防災の日、一味違った「防災本」ができました!

9月1日は「防災の日」。
この日をきっかけに、災害への備えを再認識したという方も多いのではないでしょうか。

まさにその「防災の日」に発行されたのが、新建新聞社様より発売中『りすの四季だより』(あんどう りす著)です。

著者のあんどう りすさんは、アウトドアでの体験や子育てグッズを防災に活用するという、独自の実践的な防災対策を提唱されている方で、本著はウェブサイト「リスク対策.com」で紹介した内容を書籍化したものです。

ウエイドでは、表紙と本文のデザイン、イラストを担当しました。

防災」というと、様々な知識を覚えなくてはいけない、
道具を揃えなくてはいけない、…など危機感や義務感が先行しがちですが、
本著で紹介されているサバイバルスキルはどれも、身近な道具の活用法や日々の生活に気軽に取り入れやすいものばかり。
子育て中のママさんに役立つテクニックも多数紹介されています。

本文は「春・夏・秋・冬」の4部構成。
季節ごとのイベントを通して緊急時に役立つ知識などを紹介しており、日常生活の延長から自然に防災への備えが身につく内容となっています。

その趣旨と内容を踏まえて、自然や四季をイメージした親しみやすいデザインを提案させていただきました。
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一見すると防災の本に見えない、ほんわかとした優しい雰囲気の表紙です。
各章の扉にも、それぞれの季節をイメージしたイラストを使用しました。
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本文中の解説イラストは、真面目になりすぎないタッチで、なおかつ体の動きなどが理解しやすくなるように心がけました。
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スポーツの秋…ということで、秋の章では古武術のテクニックを使った救出法も紹介。
腕の力を使わず、「てこ」の原理と体幹で相手の体を起こします。
これを使えば小学生でも大人を救助することができますよ!

巻末には災害時の備蓄食として、子どもや友人たちと一緒に楽しくできる「味噌づくり」の方法も載っています。
これからの季節、防災意識を高めるイベントの一環として、みんなで集まって試してみてはいかがでしょうか?

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