みなさんはアイシングクッキーをご存知ですか?
砂糖でデコレーションされた可愛らしいクッキーです。
2〜3年前から流行りはじめて、現在は手軽に洋菓子屋で購入可能なので、
目にする機会は増えたのではないでしょうか?
もちろん自分で作ることもできますよ!
実は私も約3年前にお菓子教室でアイシングクッキーの講座を受けました。
クッキーに粉砂糖と卵白と食紅を混ぜた溶液を絞って、絵や字を描く作業なのですが、一定の力でゆっくりと絞りながら描いていく作業が、ムズかしかったのを覚えています。
最初は1つ作るのにも時間がかかってしまい、集中力と根気がいる作業だと思ったのですが、そのぶん完成品がとても可愛らしくできたので嬉しかったです。
さて、今回ご紹介する本は日東書院さんより発行された新井知加子さんの『子どもと一緒にアイシングクッキー』です。
新井知加子さんはアイシングクッキーの教室やワークショップなどを精力的に開催されており、お子さんと一緒にできる講座あります。
マカロン作りも得意で、コンクールで入賞されたこともあるそうです。
ウエイドでは図案のトレースを担当しました。
細かい図版が得意なウエイドにはとても嬉しいお仕事です。
図案は先生の手書きで描かれた原稿をトレースしながら整えていきます。
図の色もクッキーの写真を見て近い色にしました。
図案があると写真で分かりにくい部分も理解しやすいですよね。
線や左右の違いが曖昧な部分もへっちゃらです。
そして今回は、なんとウエイドスタッフもアイシングクッキー作りに挑戦しました。
本のレシピを参考に《しずく》と、ウエイド手芸部のキャラクターの《ケイティ》のアイシングクッキーを作りました!!
まずはオリジナルの型を作ります。
アルミ板を細幅に切り、図案に沿って曲げ、接着剤で止めました。
次にクッキー生地を作って、先ほどの型で抜いてオーブンで焼きます。
こんがりと焼き色がつき、これだけでも美味しそうですね。
ここからは、いよいよアイシングです!
アイシングの絵を描く作業は、手芸好きのウエイドスタッフで行ます。
今回は水を入れるだけで、アイシング溶液になる市販の製品を使いました。
本を参考にしながら、型の縁のアウトラインを描きます。
ここで、ポイントなのが少し固めのアイシング溶液を使うこと。
手がプルプルと震えますが、一定の力で描いていきます。
アウトラインを描き終えたら、次にゆるめのアイシング溶液を中に入れて、隙間はつまようじで埋めていきます。
更に固まったら、その上に固めのアイシング溶液でケイティの顔を描きます。
顔を描くのは難しいですが、さすがウエイドのイラストレーター。
迷いなく描いておりました。
そして、ついにオリジナルアイシングクッキーが完成しました!
どれもカワイイですね!
アイシングは集中力と根気が非常にいる作業ですが、みんなでやると協力できるので作業が捗り、なによりワイワイと楽しいですね!
他のスタッフにも好評で、ウエイドの手芸制作部のツイッター(@KatyAmino_WADE)にも取り上げております。
ぜひ、みなさんもアイシングクッキーに機会あればやってみてくださいね。
今後もウエイドでは面白そうなことに挑戦していきます!