宇宙のことを分かりやすく学ぼう!

みなさん、宇宙に興味をお持ちですよね?

小さい頃の私は宇宙科学館へ行くことが好きでした。
星座や天体の展示物やプラネタリウムで色々な知識を学びました。
星の成り立ち、天体の種類、何でも吸うブラックホールなど知るたびにわくわくししませんか?

特に「惑星で体重を測ったらどれぐらいの重さになるか?」という装置の計量体験が一番楽しかったです。

水星だと地球より軽くて、木星や土星だと何倍も重く計量されるんですよ。
重力が関係しているそうですが、宇宙のしくみがどうなっているのかと疑問を感じつつ、興味をもちました。

さて、今回ご紹介する本は小学館発行の『地球一やさしい宇宙の話』です。

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著者は吉田直紀氏、宇宙物理学者で東京大学出身、アメリカの大学を経て現在は東京大学の教授であり、同設された研究所でも宇宙についての研究をされているそうです。
特にブラックホールついては横に出るものはいないといわれております。
本書は宇宙の本当?嘘?の面白い話、天体の成り立ち、研究分野のブラックホールまでと幅広くご紹介しております。

ウエイドで担当させていただいたのは図版関係で、こちらも同じく東京大学の理系出身のイラストレーターの原田クンが携わりました。
なんと奇遇ですね!

ご依頼は本文の内容を分かりやすく、イメージするための図版ということですが、今回は特に中高生でも読めるように柔らかいタッチや分かりやすい雰囲気で描いております。

特にご注目していただきたいのはこちらの2点の図版です。

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一つは漫画のようにセリフをつけてどういう状態かを分かりやすくしている図版です。
二つの差がセリフがあることでより明確で頭に入りやすいです。
一手間加えることでぐっと印象も変わりますね。

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もう一つはグラフを見やすく整理した図版です。
元々もらったデータは、専門の方々がご覧にならないと分からないものだったそうです。
本に記載するにあたり、データの測定値はそのまま活かし、見やすい色分けにし、凡例をつけたりと我々素人が見ても分かりやすくしました。

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彼は理系出身ということもあり、きちんと難しい説明を把握して、先生が入れたい情報を図版にしております、今回は図版の修正がほぼなかったそうです。
担当の方も安心してご依頼いただけますね!

とはいえ、内容はなかなか難しいので、原田に少し内容を詳しく聴き込んだところ、熱のこもった話が始まり、圧倒されるばかりで私の頭がついていけませんでした…。
改めて年末年始にゆっくり読もうと思います。

ウエイドでは理系に強く、他とは違う図版もご提案できますので、どうぞお問い合わせください!

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