タグ別アーカイブ: 本文デザイン

共感されるリーダーになりたい方に

今回ご紹介する本は、ぱる出版さんから発行の
共感されるリーダーの声かけ 言い換え図鑑』(著:吉田幸弘)です。
ウエイドでは、装丁・デザイン・DTP・イラスト制作を担当させていただいております。

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ハラスメントが問題視される今の時代、部下にどう声かけするのが良いか悩んでしまう…といった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらは、部下への声かけのNG例から部下に共感されるようになる言い換え例をわかりやすく解説している1冊となります。

1見開きに1つのシュチュエーションずつ声かけ例が大きくのっており、良い悪い例がすぐにわかる読みやすいデザインとなっています。

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より自分を成長させたいと考える方にむけたスタイリッシュな装丁になっており、モノクロのイラストが表紙の色とタイトルをより際立たせています。
イラストの塗りにグレーではなく網点を使用しているのもこだわりポイントだそうです。

リーダーの方だけでなく、様々な場面で応用できそうな言い換えの考え方が勉強できるおすすめの1冊です。

ぜひお手に取ってみてください。

視覚にうったえる化学図録

今回は数研出版様の、『新課程 視覚でとらえる フォトサイエンス化学図録』をご紹介します。
ウエイドではデザインと、紙面の解説にひょっこり登場するサイエンスキャラ、“フリスコボウイ”のイラストを担当しました。

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昨今、生徒の教室移動の負担を軽減すべく「教科書は軽くしましょう」という風潮があり、本誌もなるべく薄い紙を使用しています。
そのためページの表と裏で内容が干渉して見辛くなってしまわないように、なるべくスッキリした紙面を目指し工夫しました。

また、以前のものから刷新するにあたり、デザインもより今風になっております。

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フリスコボウイも紙面を盛り上げてくれます。

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一般の書籍以外にもウエイドでは今回のような教材系の書籍を多く手掛けております。
デザイン・図版・イラストまで、まとめてお引き受けできますので、ぜひご相談ください!

社会保険と労働保険の仕組みをご存知?

今回ご紹介する本はナツメ社さま発刊の『ひとりでもすべてこなせる! 小さな会社の社会保険・労働保険 手続きと届け出事典』(片桐めぐみ/著)です。

内容はタイトルの通り社会保険と労働保険の仕組みを理解して、自身で手続きをできるようにわかりやすく書かれた本です。

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ウエイドではデザイナーの土屋がデザイン、DTPを手がけました。
・ぱっとひと目で知りたいところを見やすく

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・書類の書き方がわかりやすい見せ方

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この一冊で手続きがバッチリできそうですね。
ウエイドでは労務・人事関係の本の実績も多いのでどうぞご相談ください!

領収書とは一体、何だろう?

先日、多部未華子さん主演の「これは経費で落ちません!」というドラマの続編がキャストの都合上見合わせになったニュースがありました、とても残念です。。。

多部さん演じる主人公は経理部に所属しており、ルールに則って業務を的確に行い、ルール違反なことには的確かつ迅速に指摘をする、仕事のできるしっかり者です。
そこに登場してやりとりされるのが、「領収書」です。

領収書とは正確には何なのでしょうか?
そう言われると、きちんと答えられる人の方が少ないような気がします。

今回ご紹介する本は三笠書房さまから発刊された『知って得する領収書の本』(出口秀樹著)です。

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こちらの著者の出口秀樹さんは税理士でご自身の税理士事務所の所長です。
税法・会計・経営など全般的に詳しく、特に中小企業の税務・会計・経営のサポートと個人の節税対策に詳しい方です。
税務対策のセミナーを積極的に行っており、著書は累計販売13万部を計上しており、今回ご紹介する本は「領収書」についてです。

ウエイドでは本文デザイン、DTP、図版とイラスト一式を担当しました。
特筆すべきことは表紙以外の全てのデザインをウエイドにご依頼いただいたことです。
DTPとイラスト・図版を別々の会社で依頼する必要がなく、全て承れますので、編集の方のやりとりの煩雑さがなくなり、納期も短縮できます。

本文デザイン・DTP・図版は土屋が担当しました。お金の話は小難しいことが多いので、親しみやすいような色使いやデザインやフォントにしています。

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分かりやすいように大切な部分にはマーカーで引いたような強調しているデザインもポイントです。

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イラストは関が担当しました。
関は今回ビジネス書でも人気なタッチを分析して、落ちついた感じでイラストを描きました。
児童書に使うようなマンガのタッチからビジネス書まで幅広いのが彼の持ち味です。

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さて、「領収書」とは一体何なのかという答えですが、お金を領収したことの証として、お金などを支払った人に交付する証拠ということです。
多くの場合は経費の建て替え払いの証拠ということで、それと同時に税務署に対し、経費を支出した際の証拠です。
あくまで、お金の支払いを受けた証としての書類で内容が正しいかどうかまでは証明できません。
ですから、正しく使わないと当然罰則が発生して大変なことになりますし、一方で、よく内容や仕組みを知らないと損することもあるので、領収書をよく理解してうまく付き合うことが大切ということです。

ウエイドではビジネス書や実用書の実績も高いので、ぜひご相談ください。

高校生向けの問題集のリニューアルをしました!

まもなく受験シーズン到来ですね。

今年は英語の試験がゴタゴタしており、受験生も学校側も右往左往されて大変な印象を受けます。

さて、今回ご紹介をするのは数研出版さんから発刊の高校生向けの問題集
『五訂版 高校国語レッスン』です。

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こちらの問題集はもともと、受験対策用というよりは国語の基礎知識をより高めるためのもので、自習時間や宿題用で使われているそうです。

ウエイドはフォーマットのリニューアルをしました。

教材となると固いイメージで、とっつきにくい印象の問題集になりがちですが、親しみやすいイメージに変えることで、高校生のみなさんが勉強したくなる気持ちを持ってくれるように工夫しました。

例えば、文字を明朝体から丸ゴシックに変更して柔らかい印象にしています。

とくに今回力を入れたのがアイコン!
吹き出しのモチーフを使った柱のデザイン、本や人物のアイコンなど、親しみやすい、丸みを帯びたデザインにしました。

なんだか柔らかな雰囲気になったと思いませんか?

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元からあるもののイメージや雰囲気を少し変えるだけで違った印象になります。
リニューアル効果です!
ここがデザインのとても良いところ!!

ウエイドでは新しくデザインする案件でだけでなく、リニューアルするお手伝いもしています。
書籍に限らず、パッケージデザインやイラスト案件など、いろいろな分野での実績もあります。

「イメージを変えて、新たなお客様を取り込みたい」や「マンネリしてなんだかイマイチ…」というお悩みにもお応えできますので、お気軽にお問い合わせください。

偉人たちの名言が、自分の生き方を後押し!

「賽は投げられた」
「私には夢がある」
「私たちの時代の平和を手に戻ってきました」
歴史の中には人々を鼓舞する、またはハッと人生の意味を気づかせてくれる名言が数多くあります。

この度ウエイドではそんな名言の数々を紹介する本を手がけました。
それが国土社様から刊行の『伝えよう 心にのこる偉人たちの名言』です。

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本書はアリストテレスから手塚治虫まで、数々の名言が掲載されています。

ウエイドはこちらの本の装丁と全体のフォーマットをデザインしました。
小学生向けの本ですので、ポップで軽やかな印象に。2C印刷でも全体が単調にならず、躍動感が出るよう心がけました。
お子さんも気軽に読めて、かつ歴史の勉強にもなるお得な本に仕上がっております。

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ところでみなさん何か好きな名言はありますか?
私のお気に入りの名言は、チャップリンの「I used to think that my life was a tragedy. But now I realize, it’s a comedy.(人生はアップで見ると悲劇だが、ロングショットでは喜劇である)」です。

性に悩める若人へ、この冊子を

朝晩の風が涼しく、秋が感じられる今日この頃ですね!
今回ご紹介する本は一般社団法人 日本家族計画協会さまより発行された高校生向けの性教育の疑問とアドバイスをまとめた冊子2冊をご紹介いたします。
この本は男性『U-18』と女性『U-18・F』というタイトルで各々分かれています。
内容は思春期にまつわる性の悩みや関連する身体の悩みを相談形式で丁寧に解説しています。

ウエイドでは装丁とイラストとDTPデザインを全て担当しました。
ご依頼いただいた経緯が性教育に関して、特に男性ものが少ないので少しでも悩んでいる人や性教育に携わる方々の力になるように、手に収まりが良いB6判のオールカラー、16ページで男性と女性の2パターンになっています。

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お客様の要望で性教育教材と連想させないようにかつイマドキの高校生が手に取りやすいような漫画っぽく、スタイリッシュなイラストにしております。
表紙には力をいれており、ふとしたこの表情が高校生の日常を切り抜いたようで、印象に残りやすいですね。
配布する方も受け取る方もこのような見た目だと気兼ねないのではないでしょうか?

本文のデザインはQ&A形式がわかりやすいように一目で知りたい項目が目立つようにしています。
悩んでいるイラストと解消したイラストの対になっており、イラストの力で堅苦しい雰囲気が和らいでおります。

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後ろの方のページには性教育だけでなく、打ち明けにくい悩みの相談窓口の情報、性的マイノリティーの情報などが載っております。
視野が広がり、色々と知ることができるのがこの本の良いところです。
デザインも柔らかな雰囲気ではっきりと見やすくしています。

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スマホやインターネットが普及し、子どもたちが不確実な情報に触れる機会が増えた今だからこそ、自分や相手の心と身体を守り、お互いを尊重するための正しい知識をいち早く身につけることが必要だと言われています。

しかし、なかなか高校生ぐらいの若い人たちが正しい情報を入れて、身につけるのは難しく、なお性のことであれば学ぶ機会が少ないと思います。
このような冊子になっていれば、人の目を気にせずに、また必要なときに読むことができるのではないでしょうか?
一度、ご拝読いただけますと彼ら、彼女らの悩みに寄り添え、理解が深まればよりお互いを思いやれるのではないでしょうか。