ダーウィンの進化論について説明してくださいと言われたら、皆さんどう答えますか?
「ええっと…昔キリンは首が短かったけど、突然首の長いキリンが現れて…首が長いキリンは高いところにある葉っぱを食べられて…首の長いキリンだけが子孫を残せたからキリンの首は長くなって…」
と、「進化論」をかいつまんで紹介すると、このような話になるのではないでしょうか?
しかし、どうやらこのお話はあまりに単純化しすぎで最新の進化論とは食い違う部分も多いそうです。
そもそもチャールズ・ダーウィンの『種の起源』が発表されたのが1859年、今から150年以上前です。
その間多くの新発見が有り、進化論はアップデートされてきました。
この150年間にわたる進化論の変遷について解説書が新潮社様より出版されした。
こちら、『進化論はいかに進化したか/更科 功 (著)』です。
今回ウエイドはこちらの本の図版を製作しました。
こちらの本のような科学系図版は我々ウエイドの得意とするところ。
著者の方からのラフを綺麗に整えつつ、言わんとするところは外さない。
今までの経験がキラリと光る的確な図版になっております。
ところで、進化論に次いでよく話題に上る科学理論といえば「相対性理論」ではないでしょうか?
では皆さん、相対性理論についてうまく説明できますか?
ええっと…、すごい速い宇宙船の中では時間がゆっくりになって…。中の宇宙飛行士が地球に戻ると弟より年下になってて…。