『トリック立体 キットBOOK』杉原厚吉著(永岡書店)
パッと見は違和感がないのに、よくよく見ると実際にはあり得ない、そんな立体を描いた「だまし絵」を一度は見たことがあると思います。エッシャーのイラストはよくジグソーパズルやポスターにもなっています。
そんなだまし絵が、実は実現可能だった、そして誰でも組み立てることができるのが、このキットBOOKです。
著者の杉原先生は、人工知能がカメラに写った映像を立体化どうか判断するプログラムの研究中に、あり得ないはずの絵を見せても人工知能があり得ると判定することから、トリック立体が実現可能なことを発見されたのだそうです。
届いた本から一つ組み立てて、動画を撮影してみました。
この不思議体験をぜひ味わってみて下さい。
WADEは錯覚の説明図やキャラクターイラストを担当しました。
大人も楽しめる、トリック立体の世界、冬休みに挑戦してみてはいかがでしょうか?