書と共に、町へ出よう ~千代田図書館報~

風讃社様経由でご依頼いただき、『千代田図書館報 vol.16』用に神田界隈の地図を作成させていただきました。

『千代田図書館報 vol.16』表紙

今年は神田明神の遷座400年とのことで、神幸祭が大々的に行われたため、時代行列の巡行路と、ルート上の見物スポットなどを紹介する地図がA3サイズで大きく掲載されたのです。
『千代田図書館報 vol.16』地図ページ
実際に町を歩く時に迷わないように、主要な通り名や信号名を調べて記入し、有名史跡や観光スポットも加えて、分かりやすさと楽しさを兼ね備えた地図になるよう心がけました。
神保町や秋葉原を含むこの地域は、江戸時代以降、数々の歴史的な出来事の舞台となってきただけに、お祭りに関係なく散策するだけでも、楽しめる地図になったと思います。
ウエイドのスタッフの一人は、ちょうど司馬遼太郎の『街道をゆく』を読み返していて、ぜひこの地図を持って神田を歩いてみたいとのことでした。

ちなみに発行元の千代田図書館は、私も知らなかったのですが、電源付きデスクがあってパソコンとペットボトルの持ち込みOKだったり、展示ウォールというコーナーでは書籍と関連した展示イベントをしていたり、色々な先進的な取り組みをされています。
完成した千代田図書館報を見て、私もぜひ一度行ってみなければ!と思っております。

現在展示ウォールでは「科学雑誌と家電でたどる日本の150年」を8/22まで開催中。
『千代田図書館報 vol.16』は千代田区立図書館各館や近隣の店舗・施設などで配布中で、無くなり次第終了です。また、千代田区立図書館のサイトでPDFも閲覧できます。

この地図と、神田が舞台の小説を片手に、町を歩いてみてはいかがでしょうか?

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