世界的名著「華氏451度」に携わるお仕事をしました!

今回ご紹介する本は「ブラッドベリ「華氏451度を漫画で読む」(いそっぷ社発刊)です。こちらはアメリカのレイ・ブラッドベリが書いたSF小説の漫画を日本語に翻訳された漫画本です。物語は架空の設定で、本の情報が悪とされた世界で本の所持を禁じられた市民がお互いを監視して密告する、窮屈な社会を風刺した話です。
ちなみにこちらの華氏451度というのは紙が自然発火する温度ということが由来みたいですね。



ウエイドは台詞のDTPをしました。
吹き出しの大きさを適度に調整し、漫画特有ルールで平仮名は明朝体で、漢字はゴシック体を使って、読みやすくメリハリをつけています。背景の看板や小物なども日本語へ変換しています。こちらも物語や小物に合わせたフォントを選び、こだわって配置しています。



漫画の台詞のDTPはだけでなく、ウエイドでは漫画を描くことできます。実績のあるイラストレーターがいますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

暑いもんね

さくら舎さまから発刊されている『水族館飼育員のキッカイな日常』。

ウエイドさんはDTPと本文デザインを担当させていただきました。

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著者である「なんかの菌」さんのイラストがふんだんに使われている本作。

菌さんのゆるいタッチにそぐわないよう、デザインもゆるくしたってデザイナーが言ってました。

今年はとんでもなく暑いですからね。

屋外は熱中症のリスクがつきまとうんで、水族館に行きましょうよ。ね?

左利きさんもニッターズハイ!

このブログを読まれているアナタは右利きですか?左利きですか?

「編み物をはじめてみたものの、書いている図案がどうにも作りづらい…」

そんなことを思ったことはありませんか?

もしかしたらソレ、アナタが左利きだからかもしれません!
(単に「器用ではないから」という可能性も、なくはない)

というのも、世の中に出回っている編み物の本というのは、
通常、右利きの方に合わせて作られているものなんです。

そんな左利きのアナタの悩みを解決する本がついに登場しました。
それがこちら!

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『左利きさんのための はじめてのかぎ針編み』

こちらは企画・編集した方が左利きで、いままでは右利きの編み図を脳内で左右反転しながら
編み物をしていたのですが、それを解決したくてつくられた本なんです。
ウエイドはこの本のデザインから編み図の作成まで担当しております。

この本に載っている編み図や写真はすべて左利き用!
だから、右利き用の図を左利き用に変換せずに、そのままつくるだけでいいんです。
このストレスフリー感たるや。

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また、デザインの随所に左利きを意識したアイコンやデザインが「左利き専用」という気持ちを高めてくれますね。

おそらく一般的に編み図とは「×や○の記号が並んでいる」というものを想像されている方には
「編み図の左右反転の難しさ」の具体的なイメージが掴めない方もいるかもしれません。
たしかに、四角で構成された編み図なら向きが逆になるというイメージで問題ないのですが
なかには、このように

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うずを巻くような編み図もあるんです。
こちらも単に円になっているだけならよいのですが、うずなので軸の中心が少しずつずれていくという…。
左右反転を脳内変換しながらつくるのって、大変ですよね。

この本は、そんなストレスから一気に解放してくれる本です。
左利きというだけで編み物を避けてきた方には、ぜひお手に取っていただきたいです。

おもしろい日本史!

今回ご紹介するのは『暗記じゃなくて考えたら 日本史はこんなにおもしろい』(山川出版社発刊)です。
学生や日本史を学び直したい大人へ向けた本で、読者が想像力を働かせ歴史を追体験できるところが大きな魅力です!

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ウエイドではフォーマットデザイン、図版、装丁を手掛けました。

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山川出版社様は、歴史を扱う教科書の大手出版社です。
今回は「教科書のような固い印象の参考書ではなく、雰囲気を変えてデザインしてほしい。」とご要望をいただきました。

あくまで勉強に使うものなので、
学びが得られるようなキチンとした印象は損なわないように、
でも難しそうと思わせないすっきりとしたデザインになるように作成したところが1番のポイントです!

印刷は黒1色ですが、囲みにバリエーションをつけることで一目で内容が分かりやすくなっています。

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教科書のアイコンも、山川出版社様の実際にある日本史の教科書を模して作成しました。
リアルに描かないところが、こだわりのポイントです!

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教科書や参考書に携わらせていただくことが多いウエイド。
勉強を頑張る人の力に、少しでもなれたら嬉しいです!

共感されるリーダーになりたい方に

今回ご紹介する本は、ぱる出版さんから発行の
共感されるリーダーの声かけ 言い換え図鑑』(著:吉田幸弘)です。
ウエイドでは、装丁・デザイン・DTP・イラスト制作を担当させていただいております。

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ハラスメントが問題視される今の時代、部下にどう声かけするのが良いか悩んでしまう…といった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらは、部下への声かけのNG例から部下に共感されるようになる言い換え例をわかりやすく解説している1冊となります。

1見開きに1つのシュチュエーションずつ声かけ例が大きくのっており、良い悪い例がすぐにわかる読みやすいデザインとなっています。

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より自分を成長させたいと考える方にむけたスタイリッシュな装丁になっており、モノクロのイラストが表紙の色とタイトルをより際立たせています。
イラストの塗りにグレーではなく網点を使用しているのもこだわりポイントだそうです。

リーダーの方だけでなく、様々な場面で応用できそうな言い換えの考え方が勉強できるおすすめの1冊です。

ぜひお手に取ってみてください。

場所のブランディングを学ぶ!

今回ご紹介する本は『場所のブランド論 プレイス・ブランディングのプロセスと実践手法』(中央経済社発刊)です。こちらは日本の様々な場所をテーマにして、その土地の特色や経緯、地域の活性化やブランディングを大学教授や関係者が調査内容と考察について書かれた本です。



お話をいただいた経緯は以前に原田が執筆した『Illustrator+無料アプリでここまでできる! クリエーターのための[超速]地図デザイン術』の本をお客様がご覧いただき、この原田に「国土地理院など然るべき機関から情報を基に権利的にしっかりしているもの」を制作してほしいと直接ご指名が入った仕事でした。


ウエイドでは地図を作成しました。地形がはいった地図で地域の川や山の特色がわかりやすい!


路線を交えているので、みなとみらいと横浜の地域が把握しやすい!原田が一番手間をかけた地図です。



下北沢の道路問題の道路が書かれているので、内容が理解しやすい! 詳細、地形がわかる地図、デザイン重視の地図など幅広く地図の図版をなどご提案できます。どうぞご相談ください!

どうする『徳川家康のすべて』

今回ご紹介する本は現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の時代背景を知ることができる2冊です。
・『徳川家康のすべてワン・パブリッシング発刊(編集長:星川武、編集・執筆:かみゆ歴史編集部)です。
・『テーマ別だから政治も文化もつかめる 江戸時代朝日新聞出版社発刊(監修:伊藤賀一)

ウエイドではDTP、図版を山岸と菅野を手掛けました。

写真がたくさん掲載されているのですが、資料が古いものが多く、色の調整は色校を重ねて、印刷屋さんに頑張ってもらいました。
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とくに力を入れたのが、カバー裏の特典MAP「日本地図でみる江戸時代」です。
日本地図を大名の種類ごとに塗り分け、地名を入れました。要素が多かったので、色の濃淡や文字の置き方に気をつけました。ちなみに各地の特産物と船で江戸へ運んだ航路も描かれております。
紙のサイズが大きくて見やすく、知りたい情報が一気にわかリます!

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ウエイドでは歴史が好きな社員が多いので、歴史の本は大歓迎です!