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『いちご新聞』の40年が、塗り絵でよみがえります!

私の子供の頃の話ですが、兄弟は弟が一人きりなので家ではミニ四駆や変形ロボのおもちゃで遊んでいました。

友達とやるゲームもマリオカートかスマッシュブラザーズがほとんどで、典型的な平成の男の子だったのですが、そんな我が家にも何かの小さなぬいぐるみがありました。

はるか昔の記憶で今ではすっかり忘れていたのですが、この本を見た途端に当時の記憶が蘇ってきました。
これです、昔家にあったのは!

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ポムポムプリン!
そーかそーか、プリンだから帽子が茶色で体が黄色いんですね!
他にもページをめくると見覚えのあるキャラクターたちがチラホラと…。

やっぱりサンリオのキャラクターって日本社会にバッチリ根付いているんだなあ。
と、ここでかつての記憶を思い起こさせてくれた本についてご紹介いたしましょう。

こちら、イースト・プレス様から刊行の『サンリオキャラクター塗り絵ブック いちご日和』です。

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いちご新聞』といえば聞いたことのある人も多いでしょう。サンリオが1975年に創刊し、今も刊行している月刊誌です。
40年を超えて出版されているのですから、親子二代で読んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?もしかしたら親子三代という方も?

通常のグッズの中では決して出会うことのないキャラクター達が、アニバーサリー号などで同じ紙面で共演しているのは、いちご新聞ならではのファンサービスなのだとか。

この『いちご新聞』、毎号の真ん中のページが見開きポスターになっています。
40年以上、600冊近くの歴史ある新聞の中から厳選されたポスター40点を、塗り絵としてまとめたのがこの本というわけです。

今回ウエイドでは、カラーのポスター原画から、こちらの本の目玉となる白黒の塗り絵への変換作業をお手伝いしました。

簡単に言ってしまえば、色付きのポスター原画から線画のみを抜き出して塗り絵にするというだけですが、もちろんボタン一発でできるというものではありません。

パステルや水彩で描かれているものはちゃんとタッチが残るようにしたり、線がなく色だけで塗り分けられているところはガイドの薄い線を引いたりと、一点一点塗り絵としてのクオリティが出るように気を配り、変換方法を検討しました。

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いやー、でも、この本を眺めていると、なんだか童心に返り(パラパラ)・・・、え!?キティちゃんて猫なのに猫飼ってるの!?(詳細は本の中に!!)