カテゴリー別アーカイブ: 地図

世界は今も対立に溢れてる…

いつもお仕事いただいている編プロさんから
この本の話を電話でいただいた時、第一声で
「西東社さんの「対立」の件、聞いていますか??」
と言われてギョッとしたのを思い出しました。

「え?なんか対立してるの??」

と…。
もちろんそれは勘違いで「対立の世界史図鑑」という本のお仕事のことでした。

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今回お手伝いをさせていただいた
歴史がわかる今とつながる 対立の世界史図鑑』(西東社)は
アメリカ独立戦争や十字軍など、世界史で有名な出来事を取り上げ
その争いの対立構造を紐解くことで、なぜ争いが起きたのかを解説してくれます。

対立する2つの集団のそれぞれの中心人物が紹介されているのですが
勝者側の人に比べ、その相手(負けた方)って意外と知りませんよね。
負けた方の立場もしっかり説明されていて勉強になります。

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WADEはDTPと地図などの図版制作を担当しました。
他社のデザイナーさんに指定された地図のフォーマットに合わせて
これまで色々作ってきた地図をアレンジして作っていく…。
WADEお得意のパターンです。

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もちろん、フォーマットからも作成しますし、
指定されたフォーマットに合わせて程よくアレンジしていく…。
WADEはどちらも対応可能ですよ。

アーサー王物語を徹底解剖!

今回は以前にもご紹介したエクスナレッジさんの「解剖図鑑」シリーズから新しく発行された『アーサー王物語解剖図鑑』をご紹介します。

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漫画・映画・小説・ゲームなどさまざまなジャンルで題材にされているアーサー王物語。

歴史的背景や主要な登場人物の紹介など、他の解剖図鑑シリーズと同様に盛りだくさんのイラストで解説しているので、「好きな作品で題材として扱われているから『アーサー王物語』についてもっと知りたい!」といった方にもおすすめの一冊になっています!

今回ウエイドでは、DTPと地図・表などの図版の制作を担当させていただいております。

各章の相関図や年表など要素が多く複雑なページでもわかりやすくなるように、イラストとキャプションとのバランスを考えてレイアウトしています。

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ウエイドでは装丁・デザイン・DTP・図版の作成まで幅広く行えますのでぜひご相談ください!

知る人ぞ知る台湾のローカルグルメ店を紹介!

今回ご紹介する本は『台湾名店137 – 現地在住のグルメ好きが厳選したガイドブックにのらない本当においしい店 –』 (tatsuya著、ワニブックス発刊)です。台湾在住で毎日現地を食べ歩きして、SNSでグルメ情報を発信している著者がまとめたこだわりの台湾グルメガイド本です。

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ウエイドは地図と路線図の図版のお仕事をしました!
地図は必要な範囲を描き、目印となる公園や市街地を見やすく色分けしました。
路線と主要な道路は入れていますが、細かい道路は端折っていますので、
見た目がスッキリとした印象です。

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路線図は文字情報の要素が多いので、文字の間隔の調整に苦労したそうですが、駅名を整然とならべて、明瞭になりました。

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台湾は近年人気の旅行スポットでグルメは特に人気です。
特に台北は地元の台湾料理、屋台、台湾×日本×各国料理をオリジナルでアレンジしたファインダイニングなどの魅力的な食が一度に楽しめるところがいいところです。旅行の際にはこの本でお目当てのお店を見つけて行きたいものです。
ウエイドでは地図や図版だけのお仕事もお待ちしています!

とにかくゆるーい世界史

今回の本は朝日新聞出版様より発刊の『小学生でもわかる世界史』。
YouTube総再生数1億4千万回、登録者数91万人の
ぴよぴーよ速報さんが解説する世界史本です。

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「歴史は脳でなく骨肉で味わえ。」
というはじめにの言葉通り、
歴史をただ学んで覚えるためではなく
その時代に存在した人たちの生き様を
心で感じてもらいたいという思いで作られた本です。

言葉のチョイスがとにかくゆるいです!
マンガのように一気に読めますし、
お子さんにも分かりやすくて
スッとその時代の空気が入ってくるんじゃないでしょうか。

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今回は大量の世界地図を作成させていただきました。
ここまで大量の歴史地図ってなかなかありません。
担当した皆さんホントお疲れ様でした…。
校正の方も大変だったことでしょう。

イラスト盛り沢山な古代ローマ本!

今回ご紹介する本は、エクスナレッジさんから長年発行されている人気シリーズ「解剖図鑑」の『古代ローマ解剖図鑑』です。

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文化や皇帝、建国から滅亡までの流れなど古代ローマに関する様々なことをイラストでわかりやすく図解しているので、「これから古代ローマ史を勉強したい!」といった方に大変おすすめな入門書となっています!

ウエイドでは、装丁・デザイン・DTP・地図の制作を担当させていただいており、装丁・デザインは既存シリーズの雰囲気に合わせてデザインさせていただきました。

また、どのページを開いても沢山のイラストが載っているのが魅力な1冊なので、イラストを大きく見せつつテキストとのバランスを考えて読みごたえのあるレイアウトになるようこだわっています。

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ウエイドでは装丁・デザイン・DTP・図版の作成まで幅広く行えますのでぜひご相談ください!

専門家の視点で世界の建築を紹介

今回ご紹介する本は東京大学出版会発刊の『世界建築史ノート』(編者:中川 武)です。
世界13地域の建築物を専門家が見所や歴史的価値をご紹介する本です。

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イラストレーターの原田が章扉の地図の図版を制作しました。

原田がこだわった点は「歴史的な建築物は地形に沿った造りになっていることが多いので精密な地図が必要」というお客様の要望に応えて、
海や川、山や丘など地形の状態が一目でわかりやすいように色を繊細に表現したところです。

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細かな地図が必要な実用書にはウエイドが最適な地図でお応えしますので、どうぞご相談ください!

”シラス”について

ご紹介する本は『マグマ生まれのシラス』(監修者:野口大輔、発行:一般社団法人 農山漁村文化協会)。

編集・校正はウエイドの茶柱探検隊でも連載している松岡伸吾さまです!
本の内容は火山噴火から生まれたシラスが以前は厄介払いされていましたが、現在は住まいの壁材から内視鏡、自動運転技術の窓ガラスへと幅広く、有効活用されていることについて書かれています。

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ウエイドは図版、地図、間取り図と幅広い分野で携わりました。

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地図はQ-GISを用いた地図の制作本の著者でもある原田が担当しました。
シラス台地は色分けされているので見やすいです。

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イチ押しはカルデラがどのようにしてできたのか説明した工程図です。マグマや灰に模様をいれた色で分けているのでわかりやすいです。どのようにカルデラの真ん中が凹になるのかに対して疑問でしたが、理解できました!

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原田は科学も得意なので内容をきちんと理解して、科学的な図の作成もできます。

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間取り図のトレースは有名な建築雑誌でも実績があり、ウエイドの得意分野で、正確に見やすく作成できます。

今回は図の内容が多岐に渡っていたましたが、ウエイドはお客様のご要望にしっかりとお応えできました。専門性のある地図、科学、建築分野の図版を見やすく作成でき、ひとまとめにしてウエイドはお仕事を引き受けられます、是非ご相談ください。