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料理に挑戦したいお子さんにぴったり!

今回ご紹介するのは、誠文堂新光社さん発行の
わくわく料理部セット』です。

ご好評いただいている
わくわく手芸部』のシリーズから、
待望のレシピ本が新登場しました!

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  • 人気のおかずを作ろう
  • お昼ごはんを作ろう
  • お弁当を作ろう

の3冊セットですが、1冊からでも購入可能です。

全ての工程を写真で解説しており過程がわかりやすいので、
初めて料理に挑戦するお子さんへ贈りたくなる一冊です。


ウエイドでは、デザイン・DTP・イラストと
一冊丸ごと携わらせていただきました。
料理がおいしそうに見える、
楽しく料理が出来るデザインを心掛けて制作しています。

3冊それぞれのメインカラーは
写真の色が沈んで見えないような明るい色を使用していて、
スタッフによると

きいろ→たまご
ピンク→ハム
みどり→キャベツ

…つまり、サンドウィッチの具材の色をイメージしているそうです!

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今回イラストのキャラクターもご提案させていただきました!
3冊通して使用できるように、
どんな料理でも使用する料理道具をモチーフに選択しました。

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ここだけの話、弊社のイラスト制作スタッフによると
『わくわく手芸部』のキャラクターとは
家庭科室を取り合っていて仲がよろしくないそうです(笑)

今回のレシピ本は小学校高学年〜中学生向けですが、
ウエイドでは大人向けのレシピ本のお仕事も絶賛募集中です。

私たちと一緒に素敵なレシピ本を作りませんか?
お気軽にご相談ください!

カレーを歴史から紐解く

皆さんはカレーをどんな頻度で食べていますか?

大手の食品メーカーの調査によると、日本人のカレーの消費量は一人あたり年間平均84食で、我々は週に1〜2食程度カレーを食べていることだそうです。

私も週1度、お昼に食べるので当てはまっています!

 

さて、今回ご紹介をするのはSBクリエイティブさんから発刊のカレーを世界史の観点からみる、カレー総合研究所代表取締役の井上岳久氏著の『カレーの世界史』です。

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こちらの本ではカレーを世界史と共にご紹介しています。
カレーが今日、世界中に広まった背景にはイギリスによるインドの植民地支配、戦争、貿易など経緯があります。

さらにアジア諸国は宗教や地理や政治的な部分の影響を受けて、独自のカレー文化が発達しています。(バングラデッシュ→イスラム教を考慮し、羊と鶏肉のカレー、タイ→緑・赤・黄色のスパイスとハーブの比重が多い)

 

ウエイドはイラスト、図版、DTPを手がけました。

今回のお仕事は、担当の編集さんがウエイドのイラストレーター作品集をご覧になってくださり、その中で弊社イラストレーター・関のイラストが目に止まり、企画に雰囲気がぴったりハマりそうとお声がけいただきました。

さらにデザイナーの木下がカレー好きなので、「ぜひやりたい」という熱意も後押しとなり、双方が意欲的な状態で始まりました!

世界史となると固いイメージになってしまい、小難しい印象を与えてしまいますが、歴史を親しみやすいイラストともに図版に組み込んでいます。

 

特にデザイナーの木下のこだわりはカレーを意識した色使いです。
写真があるページはカラーなのですが、図版に関しては黄色と黒の2色を巧みに使い分けています。
どのページを見てもカレーらしさを感じ、雰囲気を醸し出しています。
色数が制限している中で表現できるのはやはりベテランの木下ならではですね!

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イラストレーターの関はインド人、日本人、西洋人の特徴の表現に苦労し、特に鼻や骨格にこだわりました。
一方、日本の偉人たちも登場するのですが、見事に特徴を捉えて一発で分かりますね。
柔らかいタッチで描き分けられるところが関の優れているところです。

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米やパン(ナン)や麺にも合う万能なカレーがこんなにも歴史的背景を受けて、各地で進化している食べ物だとは知りませんでした。
特にイギリスがインドを植民地にしたことや三角貿易の影響を受け、カレーは世界史なくては語れないのです。
ウエイドから出版した『世界史ON MAP』と併用して読み進めると、さらに理解力が深まりますよ!

アイシングクッキーに挑戦!

みなさんはアイシングクッキーをご存知ですか?
砂糖でデコレーションされた可愛らしいクッキーです。

2〜3年前から流行りはじめて、現在は手軽に洋菓子屋で購入可能なので、
目にする機会は増えたのではないでしょうか?
もちろん自分で作ることもできますよ!

実は私も約3年前にお菓子教室でアイシングクッキーの講座を受けました。

クッキーに粉砂糖と卵白と食紅を混ぜた溶液を絞って、絵や字を描く作業なのですが、一定の力でゆっくりと絞りながら描いていく作業が、ムズかしかったのを覚えています。

最初は1つ作るのにも時間がかかってしまい、集中力と根気がいる作業だと思ったのですが、そのぶん完成品がとても可愛らしくできたので嬉しかったです。

さて、今回ご紹介する本は日東書院さんより発行された新井知加子さんの『子どもと一緒にアイシングクッキー』です。

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新井知加子さんはアイシングクッキーの教室やワークショップなどを精力的に開催されており、お子さんと一緒にできる講座あります。
マカロン作りも得意で、コンクールで入賞されたこともあるそうです。

ウエイドでは図案のトレースを担当しました。
細かい図版が得意なウエイドにはとても嬉しいお仕事です。
図案は先生の手書きで描かれた原稿をトレースしながら整えていきます。

図の色もクッキーの写真を見て近い色にしました。
図案があると写真で分かりにくい部分も理解しやすいですよね。
線や左右の違いが曖昧な部分もへっちゃらです。

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そして今回は、なんとウエイドスタッフもアイシングクッキー作りに挑戦しました。
本のレシピを参考に《しずく》と、ウエイド手芸部のキャラクターの《ケイティ》のアイシングクッキーを作りました!!

まずはオリジナルの型を作ります。
アルミ板を細幅に切り、図案に沿って曲げ、接着剤で止めました。

次にクッキー生地を作って、先ほどの型で抜いてオーブンで焼きます。
こんがりと焼き色がつき、これだけでも美味しそうですね。

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ここからは、いよいよアイシングです!
アイシングの絵を描く作業は、手芸好きのウエイドスタッフで行ます。
今回は水を入れるだけで、アイシング溶液になる市販の製品を使いました。

本を参考にしながら、型の縁のアウトラインを描きます。
ここで、ポイントなのが少し固めのアイシング溶液を使うこと。
手がプルプルと震えますが、一定の力で描いていきます。

アウトラインを描き終えたら、次にゆるめのアイシング溶液を中に入れて、隙間はつまようじで埋めていきます。
更に固まったら、その上に固めのアイシング溶液でケイティの顔を描きます。

顔を描くのは難しいですが、さすがウエイドのイラストレーター。
迷いなく描いておりました。

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そして、ついにオリジナルアイシングクッキーが完成しました!
どれもカワイイですね!

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アイシングは集中力と根気が非常にいる作業ですが、みんなでやると協力できるので作業が捗り、なによりワイワイと楽しいですね!

他のスタッフにも好評で、ウエイドの手芸制作部のツイッター(@KatyAmino_WADE)にも取り上げております。

ぜひ、みなさんもアイシングクッキーに機会あればやってみてくださいね。
今後もウエイドでは面白そうなことに挑戦していきます!

デザインとイラストで、健康長寿のための食生活を応援!

健康や長寿は人の永遠のテーマではありますが、
なかなかやれと言われてできるものではないですよね。

適度な運動、栄養が偏らないように食べる。
わかってはいるのだけれど……。

しかし、この健康習慣に自分にとって「旨味」がある場合はどうでしょうか。

今回ご紹介する本は、元気になることを目的としたレシピ本!
簡単!うまい!老化予防!と三拍子揃った内容の
つるかめ食堂 老化を予防して心も強くなる! おかず
ベターホーム協会著・三笠書房)です。

「つるかめ食堂 老化を予防して心も強くなる! おかず」(ベターホーム協会 著・三笠書房)表紙

美味しく老化予防ができて、手間もいらないとなれば
これはもう読むしかありません!

「つるかめ食堂 老化を予防して心も強くなる! おかず」(ベターホーム協会 著・三笠書房)本文

手芸、歴史、建築、医療、学参本など、それぞれのジャンルに特化したイメージをもたれがちなウエイドですが、レシピ本の制作にも携わっております。
つるかめ食堂は、50代の方に向けた本ということを念頭において、年配の方が読みやすく、また作ってみたい・食べてみたいと思えてくるデザインを心がけました。

大衆食堂のような「元気、明るさ」といったイメージを「のれん」のモチーフで表現しています。

デザインとともに担当しているイラストでは、「老後に備えた食事管理!」といった具合に肩肘張らずに、楽しみながら健康的な食生活に取り組む様子を描いています。

「つるかめ食堂 老化を予防して心も強くなる! おかず」(ベターホーム協会 著・三笠書房)イラスト

美味しそうな料理がたくさん載っていて、なにより簡単そうです。
わたしもどれか作ってみようかな。

健やかな心身は、まず食からと申します。『子どもに伝える行事の由来と行事食 』(すとうあさえ監修、メイトブックス)

8月も後半に差し掛かってきました。
皆さま有意義な夏休みは過ごせたでしょうか?

海にスイカに読書感想文、
花火観て盆踊りに行って、
お墓参りして、時にはナスやキュウリに割ばし差したりしましたね。

ところでなんで夏にお盆休みがあるのかご存知ですか?

もとは仏教で夏に行う霊を供養する儀式と
日本古来のご先祖を祀る祖霊祭が結びついたのがキッカケだとか。
ちなみに野菜に割ばしを刺すのは、ご先祖様の霊が
キュウリの馬に乗って早くやってきて、
帰りはナスの牛でゆっくりと…、というおまじないみたいですよ。

えぇ!? 知ってましたかぁ。

しかし、すでにご存知という賢明な皆様も
それを小さな子どもにきちんと説明できますでしょうか?

以外と難しいですよね。
今回の業務実績紹介はそんなときに抜群に役に立つ書籍、
子どもに伝える行事の由来と行事食』(すとうあさえ監修、メイトブックス
についてです。
日本の行事を中心に、その行事にまつわる料理のレシピを掲載しつつ、その由来などを楽しく学べる一冊です。
『子どもに伝える行事の由来と行事食』(すとうあさえ監修、メイトブックス)表紙

なんと今回ウエイドでは、行事の由来について説明するページの編集からデザイン、イラストまでマルっと製作にたずさわっております。

先ほどのお盆のように、七五三やお正月などについて一つ一つを調べる所から始めました。
同じ行事でも地域によって多少違いがあったり食文化もさまざまなので、その取捨選択が腕の見せドコロ。

イラストも多数掲載していて、ウエイドのイラストレーター3人がかりで取り組んでいます。
各章季節ごとのバリエーションを堪能して頂ければなんて思います。
『子どもに伝える行事の由来と行事食』(すとうあさえ監修、メイトブックス)中身1
『子どもに伝える行事の由来と行事食』(すとうあさえ監修、メイトブックス)中身2
『子どもに伝える行事の由来と行事食』(すとうあさえ監修、メイトブックス)中身3

他にも、オリジナルで考えた行事を楽しく体験できるゲームも掲載しているので、近頃保育園や幼稚園でのイベントにマンネリを感じておられる先生方には特にオススメです!

実績紹介:『COSPLAY MODE 2015年11月号』(ファミマ・ドット・コム)

 みなさんこんにちは!ウエイドのお仕事紹介のコーナーです。今日ご紹介するのはこちら。(株)ファミマ・ドット・コム様より刊行の雑誌『COSPLAY MODE 2015年11月号』です。
『コスプレイモード2015年11月号』(ファミマ.com)表紙
 今号で通算8号目ながら、インフォレストの倒産により休刊となった『COSMODE』のスタッフが移籍したとのことで、老舗コスプレ雑誌とも言えます。アニメやゲームキャラ等のコスプレを中心に、写真だけでなく、衣装作り・メイクの仕方・写真の撮り方・体験談などノウハウがぎっしり詰まった、コスプレする人、したい人の目線に立った内容です。
 コスプレ特集にありがちな、セクシーなコスプレ写真をたくさん載せて売り上げを立てようという感じは全くなく、コスプレを楽しむ人を増やし、カルチャーとして守り育てていこうという気概が感じられます。

 普段こちらのブログでは歴史書や手芸本などを紹介する機会が多いですが、実はこんなサブカルチャーなジャンルも手がけているのです。(ちなみに守秘義務的に決してブログには登場しませんが、玩具の取扱説明書の組み立て図や、ラバーストラップやタオル他アニメグッズの版下なども、たくさん描いております。)
 この度ウエイドでは「血のり衣装を作ろう」や「ざっくり時代考証」、「小道具食材COOKING」といった写真、イラストを使った解説ページのデザイン、レイアウトを担当いたしました。
『コスプレイモード2015年11月号』(ファミマ.com)血のり衣装『コスプレイモード2015年11月号』(ファミマ.com)時代考証『コスプレイモード2015年11月号』(ファミマ.com)小道具食材クッキング『コスプレイモード2015年11月号』(ファミマ.com)アンケート
 さて、年表やモノの作り方の図解はご存知ウエイドが得意中の得意とするところ。しかしコスプレ専門誌に載るので、ポップな印象になるように仕上げました。同じ図版制作でも、掲載される媒体によってテイストを細かく変えられるのが我々ウエイドの強みです。
 「誌面デザインのお仕事を頼みたいけど、普段ウエイドさんにお願いしていない感じの本だなあ・・・」と思って躊躇されることはありませんでしょうか?そんな先入観は捨てて、ぜひ一度ご相談ください。真面目な歴史研究書からポップ系雑誌まで、本に合わせたイメージ通りの誌面をお届けいたします。

 『COSPLAY MODE 2015年11月号』は、全国の書店にて公表発売中!今コスプレにはまっている方も、ちょっと興味がある方も、どちらも楽しめる素敵な雑誌ですよ。
 ・・・どうでもいい話ですが、私の父親は昔幼稚園の出し物でセーラームーンのコスプレをしたことがあります。

実績紹介:『免疫力を高める野菜おかず136』(ベターホーム協会 著、三笠書房)〜実際に作ってみた編〜

みなさんこんにちは!
ウエイドの新刊案内のコーナーです。今日ご紹介するのはこちら。三笠書房様から刊行の『免疫力を高める野菜おかず136』です。こちらの本では基本デザインは三笠書房様から提供いただき、ほぼ全ページのDTP(いわゆる流し込み)を担当させていただきました。
『免疫力を高める野菜おかず136』(三笠書房 知的生き方文庫)表紙
こちらの本ではがん予防や腸の浄化など、最近話題の免疫力アップのレシピが目白押し。どれも簡単につくれるシンプルな献立になっています。
『免疫力を高める野菜おかず136』(三笠書房 知的生き方文庫)本文
さて、レシピ本の紹介で実際に料理を作ってみないことには始まりません。そこで今回はこの本の16ページで紹介されている「キャベツのさっと煮」を自宅で作ってみました。

●材料

まずは材料から。必要なのはたったこれだけです。

  • キャベツ1/4個
  • 厚揚げ
  • 赤トウガラシ

●作り方その1
まずはキャベツを適当な大きさにザクザク切ります。
キャベツのさっと煮 ステップ1

● 作り方その2
厚揚げはお湯で油切りした後一口大の大きさに。
キャベツのさっと煮 ステップ2

● 作り方その3
トウガラシは種をとって小口切りにします。
キャベツのさっと煮 ステップ3

● 作り方その4
次にダシを作ります。分量はカップ1/2、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1
赤トウガラシ1/2本。
キャベツのさっと煮 ステップ4

● 厚揚げをダシでさっと煮ます。
キャベツのさっと煮 ステップ5

● 次にキャベツをなべに入れ、途中でひっくり返しながら7〜8分煮込めば完成です。
キャベツのさっと煮 ステップ6

出来上がったのがこちら。
キャベツのさっと煮 完成
キャベツも厚揚げも柔らかく仕上がりました。ただ、本来トウガラシの分量は1/2本なのですが、半分残しておいてもどうせ使わないだろうと思い1本全部入れたところ、やたら辛くなってしまいました・・・。みなさんトウガラシの量には注意しましょう!

免疫力を高める野菜おかず136』にはこのほかにもさっとつくれるお手軽レシピが満載。ハンディな文庫サイズですので、ぜひ台所に備えておいてはいかがでしょうか。