新年度、心機一転して新しい趣味にチャレンジしてみようと思っている方へ。
ウエイドブログでは様々な手芸本を紹介してきましたが、その中でも「初心者向け刺しゅう本」の決定版ともいうべき一冊ができました。
それが今回紹介する、西東社さま発行『はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本(川畑杏奈 監修)』です。
ウエイドでは、図案と作り方ページのトレースと作図を担当しました。
基本の刺しゅうの解説や応用方法はもちろん、総勢14名の作家さんによるオリジナル図案を合計580点掲載。
一冊の刺しゅう本としては、かなりのボリューム感です!
図案は動物・植物などの身近なモチーフをはじめ、誕生日、クリスマス、出産祝いなどのイベント向けの絵柄から、アルファベットや線などの汎用性が高いものまでバラエティに富んでいます。
身の回りの小物のリメイクに、お祝いの贈り物に、お子さんの持ち物にワンポイント…などなど、見ているだけでも様々なアイデアが浮かんできますね。
今回に限らず、手芸本の制作時は「実際に作る方の目線」を忘れないように心がけています。
テキストや引き出し線の配置ひとつとっても、いかに見やすく、なおかつ邪魔にならないか(矛盾しているようですが)ということを常に考えながら作らせていただきました。
読者さんが作品を作る際には、作業に集中してとにかく楽しん読み進めて頂けたら我々としても大満足です。
最後に、本書に掲載されている580点の中から「イチ推し図案」を当社スタッフに選んでもらいました。
イラストレーターSさんの推し図案。
睡眠中かはたまた人見知りなのか、顔を隠してまるくなる姿がキュートです!
こちらは、イラストレーターHくんの推し図案。
ただでさえモフモフのクマさんが、マフラーでさらにモフモフしていてキュートです!
このように、かわいい図案が満載の使える一冊となっております。
本書の内容を一通りステッチすれば(1日1点でも約1年半)、あなたも立派な刺しゅうのプロになっている…かも?