カテゴリー別アーカイブ: 歴史

世界は今も対立に溢れてる…

いつもお仕事いただいている編プロさんから
この本の話を電話でいただいた時、第一声で
「西東社さんの「対立」の件、聞いていますか??」
と言われてギョッとしたのを思い出しました。

「え?なんか対立してるの??」

と…。
もちろんそれは勘違いで「対立の世界史図鑑」という本のお仕事のことでした。

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今回お手伝いをさせていただいた
歴史がわかる今とつながる 対立の世界史図鑑』(西東社)は
アメリカ独立戦争や十字軍など、世界史で有名な出来事を取り上げ
その争いの対立構造を紐解くことで、なぜ争いが起きたのかを解説してくれます。

対立する2つの集団のそれぞれの中心人物が紹介されているのですが
勝者側の人に比べ、その相手(負けた方)って意外と知りませんよね。
負けた方の立場もしっかり説明されていて勉強になります。

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WADEはDTPと地図などの図版制作を担当しました。
他社のデザイナーさんに指定された地図のフォーマットに合わせて
これまで色々作ってきた地図をアレンジして作っていく…。
WADEお得意のパターンです。

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もちろん、フォーマットからも作成しますし、
指定されたフォーマットに合わせて程よくアレンジしていく…。
WADEはどちらも対応可能ですよ。

アーサー王物語を徹底解剖!

今回は以前にもご紹介したエクスナレッジさんの「解剖図鑑」シリーズから新しく発行された『アーサー王物語解剖図鑑』をご紹介します。

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漫画・映画・小説・ゲームなどさまざまなジャンルで題材にされているアーサー王物語。

歴史的背景や主要な登場人物の紹介など、他の解剖図鑑シリーズと同様に盛りだくさんのイラストで解説しているので、「好きな作品で題材として扱われているから『アーサー王物語』についてもっと知りたい!」といった方にもおすすめの一冊になっています!

今回ウエイドでは、DTPと地図・表などの図版の制作を担当させていただいております。

各章の相関図や年表など要素が多く複雑なページでもわかりやすくなるように、イラストとキャプションとのバランスを考えてレイアウトしています。

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ウエイドでは装丁・デザイン・DTP・図版の作成まで幅広く行えますのでぜひご相談ください!

イラスト盛り沢山な古代ローマ本!

今回ご紹介する本は、エクスナレッジさんから長年発行されている人気シリーズ「解剖図鑑」の『古代ローマ解剖図鑑』です。

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文化や皇帝、建国から滅亡までの流れなど古代ローマに関する様々なことをイラストでわかりやすく図解しているので、「これから古代ローマ史を勉強したい!」といった方に大変おすすめな入門書となっています!

ウエイドでは、装丁・デザイン・DTP・地図の制作を担当させていただいており、装丁・デザインは既存シリーズの雰囲気に合わせてデザインさせていただきました。

また、どのページを開いても沢山のイラストが載っているのが魅力な1冊なので、イラストを大きく見せつつテキストとのバランスを考えて読みごたえのあるレイアウトになるようこだわっています。

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ウエイドでは装丁・デザイン・DTP・図版の作成まで幅広く行えますのでぜひご相談ください!

年の瀬に歴史探訪などいかが?

突如として寒くなりました今年の冬。
気がつけばもう年末進行真っ只中です。

ところで、そんな年末年始はテレビの特番などで普段より世界史・日本史に対する研究欲求が高まる時期でもありますよね。

今回ご紹介する書籍は、まさにそんな欲求にアジャストできる内容です。

ONE PUBLISHING様の『まる見え!日本史超図鑑』(歴史群像編集部/編集)と
旬報社様の『13歳から考える戦争入門』(増田ユリヤ/監修、長谷川敦/著、かみゆ歴史編集部/編集)を
合わせてご紹介します。

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ウエイドでは誌面のレイアウトを担当しました。
各ページに掲載されている詳細なフルカラーイラストや写真の魅力を、
最大限活かせるようなレイアウトを心がけています。

どちらの書籍でも、ビジュアル満載の楽しい紙面はさまざまなテーマをわかりやすく解説。
子供から大人まで気がつけば歴史が好きになっているはずです。

ちなみに作業したスタッフの一押しページは『日本史超図鑑』のコチラ。

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戦後、復興へ向かう日本の市井が描かれたページですが、
このイラストの端々にネコが潜んでいるそうですよ。

みなさんは何匹見つけられるでしょうか?
(あまり歴史関係ないですが。。。)

春樹 パスタに感動

みなさん、文学に触れてますか?

ということで今回は、さくら舎様より出版されました『これだけは知っておきたい日本の名作』を紹介させていただきます。

この本は古来から現在に至るまで、日本文学の歴史の転換点になったのではないかとされる作品をピックアップして紹介した本です。

「古事記」や「源氏物語」、「徒然草」といった誰もが名前くらいは聞いたことはある有名な作品から、明治時代の雑誌の付録まで(どうやって手に入れられるのか)幅広く紹介されています。

弊社では、各作品をイメージした挿絵を担当させていただきました。

作品の内容に則したものから、文豪まで幅広く描かせていただいております。

作品ごとに作風も内容もまったく違いますので、絵柄も様々に描きわけており、

夏目漱石、芥川龍之介はオススメです!

「文学」に触れたい気持ちはあるけれど、どこから手を出したらいいのかわからない

と、ちょっと手控えている方へのガイド本となっておりますので、ぜひ!

おもしろい日本史!

今回ご紹介するのは『暗記じゃなくて考えたら 日本史はこんなにおもしろい』(山川出版社発刊)です。
学生や日本史を学び直したい大人へ向けた本で、読者が想像力を働かせ歴史を追体験できるところが大きな魅力です!

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ウエイドではフォーマットデザイン、図版、装丁を手掛けました。

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山川出版社様は、歴史を扱う教科書の大手出版社です。
今回は「教科書のような固い印象の参考書ではなく、雰囲気を変えてデザインしてほしい。」とご要望をいただきました。

あくまで勉強に使うものなので、
学びが得られるようなキチンとした印象は損なわないように、
でも難しそうと思わせないすっきりとしたデザインになるように作成したところが1番のポイントです!

印刷は黒1色ですが、囲みにバリエーションをつけることで一目で内容が分かりやすくなっています。

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教科書のアイコンも、山川出版社様の実際にある日本史の教科書を模して作成しました。
リアルに描かないところが、こだわりのポイントです!

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教科書や参考書に携わらせていただくことが多いウエイド。
勉強を頑張る人の力に、少しでもなれたら嬉しいです!

どうする『徳川家康のすべて』

今回ご紹介する本は現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の時代背景を知ることができる2冊です。
・『徳川家康のすべてワン・パブリッシング発刊(編集長:星川武、編集・執筆:かみゆ歴史編集部)です。
・『テーマ別だから政治も文化もつかめる 江戸時代朝日新聞出版社発刊(監修:伊藤賀一)

ウエイドではDTP、図版を山岸と菅野を手掛けました。

写真がたくさん掲載されているのですが、資料が古いものが多く、色の調整は色校を重ねて、印刷屋さんに頑張ってもらいました。
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とくに力を入れたのが、カバー裏の特典MAP「日本地図でみる江戸時代」です。
日本地図を大名の種類ごとに塗り分け、地名を入れました。要素が多かったので、色の濃淡や文字の置き方に気をつけました。ちなみに各地の特産物と船で江戸へ運んだ航路も描かれております。
紙のサイズが大きくて見やすく、知りたい情報が一気にわかリます!

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ウエイドでは歴史が好きな社員が多いので、歴史の本は大歓迎です!