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問題解決トレーニング!

4月になると新学年、新社会人、転勤、異動などで環境が今までとがらりと変わる方もいらっしゃいますよね。
新しい環境だと慣れないことや想定してないことが起こりがちで、悩んだり迷ったりしませんか?

今回、ご紹介する本はイースト・プレスさま発刊の『戦略思考が身につく 問題解決トレーニング』(西村克己 著)です。

こちらの本は以前に出版されたものに加筆、修正を行い、リニューアルした本です。

内容は日常のちょっとしたやりとりや学生の部活シーン、社会人では上司と部下のやりとりなどあらゆる問題が発生したときの解決法や考え方で役立つことがケース・スタディで掲載されています。
クイズ形式になっているので、問題を解きながら読み進められ小難しさがなく面白いです。

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ウエイドではイラストレーターの原田がイラストを手がけました。

2年ほど前にイースト・プレスさまが『社会人これだけマナー』(近藤珠實 著)という本を発刊されたときにウエイドがデザイン、DTP、イラストをお手伝いさせていただいたのですが、そのデザインを気に入ってくださり、今回も引き続きお仕事の依頼を受けました。

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お客様のご要望は以前出版されたイラストに近い、今風のゆるいタッチでスッキリとしたイラストでした。
原田は精密な図版や地図が得意なのですが、ここはあえて手書きでイラストを描き、ペン入れの清書を経て、デザインソフトで仕上げました。
手書き感がなんとも味を出しておりますが、問題解決の思考や場面のイメージがはっきりと湧きますね。

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ウエイドではかちっとした図版や挿絵のイラストが入ったビジネス本、資格取得本などのお仕事だけでなく、漫画で分かるビジネス本も多く手がけております。
いつもと違う雰囲気の本を作りたい方、ぜひお気軽にご相談ください。

「長生き」のコツは「長息」にあり!

「現代人は息の量が半分に減っている」 …出だしからなかなかにパンチの強いワードが綴られている本。 ご紹介させていただきます!

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三笠書房さま 『「不調」の9割はこれでよくなる!
めまい、冷え、イライラ、だるい…ナドナド、 特に女性はよく抱える悩みなのではないでしょうか? 病院の検査でもわからないし、薬でも良くならない。 そんな悩みの解決法が盛りだくさんに書かれています。

本書籍では、弊社イラストレーター森崎達也が 本文イラストに携わらせていただいております。

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シンプルかわいい系のイラスト! その雰囲気をおさえつつ、 人体の形、骨の構造、しっかり描くべきところも きちんとおさえられています。

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滲み出る手練れ感…!
(森崎本人からききました。人体描くの、楽しいんですって。 好きこそものの上手なれ、というやつでしょうか。)

ウエイドでは、骨、筋肉、内臓…など 精密な医療系のイラストのお仕事もどんとこいです! まずはお気軽に、ご相談くださいませ~

本当の織田信長とはどんな人だろう?

長谷川博己さん主演の大河ドラマ『麒麟がくる』が現在放映していますが、皆さんはご覧になっていますか?

長谷川博己さん演じる明智光秀は、戦国時代の様々な出来事や戦いに翻弄されながらも出世し、仕えていた織田信長に逆襲する「本能寺の変」でとても有名になった武将です。
明智光秀の人生の中で織田信長に出会ったことが一番のターニングポイントだったそうですが、織田信長とはどんな人物なのでしょうか?

今回、ご紹介する本は光文社さまから発刊された『ここまでわかった!本当の信長』(渡邊大門 著)です。

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こちらの著者の渡邊大門さんは歴史学者で、歴史と文化を研究する会社の代表です。
日本史中世に詳しく、特に西国大名を専門で近畿、中国地方を中心にフィールドワーク、論文発表をされている方です。
著書は50冊以上あり、歴史上の偉人の真の姿についての題材が多いです。
この本も織田信長の真の姿について書かれています。

ウエイドではイラストレーターの森崎が装丁を手がけました。
なんと森崎の念願叶い、表紙の見返しに名前が入りました!

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以前、ウエイドのイラストレーターの作品集をご覧になったお客様が、大学で日本画を専攻していた森崎の浮世絵風のイラストを覚えていてくださり、今回の装丁にピッタリだとお声いただきました。

お客様のご要望は「浮世絵風で織田信長の新しい姿」。
そこで、一般的な刀や弓の姿でなく、南蛮文化で入ってきた火縄銃を愛でている場面をカバーイラストにしました。
西洋の武器を取り入れながらも、信長と一目で分かり、浮世絵風のタッチが本の雰囲気をさらに盛り上げてくれますね。

さて、織田信長とは「破天荒」、「無神論者」や「新しいことを積極的に取り入れる」などの印象が強いですが、本書を読むとそこからさらに進んだ新たな“信長像”を発見できるはずです。
興味ある方は読んでくださいね!

ウエイドでは歴史の本も得意としており、デザイン、表装、DTP、図版、地図、イラストなどを一括で承ることができますので、ぜひお気軽にご相談ください。

ええっ!? 愛!?…いいえ、AIです。

あ、どーも僕です。
え?誰だって??

それは後ほどお伝えするとして、今年から小学校で
プログラミングの授業が必修化されるそうですねぇ。

プログラミングなんて難しくて大人でもわかんないよーって方は多いかと思います。

そんなアナタでもご安心を!
とってもとっつきやすく面白おかしくご紹介してるのが、このブログで以前ご紹介した
旺文社様の『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズの『プログラミングってなに?』。
詳細はそちらの記事をご覧になっていただくとして、、、

今回ご紹介したいのは同じシリーズの続編!
AIって何だろう?

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今度のテーマはたびたびニュースなどを賑わしている『AI』。
AI AIっていうけど、AIってどうなってんの?
AIが普及したらどうなんの?という、
AIの仕組みから利便性や問題点などの疑問点を、先述の『プログラミング』の時と同じように、面白おかしく描いております。

今回の主人公は「内野じん子」ちゃん。
内野じん子…うちのじんこ…じんこうちの…人工知能!

そして毎回キワモノが揃うナビゲートキャラは「ゴリさん」こと「イーアル・ゴリズム」!
イーアル・ゴリズム…いーアルゴリズム…良いアルゴリズム!

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といった具合に、キャラの名前もテーマに沿ったネーミングにしてるんだよ!
すごいね!

簡単にあらすじを申し上げますと…

ある日、時空を超えてやってきたゴリさんと出会ったじん子ちゃんは、
ひょんなことから現代日本よりAI技術が発達した「AIランド島」に飛ばされてしまいます。
人間とAIが共存する世界に戸惑いつつも、人気テレビ番組のMC「ファジ井先輩」や番組スタッフのみんなにAIについて教わり、学んでいくじん子ちゃん…。
果たしてじん子ちゃんは無事、おうちに帰れるのか!?
暗躍する黒い影…AIランド島の運命は!?
AIってなんなのさ!愛ってなんなのさ!!
感動スペクタクル巨編!?

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…といった感じです。

物語を進めつつ各話に解説ページが入るというが、このシリーズ初期からの特徴で、物語を読み進めていくうちに自然とテーマについての内容が頭に入っちゃってるのを目指しております!

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ん?目指しております?目指してんの?誰が?
そう!なにを隠そう、この『AIって何だろう?』!
担当させていただいたのはこのワタクシ、関 和之なんですね!
冒頭からひっぱってきた答えがコレです。

このブログでも何回かご紹介させていただいている『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズ。

ありがたいことに最初期から携わらせていただいて、全29シリーズ中11シリーズも僕が担当させていただいております!

ありがたや。ありがたや。

今までは、僕以外のスタッフがブログ記事を書いてくれていましたが、今回は満を持してご本人登場というわけでございます!

毎回、全てを出し切る心づもりで、作画が終わった後はカスカスになるかと思いきや、
次のシリーズが始まると、まだまだ出てくる出てくるアイデア…こんな能力を与えてくれた両親に感謝です。

無論、僕一人の力ではありません。
旺文社の編集部のみなさま、シリーズ累計200万部も売ってくださった営業のみなさま、僕のやりたいようにやらせてくださる編集プロダクションのみなさま、校正・校閲をしてくださるみなさま、魅力的な装丁をデザインしてくれた弊社デザイナー木下、タイトな時間でも納期に間に合うよう、レイアウトに組み込んでくれる弊社デザイナー菅野。僕が作業に専念できるよう、バックアップしてくれたウエイドスタッフのみんな。

そしてなにより、このシリーズを心待ちにしてくれている全国のちびっ子たち!
この場を借りて御礼申し上げます!

ありがとうございます!!

……

………

………なのでぇ…
今回ご紹介した『AIって何だろう?』も買ってほしい!とても!

ぜひともよろしくお願いしまーす!!

いつまでも輝く女性であるために『女性のためのからだノート』

本ブログではいつも書籍を紹介しておりますが
今回は、クリニックなどに置かれている
リーフレットでございます。

日本家族計画協会さま
【女性のためのからだノート】

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ウエイドでは
デザイン、イラストともに
携わらせていただきました。

女性のためにつくられていることがあって
雰囲気とってもフェミニン…!やわらかい…!優しい…!

子宮ガンや乳がんのこと、更年期障害、生活習慣病など…
30〜40代の働き盛りの女性に向けてつくられています。
「ちょっと読んでみようかな?」と
より手にとってもらいやすい仕上がりになっており
医療関係者からもご好評いただいております(^-^)ありがたい限りです!!

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今回のイラストは
デザイナーが「イラストの全体の色味(雰囲気・イメージ)」を
イラストレーターにはじめから伝えて、描き起こしたんだとか。
デザイナー、イラストレーターが同じ社内にいるから
制作時に連携をとりやすいのが、ウエイドならではの強み…!ですね!
今回のリーフレットの制作でも、それが存分に活かされています。

実は、リーフレットに関連したチラシも制作したのですが…
それはまたの機会に〜!

宇宙一やさしい神様本が降臨しました。

日本の神様と聞いて浮かぶのはどんな神様でしょうか?

有名どころでいうと七福神、アマテラスにスサノオ・・・などなどがいますが、その他にもたくさんの神様が存在しています。

そんな日本の神様を数多く紹介している本がこちら。
弊社が関わらせていただきました。
その名も『宇宙一やさしい! 日本の神様図鑑/(洋泉社)』

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ウエイドは神様イラストを担当しております。
本文を覗いてみると、可愛くデフォルメされた神様が沢山降臨しています。

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本書は、そもそも神様とはなんだろうという導入編から、神様紹介、エピソードまでイラスト付きでわかりやすく紹介されており、気軽に楽しく読み進めることができます。
エピソードも神様らしい話から、人間味溢れる話まであり面白いです。
(個人的にイザナギとイザナミの神様級の喧嘩がツボです。)

そして、こちらの神様イラストですが、なんと100点近くあり・・・!
弊社のイラストレーターが効率よく分担しながら進めていきました。(よくみると絵柄が様々)

神様キャラは資料を参考に描き起こしたり、エピソードから想像したりと描かれています。
点数が多いので装飾品を凝りすぎないなど工夫も凝らしながら映えるように考えて描かれています。

弊社にはイラストレーターが多数所属しているので、イラストの点数が多い時や絵柄について幅広いジャンルに対応できます。
そのような案件がありましたらぜひご連絡ください。

また、HPにもイラストサンプルを掲載しているので、ご覧の上ご相談ください。

カレーを歴史から紐解く

皆さんはカレーをどんな頻度で食べていますか?

大手の食品メーカーの調査によると、日本人のカレーの消費量は一人あたり年間平均84食で、我々は週に1〜2食程度カレーを食べていることだそうです。

私も週1度、お昼に食べるので当てはまっています!

 

さて、今回ご紹介をするのはSBクリエイティブさんから発刊のカレーを世界史の観点からみる、カレー総合研究所代表取締役の井上岳久氏著の『カレーの世界史』です。

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こちらの本ではカレーを世界史と共にご紹介しています。
カレーが今日、世界中に広まった背景にはイギリスによるインドの植民地支配、戦争、貿易など経緯があります。

さらにアジア諸国は宗教や地理や政治的な部分の影響を受けて、独自のカレー文化が発達しています。(バングラデッシュ→イスラム教を考慮し、羊と鶏肉のカレー、タイ→緑・赤・黄色のスパイスとハーブの比重が多い)

 

ウエイドはイラスト、図版、DTPを手がけました。

今回のお仕事は、担当の編集さんがウエイドのイラストレーター作品集をご覧になってくださり、その中で弊社イラストレーター・関のイラストが目に止まり、企画に雰囲気がぴったりハマりそうとお声がけいただきました。

さらにデザイナーの木下がカレー好きなので、「ぜひやりたい」という熱意も後押しとなり、双方が意欲的な状態で始まりました!

世界史となると固いイメージになってしまい、小難しい印象を与えてしまいますが、歴史を親しみやすいイラストともに図版に組み込んでいます。

 

特にデザイナーの木下のこだわりはカレーを意識した色使いです。
写真があるページはカラーなのですが、図版に関しては黄色と黒の2色を巧みに使い分けています。
どのページを見てもカレーらしさを感じ、雰囲気を醸し出しています。
色数が制限している中で表現できるのはやはりベテランの木下ならではですね!

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イラストレーターの関はインド人、日本人、西洋人の特徴の表現に苦労し、特に鼻や骨格にこだわりました。
一方、日本の偉人たちも登場するのですが、見事に特徴を捉えて一発で分かりますね。
柔らかいタッチで描き分けられるところが関の優れているところです。

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米やパン(ナン)や麺にも合う万能なカレーがこんなにも歴史的背景を受けて、各地で進化している食べ物だとは知りませんでした。
特にイギリスがインドを植民地にしたことや三角貿易の影響を受け、カレーは世界史なくては語れないのです。
ウエイドから出版した『世界史ON MAP』と併用して読み進めると、さらに理解力が深まりますよ!