北海道の大自然から生まれた模様、刺繍で再現してみませんか?

北海道を拠点に活動し、オリジナルのテキスタイルを手がける「点と線模様製作所」。
自然や植物、野生動物などをモチーフにした、素朴ながら生命力にあふれた図案が魅力です。

布博で行列のできる人気ぶりだとか。

その世界を刺繍で再現できるのが、グラフィック社さま発行の『ten to sen の模様刺繡 ハンドステッチで描く、素敵な模様の刺繡布』。

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合計20点の刺繍図案は、全てパターンを上下左右に繰り返し繋げられるようになっています。
好きな大きさの布に総柄刺繍をしたり、逆に図案から小さなモチーフを取り出してワンポイント刺繍にしたりと、この一冊でさまざまな創作の幅が広がります。

ウエイドでは、掲載図案(先生の手描き)の調整、小物の作り方ページの作図、そして基本ステッチのやり方の一部作図を担当いたしました。

図案は「作者さんのタッチをそのまま活かしたい」とのことで、手描きの原画をそのまま活かしつつ、刺繍の図案としても分かりやすくなるように色を一部加工しています。

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眺めているだけでもワクワクするような、素敵な図案に仕上がりました。

総柄刺繍は難しくても、小さなモチーフなら自分にも作れるかも…?
という訳で、「作ってみたのコーナー」!
今回製作するのは、ウエイド刺繍部新人にも作れそうな「刺繍ブローチ」です。

まずは図案から好きなモチーフをひとつ取り出し、布に刺繍していきます。

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図案を描くのと、実際に刺繍するのは勝手が違いますね…
フレンチノットのサイズが見事にバラバラです(泣)
でもどんどん刺して埋めていけば、気にならなくなるから大丈夫!

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悪戦苦闘しつつも、なんとか刺繍が出来上がりました。

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刺繍した布をブローチに仕立て、完成です!
(作り方の詳細については、ぜひ本を購入してご覧ください!)

同じ図案でも布と糸の色でイメージが変わるので、組み合わせを色々考えるのも楽しいですね。
最近はすっかり寒くなりましたが、冬の夜は北の大地に思いを馳せながら刺繍の世界に浸ってみるのも良いのではないでしょうか?

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