WADEが制作しているモノは、基本的に図版やイラスト作成の絡んだ書籍が多いのですが、近年、教科書や学習参考書などの学校の勉強に役立つ本の製作が急増しています。
そんな訳で、教育分野の現在・未来を知るべく、5/20~5/23に東京ビッグサイトにて開催されていた「第6回 教育ITソリューションEXPO」に行ってきました。
以前に私たちWADEも「東京国際ブックフェア」に参加した事があり、出店することの大変さは身に染みてわかっているので、声をかけてくださる方の話をなるべく聞こうかと思いましたが、学校関係者ではない私に時間を割いていただくのも骨折り損なわけで…。
結局、事前に見て気になっていたブースに飛び込んで色々と話を聞かせていただきました。中には普段からお世話になっている方が実際にブースにいらっしゃったりして、親切丁寧に説明していただいて、とても勉強になりました。
前回の事は行ってないのでわからないのですが、今回メインとなる出展はやはりe-ラーニングでした。ハードウェア面・ソフト面での出展が会場の約半分を占めていましたね。
実際に教室のようなセットを組み、タブレットと電子黒板を使って模擬授業をやっている所も何カ所か。
実際の先生の授業の進め方がイメージできて分かりやすい!と思いましたが、それより何よりスーツ姿のおじさまたちが小中学生が座るような小さな席で、真剣に話を聞いている光景はなかなか素敵でした。
印刷された教科書がなくなることは、そこまで近い未来ではないかもしれませんが、これからは3Dや映像など…色々なメディアがミックスされた「教材」が主流になっていくのは明白で、私たちの仕事も、広げていく幅が増してきているわけです。
自分の学生時代にこんなシステムがあればわかりやすくて勉強を楽しめたのに…と学生時代の自堕落さの理由をそこに結論づけつつ、子どもたちが楽しんで勉強する環境を作るために、私たちも挑戦していかねばならない事が多いんだという“ワクワク感”を感じることができました。
そして来たる7/1~4はいよいよ「東京国際ブックフェア」です。時間があるようなら、こちらも久々に乗り込んでみようかと思います。