可愛いイラストで世界の思想家を大紹介!

みなさん「哲学者サッカー」ってご存知ですか?

イギリスのコメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」で放送された、ドイツやギリシアの哲学者たちがサッカーで対決するというコント(番組内ではスケッチと呼ぶ)です。

みんな哲学者なので試合中も思索にふけっています。
そのため、まったくゲームが進まない。
ところがアルキメデスが突然「ユリイカ(わかったぞ)!」と叫び、猛然とドリブルし、ソクラテスがヘディングでゴールを決める。

そして実況が「アルキメデスのクロスをソクラテスがゴール! ヘーゲルは実存には質を賦与できないと主張! カントは演繹法で観念論を展開! マルクスはオフサイドを主張! 孔子はとりあいません」と叫ぶもの。

他にもモンティ・パイソンには「全英プルースト要約選手権」とか、西洋思想に造詣があるとクスッとくるスケッチが多数あります。

さて、ガラッと話は変わりますが、ウエイドではそんな度思想家に関する本の制作に携わりました。
それがこの本、『ワ・タ・シ・の思想家ずかんゆも (著)』です。

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本書は思想関連の本も多く手がけている清水書院様からの発刊なのですが、ご覧の通り随分とポップな本になっています。

というのもこの本は当時受験生だった著者の方が勉強も兼ねてツイッターにアップしていたイラストをまとめたものなのです。
先ほどの孔子や、プラトン、ハイデッガーなどの思想家たちを可愛らしいイラストで紹介しています。

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ちょっと珍しいところでは井原西鶴とか森鴎外とかもいたり。

ウエイドはこの本の本文・表紙デザインとDTPなど、制作全般を行いました。
本文はイラスト部分をノートに貼り付けたようなイメージにしてポップな色使いに、見出しはマスキングテープ風にして今時なクラフトノート風に仕上げました。

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ところで、最近文学者や歴史上の偉人やらをイケメンに描いた作品って流行ってますね。
次は何がくるんでしょうか?
会社創業者とかビジネスパーソンに人気が出るかも?

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