タグ別アーカイブ: 装丁

おもしろい日本史!

今回ご紹介するのは『暗記じゃなくて考えたら 日本史はこんなにおもしろい』(山川出版社発刊)です。
学生や日本史を学び直したい大人へ向けた本で、読者が想像力を働かせ歴史を追体験できるところが大きな魅力です!

日本史はおもしろい_P01

ウエイドではフォーマットデザイン、図版、装丁を手掛けました。

日本史はおもしろい_P02

山川出版社様は、歴史を扱う教科書の大手出版社です。
今回は「教科書のような固い印象の参考書ではなく、雰囲気を変えてデザインしてほしい。」とご要望をいただきました。

あくまで勉強に使うものなので、
学びが得られるようなキチンとした印象は損なわないように、
でも難しそうと思わせないすっきりとしたデザインになるように作成したところが1番のポイントです!

印刷は黒1色ですが、囲みにバリエーションをつけることで一目で内容が分かりやすくなっています。

日本史はおもしろい_P02

教科書のアイコンも、山川出版社様の実際にある日本史の教科書を模して作成しました。
リアルに描かないところが、こだわりのポイントです!

日本史はおもしろい_P04

教科書や参考書に携わらせていただくことが多いウエイド。
勉強を頑張る人の力に、少しでもなれたら嬉しいです!

共感されるリーダーになりたい方に

今回ご紹介する本は、ぱる出版さんから発行の
共感されるリーダーの声かけ 言い換え図鑑』(著:吉田幸弘)です。
ウエイドでは、装丁・デザイン・DTP・イラスト制作を担当させていただいております。

kyoukan_p1

ハラスメントが問題視される今の時代、部下にどう声かけするのが良いか悩んでしまう…といった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらは、部下への声かけのNG例から部下に共感されるようになる言い換え例をわかりやすく解説している1冊となります。

1見開きに1つのシュチュエーションずつ声かけ例が大きくのっており、良い悪い例がすぐにわかる読みやすいデザインとなっています。

kyoukan_p2

より自分を成長させたいと考える方にむけたスタイリッシュな装丁になっており、モノクロのイラストが表紙の色とタイトルをより際立たせています。
イラストの塗りにグレーではなく網点を使用しているのもこだわりポイントだそうです。

リーダーの方だけでなく、様々な場面で応用できそうな言い換えの考え方が勉強できるおすすめの1冊です。

ぜひお手に取ってみてください。

『わくわく手芸部セット』は図書館・図書室で!

wakuwaku_mikayuka_seibundo_wade1

『わくわく手芸部セット』(ミカ*ユカ 著/誠文堂新光社)どうでしょう、このストレートな命名。

カラフルでポップなデザインで、見るからにわくわくしますね。
素敵な本ですが、一般の書店で見かけることは、まずないと思います。

というのはこの本、図書館向けの「特別堅牢製本」で作られています。
多くの読者に長く親しんでもらえる頑丈な作りで、その分高額。
なので一般の書店ではあまり仕入れられない本なのです。

カワイイキャラクターを手がけたのは、『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズで大人気の関和之
各巻を手芸の妖精たちがカワイく盛り上げます。

ブックデザインは土屋裕子が担当。
フリガナが多く変則的になりがちなジャンルですが、かわいらしさと読みやすさをしっかりバランスさせています。

wakuwaku_mikayuka_seibundo_wade3

手芸を愛するウエイドなので、型紙や作り方図ももちろん担当しました。
手順の写真も豊富で、小学生でも迷わず完成させられます。

wakuwaku_mikayuka_seibundo_wade4

小中学生の頃、家庭科の実習に夢中になって、同級生から「女みたい~」などとからかわれた担当としては、こんな楽しい本で手芸を先入観なく楽しむ子ども達が増えるといいな、長く図書館や図書室で親しまれるといいな、と願わずにはいられません。

ウエイドでは他にも図書館向けの「堅牢製本」の本をデザインしています。
経験者をお探しの方、ぜひお声掛けください。お待ちしております!

脳活ドリルで頭の体操を!

歳を追うごとに、物、場所や有名人の名前がなかなか出てこなくなってきたりしていませんか?
そんなお悩みに応える一冊をご紹介します。

今回、ご紹介する本は永岡書店さま発刊の『解くだけで記憶力がアップする 脳活ドリル』(篠原菊紀監修)です。
内容は集中力や空間認知力を上げる問題を解きながら、脳を鍛えていくドリル本で、問題は間違え探し、暗記、漢字、算数など多岐の分野に渡っています。

nagaoka-noukatsu_1

ウエイドでは装丁、デザイン、DTP、図版、イラストを手がけました。
こちらの本は以前発刊されていたものを再度加筆・修正したもので、特徴は今風のかちっとしすぎないデザインやタッチにし、誰でも手に取りやすい、読みやすそうなデザインにしました。
nagaoka-noukatsu_2

nagaoka-noukatsu_3

特に表紙と帯で、脳のひらめきや悩んでいることが一目でわかりやすいデザインがいいですよね!

ウエイドでは以前発刊されていた本のデザイン、DTP、図版、イラストをリニューアルした実績も多数あります。
本のデザインのことでお悩みの方は大まかな内容でも構いませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

パチンコ産業年鑑2021

今回ご紹介させていただくのは…
綜合ユニコム株式会社さま 『パチンコ産業年鑑2021

patinko2021_1

パチンコ産業の動向や展望、 市場規模や性・年代別参加率などのデータをまとめた、 ぎっしり内容の詰まった一冊になります。

patinko2021_2

冊子にはCDがついており、pdfデータでも 冊子と同じ内容のものを閲覧することが できるようになっています。

patinko2021_3

装丁や目次などのデザインは、 弊社デザイナー、稲村が担当させていただきました! ここ数年、表紙デザインは同じものが続いており、 そろそろ変えたいとのご依頼を受け…一新! スマートに仕上がっております~!

弊社はビジネスデータ本も得意としております。
装丁は勿論、データ本をわかりやすくするために欠かせない グラフ等の図版も、ぜひ一緒にご依頼くださいませ。

神保町が好きだ!

みなさん、神保町といえば何を思い浮かべますが?
古本が並ぶ神田古書店街、出版社や編集制作、デザイン、印刷と本にまつわる会社が多数、有名な大学が連なる学生街、レトロな喫茶店やカレーなど食にまつわることなど思い浮かぶことはたくさんありますよね。

今回ご紹介する本は、風讃社さまが編集した『神保町が好きだ!』という小冊子です。(発刊:本の街・神保町を元気にする会

fusanssya_jinboucho_1

「本の街・神保町を元気にする会」はその名の通り、神保町を盛り上げる活動や見どころを紹介しています。この冊子は神保町にまつわることを題材に「ブックフェスティバル」や「古本まつり」に合わせて、年に1回配布しています。
今号の内容に神保町と漫画の歴史について貴重な話が掲載されています。

ウエイドではデザイナーの土屋が装丁を手がけました。
他のお仕事で土屋が担当していた本のデザインを気に入ってくださり、『神保町が好きだ!』の装丁のお話をいただきました。

お客様のご要望は「神保町の古き良きところを残しつつ、イメージを変えたい。」ということで、お客様の要望を踏まえた案と土屋がオススメの案含めて4点を提案しました。
決まったものはメインの写真が見やすく、漫画のような雰囲気を残しつつ、カチッとしすぎない動きのあるデザインでした。
お客様は4点も提案していただいたことに驚かれたそうです。

fusanssya_jinboucho_2

普段は組版と合わせて装丁の話をいただくのが多いのですが、装丁だけでももちろん大丈夫です!
さらにウエイドにはイラストレーターも多数おりますので、イラストをいれたデザインの装丁もご提案できます!
ぜひお気軽にご相談ください。

そして、ウエイドの自社季刊誌『茶柱探検隊』という小冊子を発行しています。
ウエイドにまつわる様々な方に寄稿していただき、いろんな話が掲載されています。
こちらはWEB版でご覧いただけますよ!

fusanssya_jinboucho_3

セキュリティ対策、大丈夫ですか?

企業のネットワークセキュリティの是非を問われるこの世の中…ですが、中小企業では一人情シス問題が深刻化しています…!
そんな一人情シスの味方をするべく1冊の本が出ました。

それが今回ご紹介する本、技術評論社様の『本気のセキュリティ対策ガイド』です!!

情報セキュリティの基本知識や考え方はもちろん、ツールの情報やチェックシート、報告書、ガイドラインなどなど必須な情報を盛り込まれています。

そして、何より社内における情報セキュリティポリシーの周知方法にまで切り込んでいるのです!

security_img_20200212_1

ウエイドは装丁デザインを担当させていただきました。

デザイン担当者に話を聞いたところ、本書のアピールポイントを刷り込み帯という技法を使い、それをうまく作用させる出来になりよかった、と申しておりました。

なるほど、それぞれの要素がカッチリ嵌っていて綺麗な仕上げになっています。
刷り込み帯はカッコよくて好きなのですが、裏まで続いていなかったり、まとめるのが意外と難しく持て余してしまう方が多いと思われます。

担当者は思いのほかきれいにまとまって良かったと言っていましたが、それは腕のいいデザイナーだからこその結果だと、少し自社自慢をしたくなりました。

本書は、弊社スタッフ原田著の『クリエーターのための超速地図デザイン術』のご縁でいただいた案件でもありますので是非こちらもよろしくお願い致します。