ニッポンのものづくりの未来をブックデザインでお手伝い!

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にこんなシーンがあります。
1985年から1955年にタイムスリップした主人公マーティーが、友人のドクにタイムマシンを見せる。
するとドクが大笑いして「故障するわけだ、日本製の部品を使ってるじゃないか!」、それにマーティーが「1985年じゃ、いいやつはみんな日本製だよ」と返します。

戦後しばらくまで、メイド・イン・ジャパンといえば粗悪品の代名詞でした。
それが80年代には今の高品質なイメージになります。

ということはもし30年後、2047年の未来からタイムマシンがやってきたら、それには中国製の部品が使われているのでしょうか?
そして、その未来で日本製のブランドイメージはどうなっているのでしょう。

製造業とは日進月歩の世界。
日本もうかうかしていると、愛知県豊田市がデトロイトみたいな有様になりかねません。
国内総生産が中国に抜かれて久しい今、日本のものづくり業界にも革新が求められているのではないでしょうか。

そんな時代の荒波に立ち向かっている、業界関係者の方々をお助けする書籍を今回はご紹介します。

日刊工業新聞社様から刊行の業界専門誌、『工場管理』『プレス技術』の二誌。

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昨今の事情を反映してか、こちらの二誌は刷新の真っ最中なのです。
今回ウエイドでは、新連載のフォーマットデザインを製作いたしました。

ものづくりの担い手も世代交代が進んでおり、新連載記事は若い世代に向けたスタイリッシュで目を引くデザインになっています。
記事も若い人に興味を持ってもらえるようにという思いがこもった内容ですので、それがデザイン面でより引き立つように心がけました。

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きっちりカッチリ、内容を正しく伝えることが重視される業界紙や業界新聞ですが、今やデザイン面でも一工夫が求められるようになっています。
その一工夫が必要な時、ぜひウエイドを思い出してください!

ちなみに…、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』では2015年の「未来」で、いじめっこのビフが街を牛耳る俗悪な大金持ちになっていますが、あれは映画製作当時すでに有名人だったドナルド・トランプ氏がモデルだそうです。
未来予想があながちハズレていないから恐い。

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