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”シラス”について

ご紹介する本は『マグマ生まれのシラス』(監修者:野口大輔、発行:一般社団法人 農山漁村文化協会)。

編集・校正はウエイドの茶柱探検隊でも連載している松岡伸吾さまです!
本の内容は火山噴火から生まれたシラスが以前は厄介払いされていましたが、現在は住まいの壁材から内視鏡、自動運転技術の窓ガラスへと幅広く、有効活用されていることについて書かれています。

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ウエイドは図版、地図、間取り図と幅広い分野で携わりました。

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地図はQ-GISを用いた地図の制作本の著者でもある原田が担当しました。
シラス台地は色分けされているので見やすいです。

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イチ押しはカルデラがどのようにしてできたのか説明した工程図です。マグマや灰に模様をいれた色で分けているのでわかりやすいです。どのようにカルデラの真ん中が凹になるのかに対して疑問でしたが、理解できました!

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原田は科学も得意なので内容をきちんと理解して、科学的な図の作成もできます。

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間取り図のトレースは有名な建築雑誌でも実績があり、ウエイドの得意分野で、正確に見やすく作成できます。

今回は図の内容が多岐に渡っていたましたが、ウエイドはお客様のご要望にしっかりとお応えできました。専門性のある地図、科学、建築分野の図版を見やすく作成でき、ひとまとめにしてウエイドはお仕事を引き受けられます、是非ご相談ください。

ジャマイカは島国って知ってる?

先日、マケドニアの国名が「北マケドニア」に変更となりました。
国内に同じ名前の地域を持つギリシアとの論争が原因で、一応これで長年に及ぶ国名問題に決着がついた形です(おそらく)。
ちなみに現在日本政府が承認している国家は195カ国あり、2015年5月に承認されたニウエがもっとも新しい国家だそうです。

この度ウエイドではそんな世界中の様々な国を紹介するカラー図鑑を制作いたしました。
それが朝日新聞出版様刊行の『地理×文化×雑学で今が見える 世界の国々』です。

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こちらの本では195カ国を含む239の国と地域が紹介されています。
今回ウエイドが制作したのは章ごとに掲載された大きな地域の地図と、カバー裏の世界地図です。

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これらの地図ではQGISというアプリを活用し、地形の陰影や河川が入った地図を素早く、かつ正確に制作しました。
この技術はウエイドのイラストレーター原田鎮郎が開拓したもので、詳しくは『Illustrator+無料アプリでここまでできる! クリエーターのための[超速]地図デザイン術』にまとめられております。

一読するだけでウエイドの高い地図制作力がお分かりになると思います。

そうそう、最近英会話でフィリピン人の先生とよく話すのですが、特に女性にカラオケが大人気なことに驚きます。
フィリピンでもそのまま「カラオケ」と呼ぶそうです。

幕末・維新の謎を解き明かす!

今回ご紹介するのは、歴史の本!
…筆者は歴史があまり得意ではありません(小声)

が!パラパラとめくってみますと
こんな私でも読み進めたくなっちゃう本なのです…びっくり…!

SBビジュアル新書
江戸・東京 幕末・維新の「事件現場」

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ウエイドでは
◎図版・イラスト
に携わらせていただきました。

見開きのマップにも注目です٩( ‘ω’ )و
そう…これは弊社のイラストレーター、地図を自由自在に操れる、原田鎮郎の仕業…!
(『Illustrator+無料アプリでここまでできる! クリエーターのための[超速]地図デザイン術』の著者である!)

歴史ものは文字が多くて、
出来事や人物の関係性がいまいち理解できなくて苦手なんですよね…(._. )
…しかし!しかーし!
本書は、新書なのに全ページフルカラー!贅沢!!

図版の色分けが様々に工夫されていて、
見やすく、わかりやすい内容になっています。
(なんということでしょう…!!!)

歴史上の人物のイラストは、弊社のイラストレーター、森崎達也が担当しております。
実は、ちょっとした制作秘話があるようで…?

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歴史上の人物をかき起こす際の、もととなる資料で
リアルな人物画が残っているものもあれば、浮世絵しかない人物もいたりして。
…おわかりいただけただろうか?
そう、これらバラバラなものを【統一した絵柄】に揃えていかなければならないのです…!
こりゃあ…すごい…(^-^)!

でも、そこはさすがプロ森崎。
クオリティの高いイラストに仕上がっております。
森崎はサラリとした顔で制作秘話を語ってくれましたが、
同じイラストレーターやっている身としては、
なかなかに…これは技術がいることだと思いますね…ウンウン…。

令和の時代を新しく迎え、来年にはスポーツの世界的イベントもあります!
歴史的に大きな出来事が連なっていきますね。
どきどき。わくわく。

クリエイター必読、地図素材を賢く!素速く!

世のグラフィックデザイナーさん。
ひょっとして、進行中のお仕事で地図がご入用ではないですか?

できれば、バシッ とカッコいい地図を入れたいですよね。
しかしふたことめには、「予算も時間も限られてるしぃ〜。」
とボヤくしかない。

よくわかります。
そんなジレンマを華麗に解消する書籍がこの度出版されました!

それがコチラ、『Illustrator+無料アプリでここまでできる! クリエーターのための[超速]地図デザイン術原田鎮郎 著)/技術評論社』でございます。

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そうです。
著者は東大卒なことでお馴染み、『原田君にもわかる!日本史―時系列バー方式』の話題で、度々本ブログにも登場するウエイドスタッフ原田くんですよ。

本書は、原田くんが積み重ねた地図製作の研究の集大成。
本書を教科書として頭からなぞっていけば、読み終わる頃には読者の皆さんも一通り、フリーの地図アプリを駆使して地図が描けるようになっているという内容です。

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使用するアプリケーションは<基盤地図ビューア><基盤地図標高変換><ジオ地蔵><QGIS>など。
クリエイター界隈では一般的なOSであるMacintoshで作業を完結できるというところも本書の魅力の一つ。

MacintoshWindowsの二台体制で、行ったり来たりするのは煩わしいですものね。

すでに<Illustrator>を使えることは前提ですが、そのほかは無料で作業することができます。
懐にもやさしぃ〜い。

本書は執筆中にバージョンアップされたアプリケーションの内容もフォローしているので、掲載されているのワザの数々はまごうことなき最新情報です。(2019/10/10 現在)

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「え〜、そんなことまでバラしちゃっていいの!?」と社内でもハラハラしたものですが、大丈夫です。

たぶん…。

アプリを使いこなすスキルアップだけでなく、地図を書籍に掲載する上で必要になってくるデータ利用の権利関係的なところまで掲載されています。

つまり、先ほどと重複になりますが本書に身を委ねていただけるだけで、すっかり一人前の地図絵師なれるというわけです。
アプリケーションの仕組みとか、理論とか、そういった小難しいことはひとまず置いといて、「使い方のマニュアル」に徹している所が本書の読みやすさの秘訣です。

アプリ習得チュートリアル通りに作って見たものの「完成品は、なんだかイマイチ…」なんてことありますよね。そこもご安心を。
何せ「クリエーターのための」ですから、とりあえず本に書いてある通りに作ってみましょう。
創造の第一歩はまず模倣から。

地図の見栄えを左右するアプリケーションの細かい設定など、実際にプロが現場で使用している設定なのでとても実践的です。

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地図は書籍やWEBサイト、そのほかにも様々なメディアで説明をより具体的にしてくれるツールとして欠かせません。(原田くん 談)

安く・素速く・カッコいい地図を作りたいという、プロのクリエイターの夢が詰まった一冊になっておりますので、ぜひトライしてみてください!

本日発売!『Illustrator+無料アプリでここまでできる!クリエーターのための[超速]地図デザイン術』

ウエイドのスタッフ原田くんが執筆した本が、本日発売になりました!
『超速地図デザイン術』表紙
Illustrator+無料アプリでここまでできる!クリエーターのための[超速]地図デザイン術』(技術評論社
基盤地図ビューアV4/V5ジオ地蔵QGISなどのMac対応フリーソフトと、無料で使えるオープンデータを組み合わせて、簡単に素早く地図を作成する、現場のノウハウが惜しげ無く盛り込まれています。
「こんなに公開しちゃっていいの?」という声も社内から聞かれたほどです。
ブックデザインもウエイドの木下が担当!さわやかな雰囲気に仕上がっています。
時間をかけずに、でもデザイン性は高く、地図作成の効率化にきっと役立つことでしょう。
ぜひ店頭でご覧ください!

人がくる!?

「令和」に決まった年号改正の話題に隠れてしまいましたが、
外国人労働者の受け入れを拡大する「改正出入国管理法」が4月1日に施行されましたね。

今回は、文字だけ見ると見ると、
とっつきにくそうなそれらの内容を分かりやすく解説してくれる本のご紹介です。

集英社さんから出版された『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?/内藤正典(著)』です。

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こちらでは、地図やグラフ表を担当させていただきました。
今回の地図はQGISという、地理情報システムの閲覧、編集、分析機能のあるソフトを使い作成しました。
その為、普段作成する事の少ないような地域でも、柔軟かつスピーディーに対応する事が出来ました。

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グラフも、参考資料をもとに、パッと見て何について書かれているのか分かりやすくように吹き出しを入れるなどのデザインを提案し、内容が分かりやすい事を重視いたしました。

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内容は外国人労働者を「労働力」としてではなく、「人がくる」という視点に立って書かれています。
言われれば当然な事ながら、法律や単位ではなく人の生活に関する事なのだと再認識させてくれます。

日本は島国であり、鎖国をするなどして人の流入に慣れておらず、「日本人」=「日本の血が流れている」と認識があります。
そんな私たちが人を受け入れるには何が必要か。

生活習慣、宗教、価値観の違い……問題は沢山あるとは思いますが、まずはこの本を読んで、「人がくる」という心持ちから始めるのも良いのではないでしょうか。

ウエイド謹製 地図イラストの入った書籍を2冊同時紹介

絵入りの地図と言うものが昔から好きでした。

ギザの地名の横にはピラミッドとスフィンクスが描かれ、中国北部をデフォルメされた万里の長城が横切り、大海原ではクラーケンが帆船を襲っているようなやつです。

最近ウエイドではこの手の絵入り地図を二点制作致しました。
一つはこちらの『JIYUGAOKA OFFICIAL GUIDE 2018-2019 vol.29』です。

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こちらは自由が丘の商店街の方々が発行しているガイドブックで、自由が丘にあるオシャレなお店、行事、町の歴史が紹介されています。

ウエイドが制作したのはこのガイドの冒頭にある絵入り地図です。

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鉛筆で描いた地図をフォトショップで色つけしてポップな感じに。
さらに周りには人物のイラストを配置しました。なんだか自由が丘らしい素敵な雰囲気でしょ?(私はまだ行ったことないけど)

また、自由が丘駅構内の見取り図も描きました。

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二つの路線が上下に交差しているんですね。
駅構内の立体的な構造を、如何にシンプルかつ分かりやすくまとめるか?というところに注力しました。

そして二つ目がこちら。
光文社様の大人気シリーズ、古典新訳文庫の『ボートの三人男 もちろん犬も』です。

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こちらは息の詰まる現代社会に生きる3人の男と犬一匹が、ボートに乗ってテムズ河をひたすら遡る旅に出る。というお話のユーモア小説。

こちらも巻頭にある地図を制作しました。

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イギリスの地名は日本人にとって馴染みのないものばかり。
なるべく詳細に紹介しつつ、しかし文字の配置は見やすいよう工夫しました。
そしてこの地図も周りにイラストをちりばめてあります。
特にこのワンちゃんの絵は大変可愛いと編集の方にも大変好評でございました。

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それはそうと「息の詰まる現代社会」といいつつ原書の出版は19世紀末。
登場人物たちは、日本の首都をトーキョーではなくエドと呼びます。