分厚さ一番!英和辞典のお仕事です

昨今では小学生から英語の授業が必須になっていますが、
そんな時に必要になるのが「英和辞典」

なんと、その英和辞典のお仕事に携わりました。
今回ご紹介するのはウエイドでも初の媒体!英和辞典
…の前後の見返しに入っている地図を作成しました!

学校シリーズ』などでたくさんのお仕事をご一緒している旺文社さん発行
コアレックス英和辞典 第3版』です。

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今までで一番の厚みのある媒体ではないでしょうか…!
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ご覧いただくと、おわかりになるかと思いますが、かなり細かく文字がかきこまれております。
まず前の見返しでは世界地図と、多くの国が集中している地域の拡大地図です。

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この細かな国名をどのような色で配置したら、読みやすく・わかりやすいか?という点を気にして作成しました。
ユニバーサルデザインを意識し、国ごとの色分けにも一工夫こらしているんです!
隣り合う国々の色味を変えることはもちろん、同じ色は一切使っておらず、それぞれ国ごとにすべて違う色となっているんです!
細かい工夫にも是非注目してご覧になってくださいね。
山脈などの地形も正確に起こしているので、国の位置だけでなく地形を想像することができます。

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そして、後ろの見返しは主に英語が使われている英語圏の国々がまとめてピックアップされています。
アメリカ大陸は各州での時差も細かく分けてられており、州ごとに数時間も時差があるなんて驚きですね!

英和辞典の中身も見所満載でとっても使いやすい辞典になっております!
様々なコーナーやコラムが充実しており、辞典としてだけでなく幅広く利用することができます。

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このプラネットボードのコラムはネイティブの方々にアンケートをとってデータリサーチされたものです。
感覚的にこんな感じに言うのかな?ということが実は間違っていたり…
思わず読みふけってしまう内容ばかりです。(巻頭に一覧が載っています)
また、ホームページから発音や会話が確認できる音声もダウンロードできますよ!

挿絵のイラストや図も多く、パラパラと眺めるだけでも楽しめます。
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たとえば、服のパーツが紹介されていたり、細かなところまで手が届く辞典です。
単語を見ただけではよくわからない、言葉のイメージがつかみやすくなっています。

私自身が学生の頃は、ちょうど電子辞書をもちはじめる人が増え始めていましたが、
ページをパラパラっとめくり、パッと目に入った単語を覚えたりできるのは紙の辞典ならではだなあと感じます。

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