今回の業務実績紹介は番外編で『型紙』です。
最近流行のポンポンやら羊毛やらではなく型紙オンリーです。
なんだか硬派です。
型紙だけでブログが一本書けてしまう所が、手芸本で多くの実績のある弊社ならではと言ったところですねぇ。
手芸本の裏表紙のほんのりとした膨らみ、
巻末付録の型紙はしばしばここにはさまれています。
小さなスキマですが、ここには型紙制作のこだわりや奥深さがギッチリつまっています。
今日はそこのトコロを知って頂きたいのです。
あんな洋服もそんな小物も、型紙無くして作れませんから!
◉長年のノウハウで様々なニーズの型紙に対応!
このウエイドブログでも多くの手芸本を紹介してきましたが、そのほとんどで型紙もいっしょに担当しております。
例えばNHK出版さんの『すてきにハンドメイド』も、型紙のお仕事ではかれこれ10年以上のお付き合いです。
号によって毎回アイテムの分量は変わりますが、その都度線同士の重なり具合や、インクの掛け合わせ、紙の折り方に合わせたレイアウトなどもご提案しています。
また、洋服の型紙となると原稿も大きいので、小分けにスキャンする必要があり、湿気や折り目などでどうしてもゆがみが発生します。
ウエイドでは分割枚数を減らしたり、スキャニング後にゆがみを補正して、大判原稿を高精度でトレースするノウハウもあります。
大型作品のニーズにもバッチリお応えできます☆
型紙は縫い代をつけないのが一般的ですが、縫い代の追加も要相談で承っております。
(一緒にご予算の相談もさせていただきます♪ *⌒―⌒*)
◉型紙界にもデジタル化の波が!
そして忘れてはいけないのが“電子型紙”です。
これは型紙のデータをプリンタで印刷して使うもので、紙の型紙よりも何度も使いまわす事に向いていて、収録数も多くできます。
この本では収録数 23作品・463パーツと膨大…。たくさん入っていてお得ですね。
今まで紙媒体で培ってきた型紙のノウハウをデジタルに応用して、型紙の仕様についてクライアントさんに細かい所まで色々ご提案させて頂きました。細やかなギミックが満載なのですよ。
(詳しくはこちら→叶えます★変身願望『COS衣装メイキング ブック』/日本ヴォーグ社)
◉まだ語りたりませんが、とにかくご相談を…
事ほど左様に一口に型紙といっても、毎回媒体に合わせて臨機応変に挑まねばなりません。
よく「型にハマった生き方なんて…」と言ったりしますが、型には型でそれぞれ色々あって、一つのカタチにキレイにハマるというのはそれなりに技術がいることなのです。
まだまだお話したい事はございますが、続きはご依頼の際に…。
型紙がご入用の際はぜひウエイドまで!