実績紹介『あなたを生かす油ダメにする油』(白澤卓二著)、『ぼくはアスペルガーなお医者さん』(畠山昌樹)ともにKADOKAWA発行

 みなさんこんにちは!ウエイドの新刊案内のコーナーです。
 今回は同じ編集者の方からの同時期の発注で、「専門知識がなくても読める健康・医療書」と、コンセプトも共通していましたので、二冊同時に紹介します。
 まず一冊目は『あなたを生かす油 ダメにする油 ココナッツオイルの使い方は8割が間違い』、そして『ぼくはアスペルガーなお医者さん 「発達障害」を改善した3つの方法』どちらもKADOKAWA様からの刊行です。
『あなたを生かす油ダメにする油』『ぼくはアスペルガーなお医者さん』(KADOKAWA)
 『あなたを生かす油ダメにする油』は、ブームが続いているのココナッツオイルがテーマ。健康にいいと最近流行りのココナッツオイルですが、食べ方を間違えると効果がなくなってしまったり、なんてこともあるそうです。本書はココナッツオイルブームの火付け役とも言える医学博士の白澤卓二先生が、近年常識が塗り替えられつつある食事と健康の関係を、ご自身の研究成果を交えながら優しく解説し、「油の正しい摂り方」について教えてくれます。

 もう一冊の『ぼくはアスペルガーなお医者さん』は、実際にご自身がアスペルガー症候群(脳の発達障害の一種)の外科医、畠山昌樹先生が書かれた本で、ご自身の体験を振り返りながら、アスペルガー症候群とはなにか、症状を克服する方法について詳しく解説されています。

 2冊に共通するのは、炭水化物・糖質を減らして良質な油を食事に加えることで、油をエネルギーとして活用するケトン回路を活発化させることで、様々な不調が改善するという研究成果です。少し前までは「脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖」と考えられていたのを考えると、近年の医学の進歩には驚かされます。

 さて、こちらの2冊ではどちらも図版を作成いたしました。作成した図版は主に表やグラフ、人体の模式図などなど。いかにも医学の本、といった内容ですね。しかし、実際にご覧いただければわかるのですが、今回は大胆なデフォルメをしつつ、線にラフなタッチを加えて手描き風の表現にしてみました。
『あなたを生かす油ダメにする油』(KADOKAWA)図版1『あなたを生かす油ダメにする油』(KADOKAWA)図版2『ぼくはアスペルガーなお医者さん』(KADOKAWA)図版1『ぼくはアスペルガーなお医者さん』(KADOKAWA)図版2
 2冊ともお医者様が書かれた本ですが、決して専門家向けではありません。図版の参考資料は医学書だったり、MRIの画像だったりしたのですが、原稿を読み解き、一般の読者が親しみやすく、わかりやすいよう簡略化して作成しました。
 結果として、本を手に取られた方が、専門知識がなくても読めそうだな、と思っていただけるものに仕上がったと思います。

 一見シンプルな絵柄に見えて、実はそこには高度な計算と、読んで欲しい解ってほしいという願いが隠されているのです!

 『あなたを生かす油 ダメにする油』、『ぼくはアスペルガーなお医者さん』は全国の書店にて好評発売中。
 お見かけの際はなにとぞよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です