カテゴリー別アーカイブ: デザイン

左利きさんもニッターズハイ!

このブログを読まれているアナタは右利きですか?左利きですか?

「編み物をはじめてみたものの、書いている図案がどうにも作りづらい…」

そんなことを思ったことはありませんか?

もしかしたらソレ、アナタが左利きだからかもしれません!
(単に「器用ではないから」という可能性も、なくはない)

というのも、世の中に出回っている編み物の本というのは、
通常、右利きの方に合わせて作られているものなんです。

そんな左利きのアナタの悩みを解決する本がついに登場しました。
それがこちら!

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『左利きさんのための はじめてのかぎ針編み』

こちらは企画・編集した方が左利きで、いままでは右利きの編み図を脳内で左右反転しながら
編み物をしていたのですが、それを解決したくてつくられた本なんです。
ウエイドはこの本のデザインから編み図の作成まで担当しております。

この本に載っている編み図や写真はすべて左利き用!
だから、右利き用の図を左利き用に変換せずに、そのままつくるだけでいいんです。
このストレスフリー感たるや。

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また、デザインの随所に左利きを意識したアイコンやデザインが「左利き専用」という気持ちを高めてくれますね。

おそらく一般的に編み図とは「×や○の記号が並んでいる」というものを想像されている方には
「編み図の左右反転の難しさ」の具体的なイメージが掴めない方もいるかもしれません。
たしかに、四角で構成された編み図なら向きが逆になるというイメージで問題ないのですが
なかには、このように

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うずを巻くような編み図もあるんです。
こちらも単に円になっているだけならよいのですが、うずなので軸の中心が少しずつずれていくという…。
左右反転を脳内変換しながらつくるのって、大変ですよね。

この本は、そんなストレスから一気に解放してくれる本です。
左利きというだけで編み物を避けてきた方には、ぜひお手に取っていただきたいです。

おもしろい日本史!

今回ご紹介するのは『暗記じゃなくて考えたら 日本史はこんなにおもしろい』(山川出版社発刊)です。
学生や日本史を学び直したい大人へ向けた本で、読者が想像力を働かせ歴史を追体験できるところが大きな魅力です!

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ウエイドではフォーマットデザイン、図版、装丁を手掛けました。

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山川出版社様は、歴史を扱う教科書の大手出版社です。
今回は「教科書のような固い印象の参考書ではなく、雰囲気を変えてデザインしてほしい。」とご要望をいただきました。

あくまで勉強に使うものなので、
学びが得られるようなキチンとした印象は損なわないように、
でも難しそうと思わせないすっきりとしたデザインになるように作成したところが1番のポイントです!

印刷は黒1色ですが、囲みにバリエーションをつけることで一目で内容が分かりやすくなっています。

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教科書のアイコンも、山川出版社様の実際にある日本史の教科書を模して作成しました。
リアルに描かないところが、こだわりのポイントです!

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教科書や参考書に携わらせていただくことが多いウエイド。
勉強を頑張る人の力に、少しでもなれたら嬉しいです!

共感されるリーダーになりたい方に

今回ご紹介する本は、ぱる出版さんから発行の
共感されるリーダーの声かけ 言い換え図鑑』(著:吉田幸弘)です。
ウエイドでは、装丁・デザイン・DTP・イラスト制作を担当させていただいております。

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ハラスメントが問題視される今の時代、部下にどう声かけするのが良いか悩んでしまう…といった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらは、部下への声かけのNG例から部下に共感されるようになる言い換え例をわかりやすく解説している1冊となります。

1見開きに1つのシュチュエーションずつ声かけ例が大きくのっており、良い悪い例がすぐにわかる読みやすいデザインとなっています。

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より自分を成長させたいと考える方にむけたスタイリッシュな装丁になっており、モノクロのイラストが表紙の色とタイトルをより際立たせています。
イラストの塗りにグレーではなく網点を使用しているのもこだわりポイントだそうです。

リーダーの方だけでなく、様々な場面で応用できそうな言い換えの考え方が勉強できるおすすめの1冊です。

ぜひお手に取ってみてください。

忙しすぎて読む暇もない???

今回ご紹介するのは池田書店様より刊行の『現場で役立つ よくわかる訪問看護』です。

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「訪問看護」とは自宅で療養する患者さんを看護することで、
病院での看護師さんのお仕事とは全く異なるものだと言っても過言ではないそうです。

だから病院での業務経験が豊富にある看護師さんでも学ばなければならないことが多い。
でも普段の業務で手いっぱいで、勉強する余裕はない……。
「そんな忙しい中でも訪問看護師さんが、読んでいられる本にしたい」
という編集者さん切実な願い……。

普段から解説する本、勉強する本を数多く手掛けるWADEにとって
「読みやすく」「わかりやすく」はデザインする上で、
なくてはならない要素なのですが
ここまでの使命感を感じるケースはそうそうありません。

文字のメリハリ、アイキャッチの入れ方、色のバランスなどなど
細かいところにこだわって読みやすい紙面を目指しました。

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本当に訪問看護師さんは大変なお仕事です。
頭が下がります。私たちがお手伝いした本で
一人でも多くの訪問看護師さんのお仕事が楽になったら嬉しいです。

カラーで蘇る! 零戦カレンダー

新年が始まりましたね! 新年に欲しいものといえば…そう! カレンダー!

ミリタリーファンにはお馴染みの雑誌・月刊「丸」潮書房光人新社)のカレンダーのデザインを今年も担当させていただきました!

このカレンダーで使用している写真…実はモノクロの写真を着色して当時の色を再現!

なかなか手に入らない当時の貴重な写真がカラーで蘇る…!!!

世界の宗教を知るということ。

今回は、新星出版社様より刊行されました『カラー版 徹底図解 【新版】世界の宗教』と、ナツメ社様より刊行されました『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる宗教史図鑑』の2冊を紹介させていただきます。

カラー版 徹底図解 【新版】世界の宗教』は長年続くベストセラーシリーズで、今回はデザインのリニューアル版となります。
ウエイドでは、新たなデザインの製作を担当させていただきました。

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長年続いていることもあり、当時のデザインの流行によって読みやすさも変わってきますので、今回のデザインでは、「今風に」「やわらかく」といった方向性が求められました。

具体的には昔は見出しなどがグラデーションを使用し、立体感を表現した重たいイメージのものが多かったのですが、今回は立体感は出さずにシンプルでフラットな形状、色はパステルカラーを採用し文字も丸みのあるフォントを使うことで印象は軽くなり、読みやすいものとなっております。

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次にご紹介させていただくのは『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる宗教史図鑑』です。

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こちらは写真や図表を使用し解説されている『カラー版 徹底図解 【新版】世界の宗教』とは異なり、イラストや図を多用し、読者の方に内容をわかりやすく伝えることに力を入れていると感じられる本となっております。

イラストは2.5頭身のキャラクターが登場しますので、人によっては「やさしめ」だったり、低年齢の学生の方向けかとも受けとれるかもしれませんが、
内容はしっかりと網羅されており、この一冊を持っておけば世界の三大宗教のみならず、日本で起こった宗教、日本にやってきた宗教の成り立ちを理解することができます。

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現代日本では、(勿論、いまでも宗教の教えに従っておられる方はいらっしゃいますが)人々の宗教の影響力は縮小化され、世俗化されてしまっていると言わざるを得ません。

ですが、外国では宗教の教えに従い、救いとし、生活されている方が多くいらっしゃいますし、信仰の形も様々です。
また、我々がニュースで目にする出来事、例えば紛争などは宗教の教えの違いによるものであったりと宗教の存在は世界のなかではとても大きなウエイトを占めているのだと知ることがわかります。

なので、、宗教についてまったく触れてこなかった方も、「学生時代に授業のなかで勉強してきてそれなりに知ってるよ」という方も
今回ご紹介したこの2冊の本を読むことでもう一段、「宗教」について詳しくなってみませんか。

ク〜リスマスが今年もやぁってくるぅ~♪

ハロウィンが終わり、今年もあっという間にこの時期がきましたね。
クリスマスが!

…と、いうわけで今回はクリスマスなアイテムのご紹介です。
まずはコチラ!

旺文社様から発売されております
ペンがおしゃべり! ベビー&キッズ えいご絵じてん500&22SONGS

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です。

これは本とセットでペンがついており、ペンから音声が出ることで楽しみながら英語が学べるスグレモノ!
しかも本に描かれたイラストなどをペンでタッチするだけでそのイラストの名前などを読み上げてくれます。

セットは0~7歳用、5~12歳用あり、対象年齢も広いので、ちっちゃな頃から英語を親しむのもよし、小学校に上がってからの小学校英語に対応した本格的な勉強のお供としての使い方もできてしまいます!

今回ウエイドでは、このセットをクリスマスプレゼント用として渡すときにぴったりなクリスマスカードをデザインさせていただきました。
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こちらのセットをご購入された時に付いてきますので、ぜひ!

次にご紹介するのは、コチラ!
学校では教えてくれない大切なこと』シリーズ
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です。

コチラも旺文社様から発売されている本で、現在までに40作まで続く人気シリーズです。
学校で勉強する教科には当てはまらないことなので、学校では教えてくれはしないけれど、大人になるまでに知っておきたい知識や日常の疑問などを楽しく漫画で学べる本です。
シリーズの売上も累計で200万部を突破しており、非常に人気の高さがうかがえます。

弊社所属のイラストレーターである関 和之も長くシリーズのマンガ・イラスト製作担当として参加させていただいております。

今回はこの本のイベント等で配布されるオリジナルぬり絵ブックカバーのデザインをさせていただきました。
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こちらは既存の本に被せるブックカバーで、歴代シリーズの人気キャラクターが描かれており、
自分の好きなように色を塗るもよし、自分でオリジナルの「学校では教えてくれない〇〇」を作ってしまうもよし、
そしてそれを本に被せてしまうもよしと何重にも楽しめてしまうグッズなんです。

あなたならどんな「学校では教えてくれない〇〇」をつくりますか?

このシリーズはジャンルごとにまとめたセット販売もありますので、お子様へのクリスマスプレゼントにぜひ!