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どうする『徳川家康のすべて』

今回ご紹介する本は現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の時代背景を知ることができる2冊です。
・『徳川家康のすべてワン・パブリッシング発刊(編集長:星川武、編集・執筆:かみゆ歴史編集部)です。
・『テーマ別だから政治も文化もつかめる 江戸時代朝日新聞出版社発刊(監修:伊藤賀一)

ウエイドではDTP、図版を山岸と菅野を手掛けました。

写真がたくさん掲載されているのですが、資料が古いものが多く、色の調整は色校を重ねて、印刷屋さんに頑張ってもらいました。
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とくに力を入れたのが、カバー裏の特典MAP「日本地図でみる江戸時代」です。
日本地図を大名の種類ごとに塗り分け、地名を入れました。要素が多かったので、色の濃淡や文字の置き方に気をつけました。ちなみに各地の特産物と船で江戸へ運んだ航路も描かれております。
紙のサイズが大きくて見やすく、知りたい情報が一気にわかリます!

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ウエイドでは歴史が好きな社員が多いので、歴史の本は大歓迎です!

おトクがいっぱいのワーク!

もっとハイレベルをめざす小学生向けワーク『小学ハイレベルワーク トクとトクイになる!』(文理)の誌面デザイン・キャラデザイン・イラスト制作を担当させていただきました!

たくさんのイラストや図版でカラフルに、トクのが楽しく、トクイになるような誌面に!!

シールもついて、おトクがいっぱいのワークです。

キャラクターの鹿のツノは「トク」になっています!

…ちなみに、持っているのは何県かわかりますか…?

ヒント:動物の名前が入る県

眼ヂカラを鍛えて集中力アップ!?

「最近眼が疲れやすいな~」
「読書をしようとするとすぐ飽きてしまう…」
…と、お悩みではありませんか?
そんな方にオススメするのが「ビジョントレーニング」です!

誰もがスマホばかりをみている昨今、実はスマホをみている間は眼のまわりの筋肉が使われておらず、「眼の運動不足」という状態…

そんな眼のコリをほぐして、さらに集中力までアップできる!?
えっ!?なんで集中力まで??
ほらほら気になってきて、思わず注目しちゃってますよね?

そこで「ビジョントレーニング」です!
ビジョントレーニングとは、眼の見るチカラ「視覚機能」を高めるためのトレーニングなのです。

身体を使った方法もあれば、なにもなくてもすぐできたり、そして眼球を動かすだけでもできてしまうのです…!

眼の周りの筋肉を使うことにより、脳も刺激されて活性化!

さまざまな情報を整理したりするスピードアップ!

より多くの知識が増える!

たとえば、文章を読む際、多くの漢字を知っていれば
ストレスがなくサクサクと読める!

途中でとまることがないので、ずっと読めてしまう!
集中力アップ!

ほ~ら、気になってきて、視線が集中してきましたよね?
はい!そんなあなたに是非読んでほしいのがコチラ!
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米国ビジョントレーナーが教える 眼を動かすだけで1分間超集中法』(北出 勝也 著/光文社)です!
イラスト・図版をウエイドが担当致しました!

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図版はキッチリスッキリわかりやすく、イラストは眼にも優しい雰囲気となっており、メリハリもバッチリです!
巻末の「トレーニングワークシート」も製作しましたよ。

ビジョントレーニングの関連書籍はどちらかというと子供向けのものがよく目につきますが、本書は大人の方にも取り組みやすいように、巻末には百人一首の和歌や方丈記の一文などを使ったワークシートがついています!

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こちらはスマホやパソコンのイラストを使ってビジネスっぽさを出しています。

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こちらの「和歌文字タッチ」は百人一首より抜粋しておりますが、同じ文字が使用されていない和歌なのです!

ワークシート部分だけでなく、イラスト部分にも名作や和歌が隠れていたり…!?
よ~く眼をこらして見てみてくださいね!

明日から、いえ今から始められるビジョントレーニングで、
あなたも、視力・集中力を身につけて、快適な眼球ライフを送りましょう♪
(※人により効果の具合・程度は変わります。)

ジャマイカは島国って知ってる?

先日、マケドニアの国名が「北マケドニア」に変更となりました。
国内に同じ名前の地域を持つギリシアとの論争が原因で、一応これで長年に及ぶ国名問題に決着がついた形です(おそらく)。
ちなみに現在日本政府が承認している国家は195カ国あり、2015年5月に承認されたニウエがもっとも新しい国家だそうです。

この度ウエイドではそんな世界中の様々な国を紹介するカラー図鑑を制作いたしました。
それが朝日新聞出版様刊行の『地理×文化×雑学で今が見える 世界の国々』です。

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こちらの本では195カ国を含む239の国と地域が紹介されています。
今回ウエイドが制作したのは章ごとに掲載された大きな地域の地図と、カバー裏の世界地図です。

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これらの地図ではQGISというアプリを活用し、地形の陰影や河川が入った地図を素早く、かつ正確に制作しました。
この技術はウエイドのイラストレーター原田鎮郎が開拓したもので、詳しくは『Illustrator+無料アプリでここまでできる! クリエーターのための[超速]地図デザイン術』にまとめられております。

一読するだけでウエイドの高い地図制作力がお分かりになると思います。

そうそう、最近英会話でフィリピン人の先生とよく話すのですが、特に女性にカラオケが大人気なことに驚きます。
フィリピンでもそのまま「カラオケ」と呼ぶそうです。

現代書林さま3部作 一挙ご紹介!!

最近また『白い巨塔』のTVドラマがやっていましたね。
主演はV6の岡田君で、役者の肩書きがすっかり板についた感じです。
私の中では財前五郎というと唐沢寿明のイメージですが…。

さて、ここ最近ウエイドでは現代書林さまから出版されている、医療関係の本を連続で3冊手掛けましたのでそのご紹介です。

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まず1冊目は『ストレス・心の悩みがスーッと軽くなるセルフケア』です。

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この本ではストレッチの方法を説明するイラストなどを描きました。
女性向けの本ですので、清潔感があってちょっとおしゃれな印象に、かつ動きを説明するイラストなのでシンプルで見やすく仕上げました。

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2冊目は『読みやすい、分かりやすい 脳梗塞35の重要ポイント』です。

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こちらでは心臓や血管などのイラストを病気の症状ごとに描いています。
本文が2色印刷ですので、説明したいテーマごとにどのような配色と表現にすればわかりやすいか気をつけながら描きました。

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最後にご紹介するのが『若葉香る−寛解のとき・バセドウ病といわれた日から』で、「医療小説」ですが作中で病気のことを説明する図が挿入されるのが特徴です。

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ウエイドはこの図と解説キャラ・ドクター甲之介のイラストを描きました。

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特にドクター甲之介のイラストはコンペで勝ち残って採用された力作です。
あとエコー検査の画像のイラストも描きました。
こちらは写真と見紛うばかりの完成度で、イラストレーター自慢の一作となっております。

ところで『白い巨塔』に続いて『不毛地帯』でも唐沢寿明が主人公を演じましたが、しばらくしたら、こちらも岡田君主演でやるんでしょうか?

個人的には気になっております。

DIYに挑戦!!

DIYは販売されている商品を購入するよりも安く、また自分だけのオリジナルアイテムや使い勝手の良さもあり近年流行ってますよね。
テレビでもDIY関係のリフォーム番組はとても人気で、芸能人がリフォームする番組は本当にいつも器用だなと感心しています。

さて、今回ご紹介する本は西東社さんからの『はじめてでもかんたん!おしゃれ! DIY家具&リフォーム』です。

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この本はDIYの人気ブロガーがご自身で作られた物をご紹介しております。
はじめての人でも簡単にできるように丁寧な解説付きです。
100均でできるリメイクする小物からキッチンワゴン、家のウッドデッキまで本格的な大きいものまで作品の幅も広いです。

この本の特徴は手に入り易い木材とサイズが材料になっています。
規格されたサイズの木材を使用することで裁断の手間を最小にして、手軽に取り組めるようになっています。

ウエイドでは木取り図と作り方の図版を担当しました。

この木取り図は効率的に木を裁断するためにとても重要な図です。

ウエイドでは手芸の図版の仕事が多く携わっているので、木取り図にもそれらのノウハウを応用できました。
作り方図は基になるデータが整えながら描いています。

元々、建築図面関係の制作をしていた会社が前身になっているので、立体的な図を平面で見えやすくする工夫もお任せください。

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そして、今回はウエイドでも百均リメイクの鍵収納のDIYをしました。
材料はセリアを中心とした百円均一ショップで揃えました。
中面はリメイクシートを貼り、本には書いてなかったのですが、紺色の表面は水性ペンキで塗装をしました。グッとお洒落になりましたね。

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フックを取り付けた木の棒をボンドで接着し、蝶番、アーチ型留め金具、取っ
手の順番で取り付けます。
手分けをしながら、各々塗装したり、リメイクシートを貼ったりと作業していましたが、社長が一番器用にやっておりました!!
見事な腕前でした!みんなDIYが好きなんですね。

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みんなの協力で3時間かかりましたが、完成しました!白い壁にも映える、お洒落な鍵収納ができました。

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鍵をいれてもよし、小物をいれてもよし。セキュリティーもばっちりですね!!

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なんと今回、ウエイドの社長の実家にリフォームで取材に来ていただいております。
実際に熟練した方にリフォームをしていただいて、キッチンがすてきに生まれ変わっています。レトロでモロッコ風な感じがかわいいですね!毎日の台所仕事が楽しくなりそうです。

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この本は本当に読んでいるだけでも、夢が膨らみ楽しいですよ!
私もかれこれ2時間程読みふけってしまいました。

皆さまも家具や小物をこの本で作ってみてくださいね!

人がくる!?

「令和」に決まった年号改正の話題に隠れてしまいましたが、
外国人労働者の受け入れを拡大する「改正出入国管理法」が4月1日に施行されましたね。

今回は、文字だけ見ると見ると、
とっつきにくそうなそれらの内容を分かりやすく解説してくれる本のご紹介です。

集英社さんから出版された『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?/内藤正典(著)』です。

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こちらでは、地図やグラフ表を担当させていただきました。
今回の地図はQGISという、地理情報システムの閲覧、編集、分析機能のあるソフトを使い作成しました。
その為、普段作成する事の少ないような地域でも、柔軟かつスピーディーに対応する事が出来ました。

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グラフも、参考資料をもとに、パッと見て何について書かれているのか分かりやすくように吹き出しを入れるなどのデザインを提案し、内容が分かりやすい事を重視いたしました。

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内容は外国人労働者を「労働力」としてではなく、「人がくる」という視点に立って書かれています。
言われれば当然な事ながら、法律や単位ではなく人の生活に関する事なのだと再認識させてくれます。

日本は島国であり、鎖国をするなどして人の流入に慣れておらず、「日本人」=「日本の血が流れている」と認識があります。
そんな私たちが人を受け入れるには何が必要か。

生活習慣、宗教、価値観の違い……問題は沢山あるとは思いますが、まずはこの本を読んで、「人がくる」という心持ちから始めるのも良いのではないでしょうか。