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保育にも!かわいいにも!

今回ご紹介させていただく本は、これ!!

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すぐに使える!役立つ! 保育のかわいいイラストデータ集西東社刊)』です。

こちらは保育士の方のための季節ごとのイベントなどに使えるいろいろなタッチのイラストが収められたデータ集です。

ウエイドでは、イラスト素材や大きく切り出すための型紙の作成に携わらせていただきました。

主な使い方としては保育園でのイベントの際に壁面やポスター、チラシなどに使っていただく…ということが想定されるのですが、もちろんそれだけではなく個人の方が購入して普段使いしていただくことも可能です。

保育園でよく見かけるイラストのタッチが好きな方は、眺めているだけでも楽しめるのではないでしょうか。

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そしてこちらの本にはDVD-ROMがついており、壁面に貼る飾り用の大きなパーツを切り出す型紙が収録されています。

大きなパーツというと、出力するプリンタだとA3、A4サイズが限界だと思ってしまうのですがこの本は出力した複数の型紙を合わせて大きな1枚の型紙にでき、それがこの本のウリとなっております。

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「自分でイラストを描くのは苦手…」「イラストは描けるけど毎回いろんな描くほどの余裕がない…」といった方へのお役立ちアイテムとなっております。

ぜひ!

難しい時計のメカニズムが分かる!

今回ご紹介する本は『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ 複雑時計編』(世界文化社発刊)です。時計の歴史、機能、製造方法などについて詳しく説明した書籍です。
この本では、古代から現代までの時計の進化や発展について解説されており、時計の機構や動力源、表示方法などについても具体的に説明されており、時計のさまざまなタイプやブランドについても紹介されています。

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ウエイドは時計の複雑な内部の構造の図版を手掛けました。

基本的にはIllustratorでおおまかな線を描いて、Blenderというアプリで立体化し、clip studioで着色しています。3つのアプリを使っていますが、必要なところだけ使用をすると手早く仕上げることができます。

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ウエイドでは機械の取り扱い説明書などの構造のイラストの実績が豊富です。
3Dのような立体的な図版も工夫して描くことができます。
ぜひご相談くださいませ。

”シラス”について

ご紹介する本は『マグマ生まれのシラス』(監修者:野口大輔、発行:一般社団法人 農山漁村文化協会)。

編集・校正はウエイドの茶柱探検隊でも連載している松岡伸吾さまです!
本の内容は火山噴火から生まれたシラスが以前は厄介払いされていましたが、現在は住まいの壁材から内視鏡、自動運転技術の窓ガラスへと幅広く、有効活用されていることについて書かれています。

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ウエイドは図版、地図、間取り図と幅広い分野で携わりました。

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地図はQ-GISを用いた地図の制作本の著者でもある原田が担当しました。
シラス台地は色分けされているので見やすいです。

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イチ押しはカルデラがどのようにしてできたのか説明した工程図です。マグマや灰に模様をいれた色で分けているのでわかりやすいです。どのようにカルデラの真ん中が凹になるのかに対して疑問でしたが、理解できました!

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原田は科学も得意なので内容をきちんと理解して、科学的な図の作成もできます。

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間取り図のトレースは有名な建築雑誌でも実績があり、ウエイドの得意分野で、正確に見やすく作成できます。

今回は図の内容が多岐に渡っていたましたが、ウエイドはお客様のご要望にしっかりとお応えできました。専門性のある地図、科学、建築分野の図版を見やすく作成でき、ひとまとめにしてウエイドはお仕事を引き受けられます、是非ご相談ください。

文系のアナタも大歓迎の化学本!

今回ご紹介するのは裳華房さま発刊の『文系でもわかる3時間でわかる 超有機化学入門』(学習院大学助教 博士(工学) 諸藤達也 さん著)です。

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『文理を問わず大歓迎! たった3時間で有機化学が楽しめる』という、文系にも嬉しいこの1冊。

ウエイドは著者さん原案のアイコン化した原子キャラの作成と、親しみやすさを演出するイラストを担当しました。

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「有機化学の発展の歴史にふれ、当時の反響のすごさが体感できる…! 語り口が面白い!」と、原子キャラの作成を担当した原田(理系)も絶賛です。

文系の方も理系の方も是非ご一読ください!!

 

勘を研ぎ澄ますには…

昨今、新型コロナウイルスの影響、経済不況、災害など心配なことが増えて大変な時代になりつつあります。
自分の身を守るためにあらゆる決断を迫られる場面が増えていき、自分自身の「勘」を頼りに最終的な判断をつけることになるかもしれませんよね。

「勘」について書かれた貴重な一冊の本を紹介します。
さくら舎さま発刊の『瞬間は勘と愛なり−混迷の時代を生き抜く力』(桜井章一/著)です。
内容はご自身が麻雀の世界で培われた経験を踏まえながら、あらゆる場面の対応、社会の情勢、特徴は無心の境地に入ることで見えてくる真実や物事について書かれています。
桜井さんは麻雀の勝負師として活躍しながらも、引退後は麻雀を通して人間形成を目的とした「雀鬼会」を結成し、たくさんの弟子たちに哲学や理念を伝授しました。
そして「雀鬼会」には様々な著名人がメンタル面を学びに集まり、最近話題に上がったのが、世界的に活躍するプロレスラーの中邑真輔さんでしょうか。
雀荘でプロレスラーがトレーニングとは驚きです!

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ウエイドではイラストレータの森崎がイラストを手がけました。
シンプルなタッチで動作を体の構造を意識して丁寧に描きあげました。
デッサンもしっかり学んだ森崎が得意とする分野です!

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動画で見るよりもどの部分が変化しているのかがわかりやすいですよね!

ウエイドではイラストの定評があります。
昨今のこの動画ブームがある中、動作や状態をより詳しく解説するためにはイラストの力はぜひ使いところです!
ぜひお気軽にお問い合わせください!

「長生き」のコツは「長息」にあり!

「現代人は息の量が半分に減っている」 …出だしからなかなかにパンチの強いワードが綴られている本。 ご紹介させていただきます!

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三笠書房さま 『「不調」の9割はこれでよくなる!
めまい、冷え、イライラ、だるい…ナドナド、 特に女性はよく抱える悩みなのではないでしょうか? 病院の検査でもわからないし、薬でも良くならない。 そんな悩みの解決法が盛りだくさんに書かれています。

本書籍では、弊社イラストレーター森崎達也が 本文イラストに携わらせていただいております。

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シンプルかわいい系のイラスト! その雰囲気をおさえつつ、 人体の形、骨の構造、しっかり描くべきところも きちんとおさえられています。

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滲み出る手練れ感…!
(森崎本人からききました。人体描くの、楽しいんですって。 好きこそものの上手なれ、というやつでしょうか。)

ウエイドでは、骨、筋肉、内臓…など 精密な医療系のイラストのお仕事もどんとこいです! まずはお気軽に、ご相談くださいませ~

地球は丸くて大っきく、雄大だ

新年も明けて少し経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザ・イベントが発生中なので、皆様、手洗うがいはしっかりしましょう!
何で、インフルエンザが「イベント」なのかって?
それは、この本を読めば分かります。
三笠書房さんから出版された『46億年の地球史田近英一(著)』です。

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今回ウエイドでは、本文デザインと組版、図版とイラストの一部を担当させていただきました。
地理や科学、歴史などに興味のある人すべてに読んでいただきたいので、明るく楽しい感じにデザインしています。

図版も、弊社に科学に詳しい人(ブログではすっかり同じみ、東大出身の原田クン)がいるので、こちらからどこを強調するかや、解説を吹き出しで入れるなど提案しながら作成しました。
とても面白い本なのに難しそうと思われて敬遠されてはもったいないので、とにかく分かりやすさを心がけて図版を作成しました。

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そして、イラストです!
こちらはウエイドの渡辺が担当いたしました。
古代生物を復元資料を基に描き起こしたものと、今回初めて挑戦した「フォトバッシュ」という技法を駆使して作成したイラストがあります。
フォトバッシュとは複数の写真を貼り込み、組み合わせ、1枚のイラストを制作する技法です。
これにより、地球に隕石が衝突する大迫力なイラストなどが作成されています。

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内容は、地球の誕生から現在に至るまでの地球と生物の進化を一時代に偏ることなく、最新の知見と共に解説されています。
地球が誕生してからの46億年を1年に換算すると、人類が生まれたのは、12月31日の23時59分30秒だそうです。30秒しか生きていない、超新参者ですね。

46億年の間には、地球全体が凍結するスノーボールアース・イベントや、天体衝突イベント、大酸化イベント、海洋無酸素イベントなどなど……様々なイベントが盛りだくさんだったようです。

長い歴史の中で大量絶滅が5回はあったそうですが、最後に起こった大量絶滅のは約6600万年前だそうなので、そろそろまた凍結か、無酸素イベントかで、大量絶滅イベントが起きそうですね。

数億年後の、人類が絶滅した地球にはどんな生物が地球上を闊歩しているのか、新年が始まったばかりで想像するのも乙なものです。
猫好きな私としては、ネコ科の生物が大手を振って歩いている、そんな未来を希望します。