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場所のブランディングを学ぶ!

今回ご紹介する本は『場所のブランド論 プレイス・ブランディングのプロセスと実践手法』(中央経済社発刊)です。こちらは日本の様々な場所をテーマにして、その土地の特色や経緯、地域の活性化やブランディングを大学教授や関係者が調査内容と考察について書かれた本です。



お話をいただいた経緯は以前に原田が執筆した『Illustrator+無料アプリでここまでできる! クリエーターのための[超速]地図デザイン術』の本をお客様がご覧いただき、この原田に「国土地理院など然るべき機関から情報を基に権利的にしっかりしているもの」を制作してほしいと直接ご指名が入った仕事でした。


ウエイドでは地図を作成しました。地形がはいった地図で地域の川や山の特色がわかりやすい!


路線を交えているので、みなとみらいと横浜の地域が把握しやすい!原田が一番手間をかけた地図です。



下北沢の道路問題の道路が書かれているので、内容が理解しやすい! 詳細、地形がわかる地図、デザイン重視の地図など幅広く地図の図版をなどご提案できます。どうぞご相談ください!

どうする『徳川家康のすべて』

今回ご紹介する本は現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の時代背景を知ることができる2冊です。
・『徳川家康のすべてワン・パブリッシング発刊(編集長:星川武、編集・執筆:かみゆ歴史編集部)です。
・『テーマ別だから政治も文化もつかめる 江戸時代朝日新聞出版社発刊(監修:伊藤賀一)

ウエイドではDTP、図版を山岸と菅野を手掛けました。

写真がたくさん掲載されているのですが、資料が古いものが多く、色の調整は色校を重ねて、印刷屋さんに頑張ってもらいました。
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とくに力を入れたのが、カバー裏の特典MAP「日本地図でみる江戸時代」です。
日本地図を大名の種類ごとに塗り分け、地名を入れました。要素が多かったので、色の濃淡や文字の置き方に気をつけました。ちなみに各地の特産物と船で江戸へ運んだ航路も描かれております。
紙のサイズが大きくて見やすく、知りたい情報が一気にわかリます!

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ウエイドでは歴史が好きな社員が多いので、歴史の本は大歓迎です!

おトクがいっぱいのワーク!

もっとハイレベルをめざす小学生向けワーク『小学ハイレベルワーク トクとトクイになる!』(文理)の誌面デザイン・キャラデザイン・イラスト制作を担当させていただきました!

たくさんのイラストや図版でカラフルに、トクのが楽しく、トクイになるような誌面に!!

シールもついて、おトクがいっぱいのワークです。

キャラクターの鹿のツノは「トク」になっています!

…ちなみに、持っているのは何県かわかりますか…?

ヒント:動物の名前が入る県

忙しすぎて読む暇もない???

今回ご紹介するのは池田書店様より刊行の『現場で役立つ よくわかる訪問看護』です。

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「訪問看護」とは自宅で療養する患者さんを看護することで、
病院での看護師さんのお仕事とは全く異なるものだと言っても過言ではないそうです。

だから病院での業務経験が豊富にある看護師さんでも学ばなければならないことが多い。
でも普段の業務で手いっぱいで、勉強する余裕はない……。
「そんな忙しい中でも訪問看護師さんが、読んでいられる本にしたい」
という編集者さん切実な願い……。

普段から解説する本、勉強する本を数多く手掛けるWADEにとって
「読みやすく」「わかりやすく」はデザインする上で、
なくてはならない要素なのですが
ここまでの使命感を感じるケースはそうそうありません。

文字のメリハリ、アイキャッチの入れ方、色のバランスなどなど
細かいところにこだわって読みやすい紙面を目指しました。

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本当に訪問看護師さんは大変なお仕事です。
頭が下がります。私たちがお手伝いした本で
一人でも多くの訪問看護師さんのお仕事が楽になったら嬉しいです。

地政学でしたらウエイドまで

今回は、弊社でブックデザインを担当いたしました
オールカラー図解 いまがわかる地政学』を紹介させていただきます。

こちらの本は数年前からよく耳にするようになった、それぞれの国の地理に注目して他国との外交、軍事、貿易といった事情を分析する学問である地政学の入門書です。

対象は主に学生…、というよりは受験勉強の時期をすぎ、もう一度学びなおしたい!と思いたった方達向けでしょうか(もちろん、受験勉強のお供にも良いと思います)。

「地政学とはなんぞや?」「最近テレビでやっているニュースを知ったかぶりして観ているが、実はよくわかってない」なんて人は、より世界情勢が理解できるし、地政学に対する興味も深まるかと思います。

特に最近(2023年5月現在)ではロシアとウクライナの関係については誰もが理解しておきたい出来事ではないでしょうか。

また、多国間同士だけではなく、我が国日本と多国間との関係性(特にアメリカ、ロシア、中国、韓国など)も日常生活に関わってくる問題なので、現代人の基礎知識として知っておきたいところですね。

こちらの本は1見開きで1項目が地図とともに図解されており、とても簡潔にわかりやすく説明されています。

色でメリハリがつけられていることで要点もわかりやすくなっており、「文字を読むのが苦手」といった方にも手に取りやすい工夫がされています。

また、『オールカラー図解』はシリーズで日本史、戦国史が発行されており、ご興味を持たれた方はぜひそちらもお手に取ってみてはいかがでしょうか。

さいとうなおき先生に紹介された!

ちょっと事件です。
なんとあのお絵かきYoutuberの「さいとうなおき」先生の「絵が上手くなる本5」で、WADEのイラストレーター渡辺信吾が執筆した『西洋甲冑&武具 作画資料 超描けるシリーズ』(玄光社)が紹介されているじゃないですか!


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「写真じゃなくてイラストだから構造がわかりやすいんです」
「史実に基づいた解説&細部の名称まで記載」などなど

この本を作った意図をバッチリ解説してくださってて嬉しいですね。
甲冑を描きたい方はぜひご覧ください!

ちなみにそんなコンセプトで同じく日本の甲冑の本も執筆しているんです。
さいとう先生、今度はこっちも紹介してもらえないでしょうか…。

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イラストでわかる日本の甲冑』(マール社

ごくふつうのローマ市民

今回ご紹介する本はさくら舎さま発刊の『古代ローマ ごくふつうの50人の歴史』(著者:河島思朗)です。
この本は古代ローマの時代の著名ではない、ごく一般人の半生と普段の生活を歴史的な資料から紐解いて解説した内容です。
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イラストレーターの森崎がさまざまな図版を制作しました。
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 森崎とくに力を入れた図版がこちらの再現図です。
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参考にする資料のイラストを紙面に収めるには書き込みの情報量が多すぎて、印刷では潰れてしまうので必要な情報を抽出し、スッキリとした印象に整えました。


ウエイドでは日本史、西洋史問わず様々な歴史本をやっています
歴史の本を作る上で図版は理解を深める要素となりますので、どうぞお気軽にお声がけください。