タグ別アーカイブ: 地図

あなたの都道府県は何位?いろんな統計データをご紹介!

よく「○○が多いのは▲県」「××する人が多いのは●県」など、全国都道府県のランキングがテレビや雑誌で話題となりますが、そんなさまざまな統計データを都道府県ランキングでまとめたのがコチラ!
47都道府県の偏差値』(久保哲朗 著/小学館

syogakukan_toukei1

データの結果の数値を連ねるだけではなく、単位人口を決めて、全国偏差値としてあらわしています
今回ウエイドでは、統計データページのデザインフォーマットを作成しました。

syogakukan_toukei2

データが命!の統計ですが、ひたすら数値だけを連ねても堅い印象になってしまいますし、わかりづらいですよね。
クライアントさんよりいただいた数値データを、どうしたらわかりやすく、ビジュアル的にみせられるか?様々な表現方法をご提案しております!

今回は各都道府県の様々な統計ということで、日本地図をやわらかい印象になるように、イラストタッチで書き下ろしました!

syogakukan_toukei3

偏差値上位から濃い色〜薄い色と、パッと見て偏差値の高い順がわかりやすいように工夫しています。

本編は章ごとに「食」「子育てと教育」「住まいと生活」「働き方」「レジャー」「社会と健康」という6つのテーマにて構成されています。
それぞれの様々な偏差値が紹介されており、仕事の会話で使える話題もあれば、友人との話のネタとしておもしろい統計ランキングもたくさん掲載されています。

たとえば、コラムのページは「かつお節・削り節の消費量」などがあるのですが、その統計データから見えてくるかつお節、削り節にまつわる深〜い歴史なども…

syogakukan_toukei4

パラパラとページをめくったときに、ふと目に付いたのが「アイスクリーム・シャーベット消費量」の統計です。
暖かい県が1位なのかと思いきや、なんと石川県が1位でした。
寒い地域ほど、暖かい部屋でアイス…というのが多いのでしょうか。
私自身も外は寒いけれど、暖かくした部屋で食べるアイスは大好きです。

持ち歩いて、空いた時間などにパッと開いたページを読むのに、ちょうど良い一冊かと思います!
是非バッグに一冊、いかがでしょうか?

今年は「山城歩きデビュー」してみませんか?

今回は久々に、ウエイド得意の歴史本のご紹介です!

大きな縄張図で歩く! 楽しむ! 完全詳解 山城ガイド』。
城関連の書籍を数多く手がけている学研さまの発行です。

yamajiro_gakken_p01

ここ数年、歴史好きの間では「山城ブーム」が続いていますが、本書では山城の基本構造から縄張図(山城の構造を描いた図)の読み方などとともに、合計34城のルートガイドを紹介。

山城に興味はあるけど、現地に行くのはまだまだハードルが高い…という方にも、入門書兼ガイドブックとして最適な一冊となっています。

学研さまの折込ページ付き歴史本をウエイドが手掛けるのは、昨年発行の『超ワイド&パノラマ 鳥瞰イラストでよみがえる歴史の舞台』(写真右)に続いて二冊目。
ベストセラーとなっている『鳥瞰イラスト』に引き続き、今回も装丁と本文のデザインに、一部地図やイラスト作成も担当させていただきました。

yamajiro_gakken_p02

初心者でも構造が見やすい、編集部おすすめの5つの山城は、復元図と縄張図を折込みページでどーんと掲載。

yamajiro_gakken_p03

yamajiro_gakken_p04

こちらは、その5つの山城の中でも特に人気が高い「日本のマチュピチュ」こと竹田城の復元イラスト。
サイズが大きいと迫力が違います!

巻頭には、春風亭昇太師匠による山城歩きガイドも!
昇太師匠といえば、最近ではBSの山城トレッキング番組で案内役を務めるほどの山城好きとして有名ですね。

yamajiro_gakken_p05

デザインは「ぜひ本書を手に取って、山城を実際に歩いてみてほしい」という思いから、一般的な歴史本と比べて明るく活動的なイメージの誌面となっています。

yamajiro_gakken_p06

各城のタイトル背景に入るデフォルメイラストは、ウエイドスタッフ原田くんの力作です。
各章で紹介するお城の特徴をシンプルに表現するよう工夫しています。

yamajiro_gakken_p07

天守閣のある平城と違い、自然の要塞である山城は建造物こそ少ないものの、わずかな遺構を頼りに当時の戦国武将たちが何を考え、行動していたのかを想像するという楽しみがあります。
最近は現地でスマホをかざすとVRで復元図が見られるなど、鑑賞方法も充実しているようですね。

かくいう私も山城初心者なので、春になったら登山も兼ねて山城デビューしてみたいと密かに思っています。
(ちなみに山城歩きのベストシーズンは晩秋から春先、冬は積雪のある地域は避けた方がよいとのことです。)

そうだ、地図を片手に京都へさんぽに行こう♪

暑い暑い…と毎日感じていた日々も過ぎ、一気に秋めいてきましたね。
秋といえば紅葉!特に京都の紅葉は本当に綺麗ですよね!
数年前に紅葉真っ盛りな時期に京都へ行ったことがありますが、見事なものでした。

今回はそんな紅葉を楽しむ京都さんぽについて特集された、『婦人画報11月号』(ハースト婦人画報社様)にて地図のお仕事をウエイドでさせていただきました。

fujingaho1

ガッツリ観光!というものではなく、ゆったりさんぽを楽しむ企画ですので、地図の道や川などはしっかり表現しながらも、普段のカチッとした印象とは一味違う、全体的に手書き感のある、あたたかみのある地図になるよう制作しました。

巻頭特集・京都 秘密のさんぽ道より、
まず1つ目は『祇園路地さんぽ』の地図です。

fujingaho2

祇園の芸妓・紗月さんオススメの、地元に暮らしているからこそ知る名店などが紹介されています。

表の通りだけでなく、裏路地の隠れたお店なども紹介されているため、地図にも細かな道をわかりやすく描きこんでいます。

fujingaho3

次に『鴨川自転車さんぽ』の地図です。

fujingaho4

こちらは鴨川付近を自転車で周るさんぽですので、大きな道をしっかりと描き、細かな道は必要最低限に絞って描きこんでいます。

同じ京都の街でも、広範囲・特定の範囲など、目的に沿った地図をわかりやすく制作しております。

fujingaho5

余談ですが、春先に弊社社内旅行で京都へ行ってまいりまして、その際、偶然にも歩いたあたりだったため、土地勘を活かすことができました。ご縁に恵まれた嬉しいお仕事でした。

京都へ行きたくなってきましたか?私はとっても行きたくなりました。
次に京都へ行った際は、お菓子や美味しいもの巡りをしたいなあと思います。

▼オマケ
omake
数年前に撮った京都の紅葉です。三色の葉のコントラストがとても綺麗でした。

「文句があるならベルサイユへいらっしゃい」!? あの写真集の初回特典を作成

9月7日、筑摩書房さまより、写真集「ヴェルサイユ宮殿」が出版されました。
公式ウェブサイト )
4人のヴェルサイユ公式カメラマンが撮影した、唯一の公式写真集です。

ChikumaVersailles_p1

表紙に使われているのは、宮殿内随一の人気スポット「鏡の回廊」。
(第一次世界大戦でヴェルサイユ条約が締結されたのがこの場所です)

ChikumaVersailles_p2

陽光の射し込む無人の回廊、装飾品の接写、ドローンによる空撮などなど、公式カメラマンでなければ撮れない貴重な写真が満載。
解説文も秀逸で、歴史的出来事から裏話まで簡潔にまとめられています。
ガイドに案内されて宮殿を特別に案内されているような気分になってきます。
このボリュームの写真集で6000円(税抜)というスペシャルプライスなのも魅力です。

今回ウエイドが制作を担当したのは、初版限定特典の「宮殿内地図」、「庭園地図」。
『ヴェルサイユ宮殿』(筑摩書房)宮殿内地図
『ヴェルサイユ宮殿』(筑摩書房)庭園地図
(不鮮明でスミマセン!購入者のみのお楽しみということで…。)

この地図は日本版のみの特典。
日本版編集部の発案で、写真集の内容をより楽しめるように、地図を付録にすることになったとか。

宮殿内部は建設当初から増改築が何度も繰り返されており、非常に複雑な構造となっています。さらに隠し部屋や非公開エリアなども存在し、写真だけではどこにあるのか分からない部屋もあります。そのため、制作に当たっては様々な資料を集め、写真集の内容と照らし合わせながら作業を進めていきました。
地図の部屋名などに掲載ページが付記されているので、「マリー・アントワネットの図書室の写っているページが見たい」といった時に、すぐにそのページを開けます。
編集部と制作担当者の力作です!
初版限定ですので、欲しい方は早めの確保をオススメします。

地図には「小トリアノン」「三部会の間」など、『ベルサイユのばら』に登場する場所も多数あり、ベルばら好きとしては写真集と見比べながら名場面を思い浮かべるのも楽しいです。

このように、「地図」があるだけで情報の理解度はグッと深まります。
今回のように「地図を作りたいけど元の情報が少ない」という場合でも、ぜひウエイドにご相談ください。
経験豊富なスタッフが対応させていただきます!

ウエイド、岩波新書に地形図デビュー!

町の本屋さんに必ずコーナーがあって、字が小さくて頭の良さそうな本が並んでいる…それが私の岩波新書のイメージです。
夏目漱石の『こゝろ』を最初に刊行した出版社としても有名です。

今までなかなかご縁のなかった岩波書店に、ついにお仕事で関わることができました。うれしい!
その本がこちら!
一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末』(高橋敏著、岩波書店
『一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末』(高橋敏 著、岩波新書)
帯のキャッチコピーが強烈です。

タイトルどおり、小林一茶の遺産相続争いを中心とする豊富な史料を読み解いて、知られざる素顔に迫っています。
驚くほど多彩な史料にあたりつつ、一茶と一茶に関わる人々の心理を深く洞察した内容で、ついつい先に読み進んでしまいます。

現代の相続争いにも通じる、大俳人一茶の知られざる相続争い、興味を持った方はぜひ店頭でご覧ください。

さて、ウエイドが担当したのは、巻頭の地図です。
『一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末』(高橋敏 著、岩波新書)地図
一茶の故郷である柏原村の立地を説明した地図で、同村の立地条件を見ながら本文を読むと、より理解が深まります。

地形図作成にはカシミール3Dを使用し、モノクロ印刷用に設定を追い込んであります。
3D地形図はこういった歴史に関する本との相性がとても良いです。
その地域の特色が、直感的に伝わります。
地形図を使いたい、と思ったら、ぜひウエイドにお声かけください!

3D地形図サンプル:愛知県岡崎市・岡崎城

ウエイドで引き続き力を入れている、3D地形図のサンプルを作成してみました。
前回は担当者の地元、愛知県豊橋市の吉田城趾でした。
東三河の代表的なお城の次は、西三河の中心をというわけで、今回は岡崎城です。
徳川家康の出生地でもあり、日本100名城にも選ばれていたり、国内最長の連続する石垣が確認されたりと、話題豊富なお城です。

愛知県岡崎市・岡崎城趾の3D地形図
カシミール3Dにて作成、Adobe Illustratorにて調整

東海道(≒国道1号)と矢作川が交差する要衝の、台地の突端に位置しています。
北東部には山脈も見えているように、吉田城よりは起伏のある地域です。

岡崎城の西側を流れる伊賀川は、台地の端の高い方を流れていて不自然な感じがしませんか。
調べてみると、伊賀川で度々起こる氾濫に対処するために、1912年(明治45年)に改修工事を行って、岡崎城の外堀を通って乙川(菅生川)に合流するようにしたのだとか。
大雨の時に乙川からの逆流を防ぐには、より高い位置から流入するのが効果的との判断でしょう。

利根川が有名ですが、水害対策などのために、流路を変更された川って結構あるのですね。

今度岡崎に行く時には、この地図を思い出して地形を眺めてみたいと思います。

おっと、楽しく作成しただけで終わってはいけませんっ。…コホン!
ウエイドでは美しい色分けの3D地形図を現在売出し中です。
複数のアプリを駆使した、美しく見やすい地形図で、紙面を彩ってみませんか。

ぜひお気軽にお問い合わせください!

地味でおなじみの【応仁の乱】を華やかにデザイン!

日本史業界では、今【応仁の乱】ブームが来ているのはご存知ですか?
中公新書の『応仁の乱』が8月現在40万部突破の異例のヒットを記録していて、著者の呉座勇一さんはNHK「英雄たちの選択スペシャル」に登場するなど大活躍中。
これをきっかけに応仁の乱に関する書籍やムックが続々と発売されています。

この波は、歴史書籍のデザインや図版作成を多く手がけているウエイドにも当然やってきました。

それがこちら『応仁の乱 下剋上への道英和ムック)』でございます。
かみゆ歴史編集部様よりご依頼頂きました。

Ounin-ran_eiwa-01

そもそも【応仁の乱】とは?
「教科書で名前は習ったけれど中身はよくわからない…。」という感想がほとんどだと思います。
「戦国時代前夜」という位置づけですが、特に有名武将が登場する訳でもなくダラダラと約11年も続いた内乱なので、印象が薄いのも仕方ないかもしれませんね。

この度のブームもこの「スター不在」「だらだら続く」という印象の薄さを、逆手にとって火がついた経緯があるようです。弱点を、逆転の発想で魅力に変える、広告の力って偉大ですね。

しかし、この「印象の薄さ」は紙面制作の面では厄介です。群雄割拠の戦国時代に比べて、肖像画が残っている武将は少なく、主要な史跡もほとんど残っていないので、ページを演出するデザイン要素としての絵や写真が足りず、普通に作ると乱と同じく地味〜になってしまうのです。

この点を補うべく、ウエイドのデザインチームも知恵を絞りました。紙面のデザインでは各章ごとに変化をつけたり、背景の素材や装飾に工夫を凝らす等して、バラエティー豊かな仕上がりになっております。

Ounin-ran_eiwa-02

また登場するマイナー武将達の裏切りに次ぐ裏切り、あまつさえ家族親戚の間柄でも争う始末なので、相関図や勢力分布図も非常に複雑です。
どうやっても混み合ってしまう図版を、いかに見やすく美しくまとめるか。それが図版チームの腕の見せ所でした。

Ounin-ran_eiwa-03

歴史物を多く手がけるウエイドでも【応仁の乱】を扱う機会は少なく、各自勉強しながらの作業でしたが、ページによっては原稿や資料をしっかり読み込んで、既存の類書には無かった工夫を加えた分かりやすい図を提案できたと自負しています。
装丁から本文デザイン、DTPに図版、平面・3D地図制作まで、一冊まるっと制作しておりますので、ぜひ実際に書籍を手にとって見て頂ければと思います。