タグ別アーカイブ: 手芸

美しい正倉院文様をクロスステッチで

今回ご紹介する本は、河出書房新社さんから発行の『クロスステッチで楽しむ正倉院文様』です。

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正倉院文様とは、東大寺の正倉院に収められていた宝物に描かれた文様のことです。この本ではそんな正倉院文様を色とりどりのクロスステッチで楽しめる1冊となっています。

ウエイドでは、デザイン・図案・DTPとまるごと1冊携わらせていただきました。

図案では実物の作品の色をそのまま再現すると鮮やかなものなどは見えづらくなってしまうこともある為、刺繍糸の色に近くて目にも優しい色にするなど視認性が良くなるような工夫をしています。

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また、クロスステッチの模様の写真は実物大で載っているので、綺麗な作品をじっくりと見て楽しむこともできます。

作った時のサイズ感のイメージがしやすくなるので、図案を見て想像していたよりも実際の作品の方が想定していたよりも大きかった…!といった後からのギャップも少なくなる点もおすすめです。

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ぜひお手に取ってみてください!

洋書っぽいおしゃれなパペットのあみぐるみ本!

今回ご紹介する本は『かぎ針で編む パペットあみぐるみ』(日本文芸社発刊)です。
複数のあみもの作家さんによるパペットがつくれるレシピ本です。犬、猫、ペンギン、ラッコなど馴染がある動物とサボテン、クリームソーダ、肉球などユニークな作品も掲載されています。

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ウエイドはデザイン、装丁、DTPを担当いたしました。
本のデザインイメージは洋書のようなレトロっぽさを残したオシャレ感です。
かすれた赤い文字と写真の女の子の雰囲気がいい感じにマッチしています。

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所々に遊び心があります!

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今回撮影から立ち会っていたので、全体のイメージを把握して、細かいお客様のご要望にしっかり応えられたのではないでしょうか。

ウエイドではデザイン、DTPも得意ですが、手芸の編み図(かぎ針、棒針)のトレースもできますのでお気軽にご相談くださいませ。

着物→バッグ?!

みなさんは着物リメイクという言葉をご存知でしょうか?

今回は、ワニブックス様より出版されました『やさしく作れて“使える”仕掛けのバッグと小物』を紹介します!

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こちらは登録者数23.6万人、73歳のハンドメイドYouTuberで有名な吉田三世さんが書かれた着物リメイクシリーズの第三弾の本になります。今回はバッグや小物を中心としたラインナップが収録されています。

弊社では、作り方のイラストを担当させていただきました。

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「もう着なくなったり、タンスの肥やしになっている着物を活用する方法はないかな…」「たまたま手に入れた素敵な柄のお着物の上手な使い方はないかな…」なんて方にはぴったりの本ではないでしょうか。

シリーズでは、ほかに洋服があるのですが、こちらは簡単なバッグの作り方なのでハードルは少し低いかも?

QRコードを読みこめば動画で作り方を観ることもできるので、わかりにくい箇所なども一目瞭然となっております。

気になった方は、ぜひ!

今年もキルトフェスティバルの季節がやってきました。

2020年1/23(木)-29(水)の間に「第19回 国際キルトフェスティバル」が開催されております!

こちらは東京ドームで開催される程の大規模なフェスです。
国際と名乗っているだけあり、海外からもお客さんが訪れます。

一体中では何が行われているかというと、キルトの作品が飾られていたり、手芸メーカーがブースを出し商品を販売していたり、ステージやワークショップも行われていたりしてます。

作品の中にはキルトコンテストで賞をとったものが飾られており、その華々しさは圧巻です。
私はキルフェスのホームページで写真を見ましたが、それだけでも凄さが伝わってきます。
キルトの域を超えているのでは・・・?

 

出店ブースではミシンや糸、針、本などなど、手芸にまつわるものが売られています。
いろいろな企業の商品を一気に見れるので、自分の欲しいものを選別しながら買い物ができる良い機会ですね。
ウエイドでも普段からお世話になっている手芸関係の業者さんも出店しているので、是非足を運んで頂けると嬉しいです。

また、ステージやワークショップでは、ハワイアンキルトでお馴染み、あのキャシー中島さんが登場します。
この機会にぜひイベントに参加してみてはいかがですか?

このように一歩中に入ればキルトの世界にどっぷり浸かれるので、キルト好きの方は大変楽しめるはずです。

1人で行くのもよし、友達と行くのもよし、家族と行くのもよし、そんな国際キルトフェスティバルのご紹介でした。

過去に行われた「第16回 国際キルトフェスティバル」の様子をウエイドスタッフが撮影したもの
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手芸を愛するウエイドの手芸フェスを開催!!

少し時間が空いてしまいましたが、この夏の7月某日にウエイドでは「ミシンフェス」に続き、「手芸フェス」を前回と同様の吉祥寺の「Bobinage」さんで開催しました。
前回から約2年ぶりで、前日より台風が上陸して、開催が危ぶれそうになりましたが、当日はなんと晴れました!まさに手芸日和!?

「手芸フェス」とは手芸を愛するデザイン事務所のウエイドが実際に手芸をして読者と同じ目線に立ってみようという勉強会です。

前回はミシンを使用してコースターからポーチやカバンなど小物を中心に作りましたが、
今回はウエイドが手がけた手芸本の中でやってみたい、作ってみたいものを各自選んで挑戦しました。

4時間と短い製作時間の中、各自で用意した材料と各々使う道具を借りて、いざ作業開始です!
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作業に取り掛かると、みんな集中して言葉を発せず、静寂にしばらく包まれました。
開始2時間経過しても結構沈黙でした。

今回はウエイドの手芸部のキャラクターであるケイティちゃんをあしらったプリントネームを作成して、作品に接着していきます。
いろんなデザインを欲張って用意してみましたが、どれもかわいいですね。
ワンポイントになって作品が引き立ちます!
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さて、本と各々の作品を簡単に紹介してまいりましょう。

ミシン部隊ではスタイ、帆布バッグ、ポーチ、巾着を作成しました。
こちらは帆布のバックですね、日本ヴォーグ社さんの『帆布のバッグ ベーシックスタイル20』を参考にしました。
帆布の厚みとカーブ部分で縫うのに難しかったそうですが、しっかりできています!
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もう一方は今、色んなカラーバリエーションがある畳縁を使用した巾着です。こちらも日本ヴォーグ社さんの『畳縁ハンドメイドBOOK』を参考にしました。
底は畳縁で編んでいる仕様になり、側面は立ち上げていますが、なかなか固定できず、一苦労しましたが、両面テープを貼るとバラバラせず固定できるそうです。
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やはり手芸本の作り方がすごく頼りになりますね。
前回より慣れて手際が良くなっています!みなさんお見事です。

そして、針や糸を使わず、手芸接着材だけで作成した、斜め掛けポシェットとポーチ。
意外にしっかりと丈夫で、仕上がりもきれいですね!
ミシンがかけにくい部分の接着にも使えそうです、まさに次世代型の手芸で可能性が広がります。
河出書房新社さんの『ボンドで貼って作る バックとこもの』(朝倉 史/著)
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ミシン以外では、ポンポンメーカー使用してポンポンをつくり、組み立てていますね。これらはすずめとピカチューです、今にも動きだしそうな感じとこじんまりしたかわいさがたまりません!
こちらは今、大人気の誠文堂新光社さんの『動物ぽんぽん』(trikotri/著)を参考にしました。
ポンポン作成はコツありますが、出来上がると丸くコロンとしてかわいいです。
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また、大物を作成しているのはウエイドの茶柱展(2018/8/6〜25)で展示していた、化学式であるATP(アデノシン三リン酸)のオブジェクトです!
化学と手芸のコラボで驚きのアイディアです!
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おや、チクチク、羊毛フェルトでなにやら白いものを作成していますね。
なんとウエイドの手芸制作部のキャラクターのケイティちゃん人形ですね。
とうとう立体的になるのですね、完成したらお目にかかりたいです。
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と、ここまで作品と本の紹介をしてまいりました。
普段は本の制作で手芸に携わっていますが、今回の手芸フェスで実際に手芸をやってみて、気づかされたことや活かせることを各々沢山得たと思います。
もちろん、物を自身で作る楽しさも感じました!

ウエイドでは手芸の本で図の分かりやすさ、見やすさなど心掛けておりますが、実際に読者の目線に立って、自ら手芸を行うことで理解を深め、デザイン、作図、型紙作成などのさらなる追及、探求をしております。
社員一同が手芸を愛でていますので、手芸のことならウエイドまでどうぞご相談くださいませ。