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実体験から考案!防災について学べる本!

今回ご紹介する本は『やってみた! いのちを守る64の防災活動ー小学生の体験レポート+専門家のアドバイスー』 (さくら社発刊)です。2018年に大阪府北部地震に見舞われたときのことをキッカケに防災について学ぼうと立ち上がった小学生たちが地震体験談、防災対策を実際に行ったことを子どもでもわかりやすくまとめた本です。

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ウエイドはデザイン、装丁、DTPとイラストをすべて一式お仕事しました!
全体のデザインは危険を知らせるということで黄色を多く使っていますが、危機感をあおるような感じを避けて丸みがあるフォントや手に取りやすい親しみやすいデザインにしています。
今回は山岸がデザイン、装丁を手掛けて、渡辺がDTPと分業しています。

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テーマごとに見やすく、ページの冒頭にアイコンをつけています!
一目でどんなことに対して書かれているか探しやすいです。

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テレビの画面が割れた、グラスが割れないように対策するイラストはウエイドの人気イラストレーター関がシンプルに描きました。地震による被害のイメージがわかりやすいですね。

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今年も早々に地震が多くて、甚大な被害が多数出ています。今一度この本を読んで、日頃の防災について話し合い、備品の確認など行ってはどうでしょうか?

ウエイドでは防災に携わったお仕事も実績あります。デザイン、イラスト、マップなどお気軽にお問い合わせください。

英語で遊ぼう! You can do it !!!!

今回ご紹介するのは

小学英語 クイズ&パズル100 英語で遊んで、英語が好きになる!
東大カルペ・ディエム /著、 西岡 壱誠/監修)

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小学生のための、英語でクイズとパズルが楽しめる1冊です。

現役東大生が作った、おもしろ&英語力アップの問題が全100問収録され、
アルファベットの問題からスタートして、少しずつレベルアップしていきます。

英単語を知らなくても、ヒントがあるので心配ご無用。
考える楽しさを味わいながら、クイズやパズルを解き進める中で、小学校で学ぶ英語に無理なく楽しく親しむことができます。

今回WADEでは、装丁・本文デザイン・DTPそして、イラストとマンガを含め、丸々一冊担当しております。

紙面は、クライアント様から支給された原案を、
さらに楽しく、そして、出題の意図が直感的に伝わるような工夫を凝らしながら製作いたしました。
本書はイラストの圧倒的な数も楽しい見所となっておりますので、ぜひお手にとってご覧ください。

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また、各章にキャラクターの登場するショートマンガも掲載されています。
こちらも問題集同様にストーリー原案をイラストレーターが脚色して仕上げました。
執筆は『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズのマンガパートですっかりお馴染みの、弊社イラストレーターの関が担当しており、笑いあり、サスペンス(?)ありの読み応え満点の作品になりました。

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関曰く、マンガの随所に細かい仕掛けがなされているらしいので、
お子さんだけでなく親御さんも、考察を交えながらじっくり読み込んでみると思いがけない発見があるかもしれませんよ。

学習以外の要素もボリューム満点の一冊となっておりますので、勉強の息抜きにもオススメです。

地政学でしたらウエイドまで

今回は、弊社でブックデザインを担当いたしました
オールカラー図解 いまがわかる地政学』を紹介させていただきます。

こちらの本は数年前からよく耳にするようになった、それぞれの国の地理に注目して他国との外交、軍事、貿易といった事情を分析する学問である地政学の入門書です。

対象は主に学生…、というよりは受験勉強の時期をすぎ、もう一度学びなおしたい!と思いたった方達向けでしょうか(もちろん、受験勉強のお供にも良いと思います)。

「地政学とはなんぞや?」「最近テレビでやっているニュースを知ったかぶりして観ているが、実はよくわかってない」なんて人は、より世界情勢が理解できるし、地政学に対する興味も深まるかと思います。

特に最近(2023年5月現在)ではロシアとウクライナの関係については誰もが理解しておきたい出来事ではないでしょうか。

また、多国間同士だけではなく、我が国日本と多国間との関係性(特にアメリカ、ロシア、中国、韓国など)も日常生活に関わってくる問題なので、現代人の基礎知識として知っておきたいところですね。

こちらの本は1見開きで1項目が地図とともに図解されており、とても簡潔にわかりやすく説明されています。

色でメリハリがつけられていることで要点もわかりやすくなっており、「文字を読むのが苦手」といった方にも手に取りやすい工夫がされています。

また、『オールカラー図解』はシリーズで日本史、戦国史が発行されており、ご興味を持たれた方はぜひそちらもお手に取ってみてはいかがでしょうか。

電気工事士目指すなら

今回は、ナツメ社から出版されている『2023年度版 第1種電気工事士筆記試験完全合格テキスト&問題集』を紹介させていただきます。

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こちらは本のタイトルからもわかるとおり、電気工事士を目指す方には必須の電気工事士免状を受けるための電気工事士試験の要点や過去問、さらにそれらの詳しい解説が網羅されている本です。

一般の方には馴染みがないことと思いますが、電気工事士にもさらに「第1種」と「第2種」の区分があり、その違いは対応できる電気工事に違いがあります。

具体的には、

第2種電気工事士 → 一般住宅や店舗などの設備の工事

第1種電気工事士 → 第2種の範囲に加え、最大電力500kW未満の工場、ビルなどの工事

となっており、つまりは第1種のほうが対応できる電気工事の規模が大きくなる、ということです。そしていきなり第2種をスキップして第1種を受けることはできず、第2種の免状を取得し、所定の実務経験を積んだ上で第1種の免状を取得する必要があります。

ウエイドではこの本のデザインとDTP、要点整理ページや試験問題中に出てくる図版やイラストの作成を担当させていただいております。

このシリーズにおいて、第2種は以前より担当させていただいておりましたが、今回はじめて第1種を担当させていただきましたので紹介させていただきました。

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デザインとしては第2種を引き継いだものとなっておりますが、新規で作成させていただいた部分もあります。

資格試験問題集などはこれまでも制作させていただいておりますが、こういった内容の本の制作において重要になってくる部分としては、

年度改定に伴った細かい内容の変更や、掲載される試験問題の変更にも対応できるように組版データを使いやすく作成することがポイントです。

特にこの電気工事士試験は、10月上旬に行われた筆記試験を次回の試験のためにすぐに掲載されるというのがこの本の特長であるため、そういったテクニックが必要となってきます。

こちらのブログを読んでいる方のなかに電気工事士を目指している方、もしくはこれから免状取得を思いたったなかでこちらのブログをたまたまご覧になった方がおりましたら、ぜひお手にとってご覧ください。

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2020年から始まったコロナ渦。
私たちの生活も少しずつ以前の姿を取り戻しつつあり、少しずつ不安も晴れつつあるとはいえ、まだまだ予断を許さない日々が続いています。

そんな中でも、なんとか乗り越えることができ、例年以上に皆様のご支援をありがたいと感じることができる一年となりました。
改めて御礼申し上げます。

そしてウエイドは今年の4月で10周年を迎えます。

ウエイドが誕生したのは東日本大震災から復興しつつあった2012年。
10年経った2022年はコロナ渦からの復興がテーマです。
あの頃の「なんとかしてやろう!」という熱い気持ちを再び抱いて、今年一年かけ、恩返しの意味を込めて皆様に楽しんでいただけるよう様々なことに挑戦してまいりますので、今後もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

ウエイド、岩波新書に地形図デビュー!

町の本屋さんに必ずコーナーがあって、字が小さくて頭の良さそうな本が並んでいる…それが私の岩波新書のイメージです。
夏目漱石の『こゝろ』を最初に刊行した出版社としても有名です。

今までなかなかご縁のなかった岩波書店に、ついにお仕事で関わることができました。うれしい!
その本がこちら!
一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末』(高橋敏著、岩波書店
『一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末』(高橋敏 著、岩波新書)
帯のキャッチコピーが強烈です。

タイトルどおり、小林一茶の遺産相続争いを中心とする豊富な史料を読み解いて、知られざる素顔に迫っています。
驚くほど多彩な史料にあたりつつ、一茶と一茶に関わる人々の心理を深く洞察した内容で、ついつい先に読み進んでしまいます。

現代の相続争いにも通じる、大俳人一茶の知られざる相続争い、興味を持った方はぜひ店頭でご覧ください。

さて、ウエイドが担当したのは、巻頭の地図です。
『一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末』(高橋敏 著、岩波新書)地図
一茶の故郷である柏原村の立地を説明した地図で、同村の立地条件を見ながら本文を読むと、より理解が深まります。

地形図作成にはカシミール3Dを使用し、モノクロ印刷用に設定を追い込んであります。
3D地形図はこういった歴史に関する本との相性がとても良いです。
その地域の特色が、直感的に伝わります。
地形図を使いたい、と思ったら、ぜひウエイドにお声かけください!

モダンリビング大賞2016 発表!

11月30日、都内某所。

今回は毎号ウエイドが制作に関わっている、ラグジュアリー住宅誌『モダンリビング』(ハースト婦人画報社刊)様が開催している「モダンリビング大賞」の表彰式にお邪魔しました。
このイベントは毎号『モダンリビング』で紹介している住宅のなかで、最も多くの読者支持を集めた住宅を表彰していて、今年で12回目となります。
会場は建築家、インテリアコーディネーター、デザイナーなどたくさんの方々が詰めかけ大盛況でした。

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モダンリビング』では、毎号国内外問わず、ロケーション、建築、インテリアなど様々な観点から見て「美しく」、また「いつか住んでみたい」と夢を抱かせてくれる住宅を紹介しています。

年6回発行で約150軒もの住宅が紹介されていて、
その中で見事大賞を受賞したのは「丘の上の住宅」(モダンリビング222号掲載)でした。
鎌倉に建てられた住宅は、山と海を同時に望める丘の上に建ち、木を基調とした自然を活かした造りとなっており、まさに大賞にふさわしい住宅作品です。

実際に受賞式にお見えになったのは、家主のご一家と、そのお家を手がけた建築家の方。
建築家の方は家主の方と相談をしながら設計されたそうです。

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また、『モダンリビング』は今年でなんと創刊65周年。
我々ウエイドも、その長い歴史に少しでも貢献させていただいているかと思うと、とても感慨深いです。
これからもこの歴史が長く続くことを願うとともに、その一助ができればと…。
今回のイベントに参加することで、改めて気を引き締め直しました。

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ウエイドでは毎号、平面図のトレースを主に担当させていただいております。
建築家さんの作成されました専門的な図面を、ただトレースするのではなく一般の方々にも読みやすいよう整理しています。
長年建築業界のお仕事に関わっているウエイドのノウハウを活かし、
よりわかりやすく、かつ美しくデザインされたその建築をさらに美しく見えるよう心掛けながら毎回作業させていただいております。

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モダンリビング』は「家を建てたいのだけれど、どうしたらいいんだろう?」といった新築、建て替えを考えている方の参考書にもなる雑誌です。
紹介されている美しい住宅やインテリアを眺めていると、自分がまるで素晴らしい見晴らしの豪邸に住んでいるかのような気持ちになってきます。
普段の生活ではなかなか見られないような素敵なお家に出会いたい方は、ぜひ!