守りやすく、洪水にも強い台地の範囲で、豊川に最も接近する位置を選んで建てられた様子が判ります。
堀や石垣の跡らしき凹凸も、この色分けだと感じ取れるのではないでしょうか。

作成してみて気が付いたのは、牟呂用水が高い位置を流れていること。
駅前の水上ビルは川沿いに建てられていると思っていたのですが、台地上を流れていて、川ではなく人工の水路だと見て取れます。
「牟呂用水」という名前からも明らかなのですが、地理に疎い私は漠然と川だと思っておりました。

このように、3D地形図を細かく色分けしてみると、平野部の地形にも様々な歴史の痕跡が浮かび上がってきます。

3D地形図を使った本作りや記事作りをお考えの方、お気軽にご相談ください!

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