まんがで世界の歴史も情勢も! 身につく「世界史講義」

みなさん漫画ってお好きですか?
私は幼い頃から漫画を読むのが大好きです。
絵本もですが、漫画はさらに細かい描写のおかげで、難しい漢字や表現があっても話は理解できる…
そんな状況描写が細かいところが漫画の良さだと感じています。

さて今回はそんな漫画で世界の歴史、主に政治経済について学べる一冊をご紹介したいと思います。
マンガでわかる 今を読み解く世界史講義』(浅野典夫監修、新星出版社
『マンガでわかる 今を読み解く世界史講義』(浅野典夫監修、新星出版社)表紙

世界史?歴史の本なの?講義って勉強の本?いいえ、それだけじゃありません。
もちろん、国のなりたちから近代の世界情勢についても学ぶことができますが、
この本はその知識を活かしてビジネスの場でも役立てよう、という本なのです。

紙面のフォーマットから、DTP、図版、装丁周りまで、まるごとウエイドで担当させていただきました。
偶然にも、今回ブログ担当のKが担当させていただいております!

7つのエピソードで構成されており、各エピソードのプロローグ漫画、さらに4~5話ずつの漫画が入ります。
漫画でテーマとなる歴史や出来事の全体を把握し、本文で細かに補足、というつくりになっています。
なので、まずは漫画の部分だけでも読んでいただければ内容はひととおり理解できるのです。

漫画ページのタイトル部分にはこまかなこだわりが…
『マンガでわかる 今を読み解く世界史講義』(浅野典夫監修、新星出版社)タイトルデザイン
タイトル横の地球のイラストですが、どのあたりの地域での出来事なのか、わかりやすくするためにひとつひとつすべて回転させてるんです。くるくる地球を回していると、地球を手玉にとった気分でした…

歴史上の人物もうまくデフォルメされており、とても愛着のわくキャラクターになっています。
イギリスのエリザベス女王とスペインのフェリペ2世の海戦のあたりは、セリフ入れの作業をしながらも思わずフフッと笑ってしまいました。
『マンガでわかる 今を読み解く世界史講義』(浅野典夫監修、新星出版社)マンガページ
人物だけでなく、国の性格をうまくあらわした、国自体のキャラクターなども出てきます。
個人的にアメリカくんがすごくラフな雰囲気がアメリカっぽくて、とても愛着のわくキャラクターだと思います。

もちろん、ウエイドが得意とする地図や図版も満載です!
世界大戦前後は領地や国境が時代によって変化が多く、細かな地域わけが必要な部分も、色の濃淡でわかりやすく作図しました。

世界史をサラッと学びたい人にも、じっくり理解したい人にも読んでもらいたい一冊です。
ぜひ、お手にとってご覧ください。

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