カテゴリー別アーカイブ: デザイン

春樹 パスタに感動

みなさん、文学に触れてますか?

ということで今回は、さくら舎様より出版されました『これだけは知っておきたい日本の名作』を紹介させていただきます。

この本は古来から現在に至るまで、日本文学の歴史の転換点になったのではないかとされる作品をピックアップして紹介した本です。

「古事記」や「源氏物語」、「徒然草」といった誰もが名前くらいは聞いたことはある有名な作品から、明治時代の雑誌の付録まで(どうやって手に入れられるのか)幅広く紹介されています。

弊社では、各作品をイメージした挿絵を担当させていただきました。

作品の内容に則したものから、文豪まで幅広く描かせていただいております。

作品ごとに作風も内容もまったく違いますので、絵柄も様々に描きわけており、

夏目漱石、芥川龍之介はオススメです!

「文学」に触れたい気持ちはあるけれど、どこから手を出したらいいのかわからない

と、ちょっと手控えている方へのガイド本となっておりますので、ぜひ!

暑いもんね

さくら舎さまから発刊されている『水族館飼育員のキッカイな日常』。

ウエイドさんはDTPと本文デザインを担当させていただきました。

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著者である「なんかの菌」さんのイラストがふんだんに使われている本作。

菌さんのゆるいタッチにそぐわないよう、デザインもゆるくしたってデザイナーが言ってました。

今年はとんでもなく暑いですからね。

屋外は熱中症のリスクがつきまとうんで、水族館に行きましょうよ。ね?

左利きさんもニッターズハイ!

このブログを読まれているアナタは右利きですか?左利きですか?

「編み物をはじめてみたものの、書いている図案がどうにも作りづらい…」

そんなことを思ったことはありませんか?

もしかしたらソレ、アナタが左利きだからかもしれません!
(単に「器用ではないから」という可能性も、なくはない)

というのも、世の中に出回っている編み物の本というのは、
通常、右利きの方に合わせて作られているものなんです。

そんな左利きのアナタの悩みを解決する本がついに登場しました。
それがこちら!

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『左利きさんのための はじめてのかぎ針編み』

こちらは企画・編集した方が左利きで、いままでは右利きの編み図を脳内で左右反転しながら
編み物をしていたのですが、それを解決したくてつくられた本なんです。
ウエイドはこの本のデザインから編み図の作成まで担当しております。

この本に載っている編み図や写真はすべて左利き用!
だから、右利き用の図を左利き用に変換せずに、そのままつくるだけでいいんです。
このストレスフリー感たるや。

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また、デザインの随所に左利きを意識したアイコンやデザインが「左利き専用」という気持ちを高めてくれますね。

おそらく一般的に編み図とは「×や○の記号が並んでいる」というものを想像されている方には
「編み図の左右反転の難しさ」の具体的なイメージが掴めない方もいるかもしれません。
たしかに、四角で構成された編み図なら向きが逆になるというイメージで問題ないのですが
なかには、このように

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うずを巻くような編み図もあるんです。
こちらも単に円になっているだけならよいのですが、うずなので軸の中心が少しずつずれていくという…。
左右反転を脳内変換しながらつくるのって、大変ですよね。

この本は、そんなストレスから一気に解放してくれる本です。
左利きというだけで編み物を避けてきた方には、ぜひお手に取っていただきたいです。

おもしろい日本史!

今回ご紹介するのは『暗記じゃなくて考えたら 日本史はこんなにおもしろい』(山川出版社発刊)です。
学生や日本史を学び直したい大人へ向けた本で、読者が想像力を働かせ歴史を追体験できるところが大きな魅力です!

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ウエイドではフォーマットデザイン、図版、装丁を手掛けました。

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山川出版社様は、歴史を扱う教科書の大手出版社です。
今回は「教科書のような固い印象の参考書ではなく、雰囲気を変えてデザインしてほしい。」とご要望をいただきました。

あくまで勉強に使うものなので、
学びが得られるようなキチンとした印象は損なわないように、
でも難しそうと思わせないすっきりとしたデザインになるように作成したところが1番のポイントです!

印刷は黒1色ですが、囲みにバリエーションをつけることで一目で内容が分かりやすくなっています。

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教科書のアイコンも、山川出版社様の実際にある日本史の教科書を模して作成しました。
リアルに描かないところが、こだわりのポイントです!

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教科書や参考書に携わらせていただくことが多いウエイド。
勉強を頑張る人の力に、少しでもなれたら嬉しいです!

共感されるリーダーになりたい方に

今回ご紹介する本は、ぱる出版さんから発行の
共感されるリーダーの声かけ 言い換え図鑑』(著:吉田幸弘)です。
ウエイドでは、装丁・デザイン・DTP・イラスト制作を担当させていただいております。

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ハラスメントが問題視される今の時代、部下にどう声かけするのが良いか悩んでしまう…といった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらは、部下への声かけのNG例から部下に共感されるようになる言い換え例をわかりやすく解説している1冊となります。

1見開きに1つのシュチュエーションずつ声かけ例が大きくのっており、良い悪い例がすぐにわかる読みやすいデザインとなっています。

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より自分を成長させたいと考える方にむけたスタイリッシュな装丁になっており、モノクロのイラストが表紙の色とタイトルをより際立たせています。
イラストの塗りにグレーではなく網点を使用しているのもこだわりポイントだそうです。

リーダーの方だけでなく、様々な場面で応用できそうな言い換えの考え方が勉強できるおすすめの1冊です。

ぜひお手に取ってみてください。

忙しすぎて読む暇もない???

今回ご紹介するのは池田書店様より刊行の『現場で役立つ よくわかる訪問看護』です。

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「訪問看護」とは自宅で療養する患者さんを看護することで、
病院での看護師さんのお仕事とは全く異なるものだと言っても過言ではないそうです。

だから病院での業務経験が豊富にある看護師さんでも学ばなければならないことが多い。
でも普段の業務で手いっぱいで、勉強する余裕はない……。
「そんな忙しい中でも訪問看護師さんが、読んでいられる本にしたい」
という編集者さん切実な願い……。

普段から解説する本、勉強する本を数多く手掛けるWADEにとって
「読みやすく」「わかりやすく」はデザインする上で、
なくてはならない要素なのですが
ここまでの使命感を感じるケースはそうそうありません。

文字のメリハリ、アイキャッチの入れ方、色のバランスなどなど
細かいところにこだわって読みやすい紙面を目指しました。

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本当に訪問看護師さんは大変なお仕事です。
頭が下がります。私たちがお手伝いした本で
一人でも多くの訪問看護師さんのお仕事が楽になったら嬉しいです。

カラーで蘇る! 零戦カレンダー

新年が始まりましたね! 新年に欲しいものといえば…そう! カレンダー!

ミリタリーファンにはお馴染みの雑誌・月刊「丸」潮書房光人新社)のカレンダーのデザインを今年も担当させていただきました!

このカレンダーで使用している写真…実はモノクロの写真を着色して当時の色を再現!

なかなか手に入らない当時の貴重な写真がカラーで蘇る…!!!