タグ別アーカイブ: 建築

建築デザインの決め手は“ディテール”設計にあり。

今回はウエイドで長年制作のお手伝いをさせて頂いております、彰国社様より発売されている日本で唯一の建築ディテール誌『ディティール』の紹介です。
『ディテール』(彰国社)表紙
建築全体をとらえながら、モノとモノがぶつかり合う納まりをどう決めるか。
1964年の創刊以来、建築をディテールの視点から追い続けている本誌では、最新の建築レビューとともに、ディテールのポイントとプロセスをビジュアル豊かに紹介しています。

構造計算の解説など、建築業界以外の人からすると少し難しい部分もあるかも知れませんが、素人が見ても奇麗な建物は、外観だけでなく図面もカッコいいと思います。
『ディテール』(彰国社)本文
ウエイドでは、ディテールで紹介されている建物のビジュアル面とともに機能美の部分を、業界の方だけでなく建築に興味があってこれから勉強したいという方にも分かりやすく伝えていくこと、クオリティの高い図面によって雑誌の品格を高めることを目標に制作しています。
建築家さんからのCADデータを紙面サイズに印刷した時見やすいように整理したり、写真に説明の注釈を入れたり、平面図や矩計図を起こしたりと、その都度、新しいご相談にお応えしていくことで、色々な形でお手伝いさせて頂いております。

これはある程度の建築図面に関する知識がある人間でないとできない仕事だと自負しておりますので、建築関係で図版製作やデザインの御入用の際は、ぜひウエイドまでご連絡下さい!

住宅の専門家がやさしく教えます!『知識ゼロから学ぶ建築設備のしくみ』(ナツメ社)

『知識ゼロから学ぶ建築設備のしくみ』(ナツメ社)表紙
ナツメ社様より『知識ゼロから学ぶ建築設備のしくみ』(来馬輝順、多田和秀、長澤集 共著)が発売中です。
ウエイドでは、表紙イラスト、本文のレイアウト、説明図、章トビライラストを担当しました。

本書では、建築設備の基礎的な部分から専門的な部分までの知識が、図解を交えての講義形式で説明されていて、住宅づくりや販売に関わる方はモチロン、これからマイホームを建てようと思っている方にも、お役に立てる一冊になっています。

例えばコンセントの位置。「後から変更するのは、大変なのであらかじめ設計の人とすり合わせておく方が良い」とか、各分野の専門家が注意すべきポイントを分かりやすく解説してくれます。

全編にわたってイラストがたくさん入っていますし、レイアウトも直感的に分かりやすいように工夫されていますので、「熱の伝導率、熱還流率」やら「輻射式冷暖房設備の概念」など、少し難しい言葉もすんなりと理解できて、「家づくりについて知りたいけど、専門用語が多くて難しそうだナ」と二の足を踏んでいるアナタでも安心です。

『知識ゼロから学ぶ建築設備のしくみ』(ナツメ社)本文

マイホームは人生最大のお買い物。絶対失敗したくないですよね。ネットで検索したりしてヒトの話しを聴く事も必要ですが、自分で勉強してみる事もとっても大切だと思います。
自分や家族の将来のために、是非お買い求めを…!

実績紹介『月刊モダンリビング No.212(2014年1月号)』(ハースト婦人画報社)

『月刊モダンリビング No.212(2014年1月号)』(ハースト婦人画報社)表紙
月刊モダンリビング No.212(2014年1月号)』(ハースト婦人画報社
歴史ある建築雑誌で、平面図、断面図、配置図などの図面を毎号担当しています。
聞く所によると創刊号から、そして前の会社から引き続いてのお付き合いで、当時はロットリングペンで手描きでトレースをしていたのだそうです。

『月刊モダンリビング No.212(2014年1月号)』(ハースト婦人画報社)図面
今ではCADで作られた設計図も多いですが、雑誌にそのまま載せるには、詳細すぎたり、各図の統一がとれていなかったりするのです。
掲載サイズで見やすいように、必要な情報を残して適切に省略し、色々な形式の図面を統一感のある物に整えるのは、簡単なようで細やかな気配りを要する作業です。
主役ではないけれど、専門家が見ても納得でき、紙面の格調を高めるような図面を追求する、裏方的仕事の多いWADEらしい仕事だと思います。

『月刊モダンリビング No.212(2014年1月号)』(ハースト婦人画報社)地図
今回は別荘特集ということで、軽井沢の地図も担当しました。

インテリアの新連載もはじまったモダンリビング、ぜひ手に取ってみてみてください。

実績紹介『教養として知っておきたい世界の宗教』かみゆ歴史編集部 編(宝島社)

『教養として知っておきたい世界の宗教』かみゆ歴史編集部 編(宝島社)表紙
教養として知っておきたい世界の宗教かみゆ歴史編集部 編(宝島社
世界の主な宗教の全体像を、一般教養として分かりやすく紹介した本です。
世界の三大宗教を中心に、古代宗教や日本固有の宗教まで、写真やイラストをたっぷり使って、それぞれの特徴をつかめるようになっています。
各宗教のタブー比較や、魔女裁判などの迫害の歴史といった雑学も織り込まれて、構えずに楽しんで読める構成です。

『教養として知っておきたい世界の宗教』かみゆ歴史編集部 編(宝島社)イラスト
レイアウトデザイン、DTPを担当したほか、寺社の構造や参拝の作法等のイラストも担当しました。

現在も世界の紛争には宗教対立が絡んだものも多数あります。詳しい人に聞く機会もなかなかない話題ですが、こういう本で全体像を楽しみながら理解しておくと、世界のニュースを見る目も変わってくるかもしれません。