人がくる!?

「令和」に決まった年号改正の話題に隠れてしまいましたが、
外国人労働者の受け入れを拡大する「改正出入国管理法」が4月1日に施行されましたね。

今回は、文字だけ見ると見ると、
とっつきにくそうなそれらの内容を分かりやすく解説してくれる本のご紹介です。

集英社さんから出版された『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?/内藤正典(著)』です。

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こちらでは、地図やグラフ表を担当させていただきました。
今回の地図はQGISという、地理情報システムの閲覧、編集、分析機能のあるソフトを使い作成しました。
その為、普段作成する事の少ないような地域でも、柔軟かつスピーディーに対応する事が出来ました。

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グラフも、参考資料をもとに、パッと見て何について書かれているのか分かりやすくように吹き出しを入れるなどのデザインを提案し、内容が分かりやすい事を重視いたしました。

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内容は外国人労働者を「労働力」としてではなく、「人がくる」という視点に立って書かれています。
言われれば当然な事ながら、法律や単位ではなく人の生活に関する事なのだと再認識させてくれます。

日本は島国であり、鎖国をするなどして人の流入に慣れておらず、「日本人」=「日本の血が流れている」と認識があります。
そんな私たちが人を受け入れるには何が必要か。

生活習慣、宗教、価値観の違い……問題は沢山あるとは思いますが、まずはこの本を読んで、「人がくる」という心持ちから始めるのも良いのではないでしょうか。

若き経営者の奮闘記の小説の挿絵を手掛ける!

「3H」と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?

鉛筆の芯の硬さではないのですよ。
「初めて、変更、久しぶり」というローマ表記の頭をとり、
主に人間が作業を行う際にミスや失敗を起こしやすい状況をまとめた標語だそうです。

初めて(Hazijimete)・・・初めてやる作業
変更(Henkou)・・・手順や方法が変更された作業
久しぶり(Hisashiburi)・・・久しぶりに行う作業

なんだかドキッとしますが、日々役に立てたい標語ですね。

さて、今回ご紹介するのは日刊工業新聞社様より発行のその名も『工場管理』という雑誌です。

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内容は実際に工場で働いている方やコンサルタントや大学教授などの方から工場管理について問題改善、新しい技術の導入などの話が沢山掲載しています。

ちなみに上記の「3H」に関してですが、工場の問題点や改善点を洗い出し、解決法や未然策の事例を説明しています。
私も読んで職種や現場は違いますが、とても参考になりました。

その中で、今年より連載が開始された『ぼくらの工場革命』という小説の挿絵を
ウエイドのイラストレーター森崎、本文フォーマットをデザイナーの木下が担当しております。

工場管理』で小説の連載は初めての試みで、そこでご依頼いただけたことは光栄です!

小説のストーリーは高度経済成長期を支えたある工場の社長が引退の時期を迎え、自分の息子に社長の座を託し、二代目の社長が試行錯誤しながら成長していく奮闘記です。

登場人物は間もなく引退を迎える社長、その息子の次期社長、リーマンショックという困難の中で社長を支えた工場長、経営に新しい風を吹かすキーマンのコンサルタントの4名が主要人物で構成されております。

小説の挿絵はわりと抽象的なイメージだったのですが、この小説では登場人物のイラストがメインです。
クライアントのご意向は、某ドラマのように逆境に負けず、社員の結束力で会社を盛り立てるようなシリアスで熱気にあふれるものでした。

表情が豊かで躍動感のある挿絵になっており、小説を盛り上げていますね!
イメージもぴったりで臨場感が伝わってきますね!

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森崎は以前から小説の挿絵がかけるようになりたいと申しており、今回その念願叶ってお仕事をいただけたので力をいれて描いております!

そしてフォーマットの木下曰く、
デザインは朝ドラのような爽やかな雰囲気で小説らしさを出しつつ、シンプルなデザインにしています。ポイントはタイトルを原稿用紙風に縦書きにしているところです。
ちなみに相関図も担当しましたよ!分かりやすい!

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ウエイドでは複数のイラストレーターが在籍しており、それぞれが得意とするものをもっております。

なかなかご紹介する機会もございませんでしたが、
「こんな雰囲気の建物のイメージのイラストは描けないか?」
「ビジネス向けで固いイメージのイラストが必要!」など
あらゆるイラストに関してのご依頼、ご質問などもどんどんお待ちしております。

一学年分の全教科をこの一冊で!

随分と暖かくなりました。
桜の花びらとスギ花粉が舞い落ち、いろいろな理由で頭がボーっとしがちな今日この頃ですが、学生さんはそうも言ってはいられません。

いよいよ、新学期です。
まずはご入学、ご進級おめでとうございます。

しかし、浮かれ気分のまま春を言い訳にボー・・・っとしていると、アッとゆうまに授業についていけなくなってしまいます。
ゆとりの時代はもう終わっているのです!

とはいえ、いたずらに恐れ慄かなくても大丈夫。
今回のウエイドブログでご紹介する書籍がきっと助けになってくれるはず。
それがこちら、文理さまより発売中の『全科まとめて小学1(〜6)年』です。

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本書は単元ごとに100点満点のテスト形式で理解度を確認できます。
問題の形式や重要度をアイコンで表示していてわかりやすく。
各教科の復習が学年ごとに、この一冊でバッチリです。

ウエイドでは紙面のデザインを決める本文フォーマットと、全体を通してポイントとなる部分で使われるイラストカットを担当しました。

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ご覧の通り、パッと見は絵本のような可愛らしい印象ですが、もちろん実用性も兼ねそろえています。
これは、「子供たちに楽しみながら勉強と向かい合ってほしい。」というクライアントの文理さまの熱意が反映されているからです。

裏面には可愛らしいマスコットキャラの4コマ漫画まで…!

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今回、文理さまとは初のお仕事となりましたが、ウエイドのデザイナーも
文理さまの熱意に応える形で、デザインや要点の見せ方、イラストの使い方など色々とご提案させていただきました。

デザイナーとイラストレーターが社内で緊密に連携を取ることができるので、デザインをご提案する際に、イラストにも様々なバリエーションをつけてお見せすることができます。

この辺りはウエイドならではといったところです。
このような要素が重なって、本書は密度の濃いシリーズに仕上がったのではないかと自負しております。

熱い熱いと言っているうちに、すぐに暑い夏休みがやってきて、そうこうしているうちにすぐにまた一年経ってしまいます。
何事もスタートダッシュが肝心だと思います。
この『全科まとめて小学1(〜6)年』と一緒に、勉強が楽しい1年間を過ごしてみてはいかがでしょう?

レッツ青春!!!

青春という言葉はそれだけで甘酸っぱさや友情努力勝利が圧倒的に押し寄せてきます。
そんな言葉がタイトルに入った、その名も『青春ハンドメイド/学研プラス』をご紹介させていただきます。

青春……眩しいですね。その言葉の通りに、学園祭や体育祭など、キラキラした学校生活を送る中での衣装の作り方の本です。

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この本では、型紙と裁ち合わせ図を担当させていただきました。そして、この本は普通とはちょっと違う本なのです。

まずは学校の図書室に置く為の本である事。
その為、とても硬いハードカバーなのです。叩くと、音からして違います。多くの人が読む為にとても丈夫に出来ているのです。

そして、何より特徴的なのは、型紙がダウンロード出来るのです!!
QRコードが付いていて、ネットから必要な型紙をダウンロード出来るという、まさに現代らしい作りになっています。

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A4サイズの型紙をダウンロードして自分で張り合わせて作成してもらう為、一般的な紙面の型紙とは違い、張り合わせ用のトンボマークがあったりと少し変わったフォーマットになっています。

ウエイドは手芸の図版を数多く手がけている為、その経験を生かし、どうすればより見やすく分かりやすいかを提案させていただきながら作成しました。
ダウンロードしたものを自分で出力するので、コンビニでコピーして、スキャナーに本を忘れる事もありませんし、失敗しても何度でも作れます!是非チャレンジしてみてください!!

『進化論』の進化論を図版で解説!

ダーウィンの進化論について説明してくださいと言われたら、皆さんどう答えますか?

「ええっと…昔キリンは首が短かったけど、突然首の長いキリンが現れて…首が長いキリンは高いところにある葉っぱを食べられて…首の長いキリンだけが子孫を残せたからキリンの首は長くなって…」
と、「進化論」をかいつまんで紹介すると、このような話になるのではないでしょうか?

しかし、どうやらこのお話はあまりに単純化しすぎで最新の進化論とは食い違う部分も多いそうです。

そもそもチャールズ・ダーウィンの『種の起源』が発表されたのが1859年、今から150年以上前です。
その間多くの新発見が有り、進化論はアップデートされてきました。

この150年間にわたる進化論の変遷について解説書が新潮社様より出版されした。
こちら、『進化論はいかに進化したか更科 功 (著)』です。

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今回ウエイドはこちらの本の図版を製作しました。
こちらの本のような科学系図版は我々ウエイドの得意とするところ。

著者の方からのラフを綺麗に整えつつ、言わんとするところは外さない。
今までの経験がキラリと光る的確な図版になっております。

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ところで、進化論に次いでよく話題に上る科学理論といえば「相対性理論」ではないでしょうか?
では皆さん、相対性理論についてうまく説明できますか?

ええっと…、すごい速い宇宙船の中では時間がゆっくりになって…。中の宇宙飛行士が地球に戻ると弟より年下になってて…。

100ページ目前!茶柱Vol.27 発刊しました

手前味噌ですが、ウエイド発行のフリーマガジン『茶柱探検隊 Vol.27』
が先日発刊いたしました。

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この『茶柱探検隊』はもともと弊社がお世話になっている方々にお配りしている冊子で、紙面はウエイドのスタッフはもちろん、お付き合いのある写真家の方やライターさんにご寄稿いただき、年に4回発行しております。

早いもので、2012年にVol.1が出てから7年の歳月が流れました。
本の厚みは予想外に増え、次号は100ページを超えるとか超えないとか…。
初期の『茶柱』と比べると圧倒的ですね。

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今号もお馴染みのコーナーから新連載まで。
ジャンル問わず様々な記事が入り混じった盛りだくさんな内容となっております。

ちなみに、『茶柱探検隊』の内容が気になるという方。
弊社WEBサイトよりバックナンバーを読むことができるのはご存知でしょうか?

『茶柱探検隊』の今後の展開としては、読者様のご意見・ご感想の声をもっと広く募集し、制作にの糧にさせていただくとともに、皆様の声を寄稿者の方にも伝えていきたいと思っています。

ぜひご覧になって頂いて、メールやお問い合わせフォームからお便りいただき、茶柱のさらなる充実にお力添えいただければと思います!

第18回東京国際キルトフェスティバルへ行ってきました!

毎年この時期に行われる日本最大のキルトの祭典、<第18回東京国際キルトフェスティバル>に行ってきました~。

会場はお馴染みの東京ドームです。

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私は今回初めて訪れましたが、当日は日曜の午後ということで本当に沢山の来場者が…!
話には聞いていたのですが、スゴい熱気ですね!

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それではさっそく、展示を見てみましょう!
今回の特別企画は「印象派に恋して~キルトとアートの素敵な出会い~」がテーマで、4人の人気キルト作家さんが印象派画家の絵をテーマに作品を製作されています。

・キャシー中島さん×ゴーキャン
・上田葉子さん×ルノワール
・阪本あかねさん×ゴッホ
・鷲沢玲子さん×モネ

このコラボ、キルトファン的には超豪華ですよぉ!

印象派画家の世界観をキルトで見事に表現されていました!
あの名作がキルトの柔らかい風合いになっていて素晴らしかったです。

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こちらはメインイベントである「日本キルト大賞」(国内外のプロアマ問わないキルターからの応募)の展示です。
応募数1,246点の中から大賞を受賞したのは『朱の慶び』を制作した、三島仁美さん(神奈川県)でした。
色は赤系で統一されていて、素材に着なくなった着物の生地を使っているからかどこか和風で、おめでたさも感じる縁起がいい雰囲気の作品です。
大きさも約3mと迫力がありました!

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その他にも会場にはたくさんの応募作品がところ狭しと飾られておりましたが、 作品ごとに込められた様々な思いを感じることができ、とても見応えがありました。

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さて、この日は<すてきにハンドメイド>のテレビの司会の洋輔さんのトークショーがあるということで、これはぜひ参加せねばとやってまいりました。

ちなみに、ウエイドでは番組教材の『すてきにハンドメイド』の付録型紙のトレース、レイアウトを長年にわたり担当させていただいております。

私がブースに到着した時には、洋輔さんはすでに大勢のマダムに囲まれていました…(汗)

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洋輔さんが司会を始めて約2年が経つそうですが、最初の1年はとてもご苦労をされたそう。
というのも、番組内で紹介する作品を布帛の洋服と小物は裁断・縫製まで、ニットは最初から編んで、ご自身一人で制作していたのだとか…。

2年目はアシスタントさんを雇って、二人三脚体制なり少し楽になったそうですが、一度ご自身で作品を制作するからこそ、作品の良い点をご自身の言葉でお話しされるのでとても伝わってきます。
ワンピースの胸やサイドの切り替えしで体系がカバーできる話を聞いて面白いなと思いました!

洋輔さん自身は服飾の大学を経て、刺繍を学びにフランスへ留学。さらにデザインも手掛けていらっしゃいます。
彼が手掛ける刺繍は遊び心と独創的な世界観があります。
ジャケットのポケットをめくったところにサボテンなんて!(写真がないのが残念)はたまた面白いポーズの動物達!

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刺繍を施すことで洋服がオリジナリティを持ち、愛着がわきます!
刺繍の技術的なアドバイスもサテンステッチやロングアンドショートで面を埋めることが多いときはざっくりやればいい、気にしすぎないことが大事!とアドバイスもらいました!

なんでも手芸をこなしてしまう洋輔さんですが、最後にひとつ心に残る話をしてくれました。
東日本大震災の被災された方で今まで住む場所を余儀なく移住された方のお話しです。

その方は慣れない移住先で鬱々していましたが、趣味の編み物を再開し思いきって編み物クラブに入りました。
すると、知り合いが出来て少しずつ元気を取り戻され、現在ではご自身が代表の編み物クラブを運営されるまでになったそうです。

洋輔さん曰く、手芸には人との絆をつくる不思議な力があり、そういうところに魅了されていると彼の思いを聞くことができました。
間接的ではありますが、洋輔さんのように信念がある方とお仕事できることにとても嬉しくなりました!

イベントだけでなく周囲にはいろいろな手芸メーカーのお店があり、手芸グッズの買い物も楽しめますよ!
人と人の思いを結びつけるキルトフェスティバル。ぜひ来年行ってみてください~。

最後に昔懐かしのゴン太くんと遭遇し、正面のショットをいただきました!
かわいい~。

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